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公開講座

過去の公開講座

第12回公開講座

「博覧会効果-歴史・交通・産業-」


①歴史「博覧会の歴史を見直す」
②交通「大阪の博覧会と鉄道」
③産業「効果を持続させる工場・商店街の取組み」
④パネルディスカッション

2022年10月1日(土)、本学ユニバーシティホール蒼天にて12回目となる公開講座「博覧会効果-歴史・交通・産業-」を開催し、86名の方にご参加いただきました。
新型コロナ感染拡大により、感染対策をしながら定員を100名に限定し2年振りの開催となりました。
①歴史では、本学経済学部教授の石上敏先生が「博覧会の歴史を見直す」と題し、博覧会の歴史について幅広く話されました。
②交通では、本学総合経営学部教授の谷内正往先生が「大阪の博覧会と鉄道」と題し、過去の博覧会と鉄道の関係や、2025年の関西万博と鉄道について話されました。
③産業では、本学総合経営学部教授の加藤司先生が「効果を持続させ工場・商店街の取組み」と題し、関西万博の開催によって期待される効果などについて話されました。
続いて④3人の先生方が登壇され、パネルディスカッションが行われ、会場の質問に熱心にお答えになりました。
限られた時間の中でそれぞれのテーマについて話されたので、どの話しも勉強になったが、もっといろいろ聞きたかったというお声を多くいただき、皆さんの博覧会に対する興味が伺える講座でした。

第11回公開講座

「日本拳遊戯サミット」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所
第18回特別展示「必見!じゃんけん!大発見! 拳遊戯の世界」関連企画

①基調講演「拳遊戯の種類と歴史」
②解説と実演
③公開ディスカッション「拳遊戯の保存と振興」

2019年11月23日(土)、本学ユニバーシティホール蒼天にて11回目となる公開講座「日本拳遊戯サミット」を開催し、92名の方にご参加いただきました。
①基調講演は本学アミューズメント産業研究所の高橋研究員が「拳遊戯の種類と歴史」と題し、手や腕を使って勝敗を決めるゲーム、〇〇拳という遊び、宴席・酒席などで行うゲーム全般について説明しました。
②解説と実演では日本全国から7団体にお越しいただき、それぞれの拳の解説と実演をしていただきました。
 【登壇団体:「地域対抗招福なんこ大会」実行委員会、宿毛はし拳友の会、日本東八拳技睦會、多良木町球磨拳保存会、安来拳保存会、本家野球拳、和奏伎】
続いて③公開ディスカッションでは高橋研究員がコーディネーターとなり、6団体の保存会の方々と「拳遊戯の保存と振興」について活発なディスカッションが行われました。どの団体も保存の難しさを感じておられるようで「いろいろなお話が聞けてよかった」というご意見をされぞれの団体からいただきました。
また一般の参加者からは「それぞれの団体さんの実演が大変記憶に残りました」「日本各地で伝承されている『拳』があることを初めて知りました」「貴重な拳遊戯文化について、楽しく、わかりやすく学ぶことができました」などのお声を数多くいただき、大変好評でした。

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第10回公開講座

「鉄道とアミューズメント~地下鉄・ターミナル・野球場~」

講演①「戦後大阪の鉄道網と商業・アミューズメントセンターの形成過程」
講演②「関西の鉄道企業と野球場 ―その歩みを振り返る―」
講演③「どうなるOsaka Metroグループの関連事業展開」

2018年6月16日(土)、本学ユニバーシティホール蒼天にて10回目となる公開講座「鉄道とアミューズメント~地下鉄・ターミナル・野球場~」を開催し、179名の方にご参加いただきました。 講演①は、本学総合経営学部谷内正往先生が、「戦後大阪の鉄道網と商業・アミューズメントセンターの形成過程」と題し、戦後の大阪の鉄道網についてや商業施設百貨店との関係を地図や映像などを使い、分かりやすく解説されました。講演②は、大阪大学教授の廣田誠先生が「関西の鉄道企業と野球場-その歩みを振り返る-」と題し、関西の鉄道企業と野球場その歩みを振り返えられました。講演③は、前公営交通研究所事務室長の長谷川吉典先生が、「どうなるOsaka Metroグループの関連事業展開」と題し、Osaka Metroの多角化戦略について詳しく解説されました。 講演に続いて、参加者の方からの質問票をもとにしたトークセッションを行いました。 参加者の方からは、「鉄道と百貨店など多角化の1つとしてプロ野球球団があり地域振興に貢献していたことがわかった」、「関西私鉄の中で南海の歴史について話を聞くことが今までなかったのでよかった」等と、いろいろなご意見をいただきました。また、「興味深いテーマの講座であり、資料も充実していて良かった」というお声も多くいただきました。

第9回公開講座

「どうする?! ギャンブル依存症!!~産官学から見た対策とは~」
イントロダクション「ギャンブル障害についての概要」
講演①「依存症対策:臨床と行政の経験から」
講演②「ギャンブル産業から見たギャンブル障害への対策」
講演③「大学教育から見たギャンブル障害への対策」
パネルディスカッション

2017年6月17日(土)、本学ユニバーシティホール蒼天にて9回目となる公開講座「どうする?! ギャンブル依存症!!~産官学から見た対策とは~」を開催し107名にご参加いただきました。イントロダクションでは、奈良県立医科大学公衆衛生学講師の野田龍也先生が「ギャンブル障害についての概要」を話されました。講演1は、浜松医科大学医師の野田千絵子先生が「依存症対策:臨床と行政の経験から」と題しアルコール・薬物・ギャンブル依存症について医師の立場から話されました。アルコール依存症の危険度をチェックする方法を紹介し、どの依存症も早く気付いて早く行動を変え、依存症を専門とする精神科への受診を勧められました。講演2は、本学学長で総合経営学部教授の谷岡一郎先生が「ギャンブル産業から見たギャンブル障害への対策」と題し、ギャンブル依存症患者対応施策の3つの柱や問題点について説明された。講演3は、本学経済学部助教の木戸盛年先生が「大学教育から見たギャンブル障害への対策」と題し、ギャンブル予防プログラムや防止教育について解説された。最後に、木戸先生をモデレーターに野田龍也先生、野田千絵子先生とトークセッションを行いました。休憩時間に参加者から回収した質問票をもとに議論が交わされました。IR推進法案が成立しギャンブル依存症が社会問題として取り上げられる中、今後の対策の方向性について重要な知見を共有できる場となりました。参加者からは、「ギャンブル依存の現状が大づかみで理解できた」、「ギャンブル依存の一次予防について考える機会になった」、「今回のテーマは、時局を得た内容で商大でしか聞けないものでいい企画だった」等の声をいただきました。

第8回公開講座

「囲碁の歴史と人工知能」
講演①「古代・中世の日本囲碁」
講演②「人間を超えるコンピュータ囲碁」
トークセッション

2016年7月2日(土)、本学ユニバーシティホール蒼天にて8回目となる公開講座「囲碁の歴史と人工知能」を開催し、86名にご参加いただきました。基調講演①では、本学アミューズメント産業研究所 主任研究員の古作登氏が「古代・中世の日本囲碁」と題 し、囲碁発祥と伝来について歴史上の人物との逸話も交えながら興味深い内容でした。基調講演②では、電気通信大学大学院情報理工学研究科 助教の伊藤毅志氏が「人間を超えるコンピュータ囲碁」と題し、人間のトップ棋士に勝ち越した「Alpha Go」の 達成できたこと、達成できなかったこと等を解説されました。最後に、本学総合経営学部教授でアミューズメント産業研究所副所長の松村政樹先生をモデレーターに講演者2名とトークセッションを行いました。受講者からの質問にも答え、登壇者と会場の受 講者が活発に意見を交わしました。受講者からは、「ユニークな内容で刺激的でした」、「AIの進歩がすばらしい」、「これまで知らなかった多くの事を知ることができた」、「トークセッションがおもしろかった」、「興味を持っていたことの話が聴けて大 変有益でした」等の声をいただきました。講座終了後は、受講者が囲碁対局ソフト「天頂の囲碁6Zen」と実戦対局を楽しみました。

第7回公開講座

「観光が地域を変える」
講演①「わが国のインバウンド観光と世界遺産」
講演②「沖縄観光とホスピタリティ産業」
講演③「東大阪市におけるグリーンツーリズム」
パネルディスカッション「観光が地域を変える」

2015年8月1日(土)、本学ユニバーシティホール蒼天にて7回目となる公開講座を開催いたしました。今回は、「観光が地域を変える」をテーマに地域社会の視点から観光振興について考えました。当日は、74名の参加者が聴講されました。講演1は、本学総合経営学部准教授の横見宗樹先生が「わが国のインバウンド観光と世界遺産」と題し、世界遺産に関するクイズも交え、世界遺産の保護と観光を両立させるための課題について話されました。講演2は、本学総合経営学部准教授の宮城博文先生が「沖縄観光とホスピタリティ産業」と題し、沖縄県におけるホスピタリティ産業について現状と今後の課題を話されました。講演3は、本学経済学部専任講師の中塚華奈先生が「東大阪市におけるグリーンツーリーズム」と題し、農山漁村ならではの「食」と「農」の地域資源を活用した取組を紹介し、2020年をターゲットとしたインバウンド促進の方向性を示されました。最後に「観光が地域を変える」をテーマにパネルディスカッションを行いました。本学総合経営学部教授の伊木稔先生をコーディネーターに講演者3名と、発地型観光から着地型観光へどのように地域が主導的に自身の地域に根差した観光を発信していけるかを議論されました。受講者からは、「改めて観光にはたくさんの問題があり、日本経済に大切なものとわかりました。」、「東大阪において観光を考えることの面白さを感じました。」、「内容の濃い講座でした。地元活性化に何か活動意欲がわいた。」等の声をいただきました。

第6回公開講座

「大阪にカジノができる?!」
講演①「IRって何?」
講演②「これが大阪のIR!」
バネルディスカッション「IRにより大阪は変わる?」

2014年6月21日(土)、本学ユニバーシティホール蒼天にて6回目となる公開講座を開催いたしました。当日は、176名の方々が熱心に聴講されました。 講座は、3部制で行われ、講演1は、アミューズメント産業研究所所長で本学総合経営学部教授の美原融先生が「IRって何?」と題し、統合型リゾート(IR)についてシンガポールやニュージーランドの例を挙げわかりやすく解説されました。また、カジノを健全なエンターテイメントとして運営するための仕組みについても話されました。講演2は、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長で同大学21世紀科学研究機構特別教授の橋詰紳也先生が「これが大阪のIR!」と題し、大阪におけるIR立地に向けての基本コンセプト案について府民アンケート調査の結果を交えて説明されました。 最後に、「IRにより大阪は変わる?」をテーマにパネルディスカッションを行いました。本研究所研究員の藤本光太郎研究員をコーディネーターに、講演者2名と大阪府都市魅力創造局IR担当参事の佐藤仁司氏、大阪市経済戦略局観光部統合型リゾート担当課長の野瀬和宏氏、大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員の勝見博光氏と本学学長の谷岡一郎先生により大阪でのIR実現に向けての府・市の取組や経済効果等の議論が交わされました。また事前に回収した来場者からの質問票についても回答があり、受講者は「わかりやすい説明で改めて問題点もよくわかった」「たいへん実のある公開講座だった」「大阪の都市としての課題を深く知ることができ、有意義だった」等の声をいただきました。

第5回公開講座

「パズルと教育」
講座①「江戸時代の和算パズルと塵劫記の魅力」
特別講演「世界的パズル『数独』命名者とパズルに挑戦」
講座②「パズルが育む思考力」

2013年5月18日(土)、アミューズメント産業研究所公開講座を開催いたしました。当日は145名の方々にご参加いただきました。 講座は3部制で行われ、第1部は本学経済学部経済学科准教授 鹿島秀元氏が「江戸時代の和算パズルと塵劫記の魅力」と題して、江戸時代の数学の教科書"塵劫記(じんこうき)"に収録されているパズルを解説し、受講者にも例題に挑戦していただいて数学パズルの魅力をお伝えしました。 第2部は特別講演として「世界的パズル『数独』命名者とパズルに挑戦」と題し、株式会社ニコリ代表取締役社長 鍜治真起様にご登壇いただきました。前半は数独のルールや解き方を同社社員の中田様に解説いただき、後半は『数独』の命名者である鍜治社長にお話しいただきました。鍜治社長の経験談や海外で出題されたクイズ等のユーモア溢れるお話に、受講者から多くの質問が飛び交いました。 第3部では、「パズルが育む思考力」と題し、平成23年~24年度当研究所嘱託研究員であった東田大志氏が講演を行いました。古代の聖職者たちに求められた資質であるパズルを解く力について、現代の教育や受験問題と絡めて、その力がいかに大切かを紹介いただきました。 3時間半に及ぶ講座となりましたが、受講者の方々には熱心に参加いただき、「いい頭の体操になった」「物事を解く楽しみを教えてもらえた」等の声をいただきました。

第4回公開講座

「伝統芸能の継承-つなぐ・つたえる南国文化-」
講座①「奄美島唄を守ってきた人びと」
講座②「南国の伝統ゲーム ─なんこ─」

2012年10月21日(日)アミューズメント産業研究所公開講座を開催いたしました。当初9月30日に開催の予定でしたが台風17号の影響により延期となったにもかかわらず、当日は57名の方にご参加いただきました。
講座は2部制で行われ、第1部は本学経済学部教授 豊山宗洋氏が「奄美島唄を守ってきた人びと」と題し、奄美大島に伝わる島唄の歴史と継承の仕組みについて解説いただきました。また、実際に奄美島唄の継承者の榮百々代様と名田五月様に島唄を演奏していただき、受講者の皆様も手拍子や踊りでご参加くださり、大変な盛り上がりとなりました。
第2部では本学アミューズメント産業研究所研究員 高橋浩徳氏が「南国の伝統ゲーム ─なんこ─」と題し、現在では旧薩摩藩の地域にのみ伝えられている酒席のゲーム"なんこ"について、その歴史や地域差・遊び方などをご紹介いただきました。漢文の文献や絵巻物のワンカットなどから読み取られる"なんこ"の歴史、名前の由来、また奄美で行われていた儀礼としての"なんこ"など、内容は多岐にわたりました。最後の質疑応答では、実際に"なんこ"を遊んだことがある方や、"なんこ"をやってみたいという方からの質問が多数あり、充実した内容となりました。
今回は奄美(南国)に焦点を当てた講座となったため、地域文化に興味をお持ちの方から「大変参考になった」とのお声や、奄美とゆかりのある方々からは「出身地の伝統を改めて知れてよかった」といった声を頂きました。

講座風景
講座風景
講座風景

第3回公開講座

講座①「コンピュータ将棋の進化と人間」
講座②「アミューズメント都市・東大阪-その歴史と、未来への可能性-」

2012年2月25日(土)アミューズメント産業研究所公開講座を開催致しました。当日は57名の方にご参加頂きました。
講座は2部制で行われ、第1部は本学アミューズメント産業研究所主任研究員 古作登氏が「コンピュータ将棋の進化と人間」と題し、進化を続けるコンピュータ将棋ソフトの歴史や可能性について解説いただきました。また、実際に行われたコンピュータと人間の対局事例を紹介するとともに、講師自身がコンピュータとの対局を行った体験談を交えながら解りやすくお話していただきました。第2部では本学経済学部経済学科教授 石上敏氏が「アミューズメント都市・東大阪-その歴史と、未来への可能性-」と題し、東大阪市が西日本でも有数のアミューズメント地帯であった歴史をご紹介いただきました。東大阪市が本来もつ集客力、その潜在的ポテンシャルについても、研究事例を交えて解説していただき、親しみやすい講義内容となりました。
今回は、プロ棋士との対局で話題となっているコンピュータ将棋に関するテーマと、東大阪市の歴史という身近なテーマを取り上げて講座を実施したことで、受講者の方々からも大変興味深い内容であったとの声を頂きました。

講座風景
講座風景
講座風景

第2回公開講座

「テレビゲーム」
講座①「テレビゲームの歴史とその起源」
-ボードゲームからテレビゲーム、そしてネットゲームへと-
講座②「テレビゲームと教育」

2010年7月24日(土)アミューズメント産業研究所公開講座を開催致しました。今回は「テレビゲーム」をテーマとし、当日は猛暑にも関わらず36名の方にご参加頂きました。
講座は2部制で行われ、第1部は本学アミューズメント産業研究所主任研究員 梅林勲氏が「テレビゲームの歴史とその起源」と題し、現在のテレビ(コンピュータ)ゲームが辿ってきた軌跡、また現物を展示してのボードゲームの興味深いお話など普段ではなかなか聞くことができない貴重なお話をされ、親しみやすい講義内容となりました。第2部では本学総合経営学部准教授兼アミューズメント産業研究所副所長 松村正樹氏が「テレビゲームと教育」について、近年子供の教育上テレビゲーム悪影響を及ぼすと言われている半面、学校教育やトレーニングなどに利用されている社会の現状について、貴重な研究事例と共に今後のテレビゲームとの付き合い方の提案などを解りやすくお話して頂きました。
今回はテーマ「テレビゲーム」と大変身近なものとなりましたので、お子様からご年配の方まで参加して頂き、受講者の方々からも大変興味深い内容であったとの声を頂きました。

講座風景
講座風景
講座風景

第1回公開講座

「2つの異なるカジノの発展と日本カジノへの提言
-ラスベガスとマカオにおける文化的背景に基づく発展から-」

2009年11月28日(土)に大阪商業大学開学60周年記念としまして、アミューズメント産業研究所公開講座を開催しました。当日は48名の参加者があり、興味深い講座内容に熱心に耳を傾けました。
本学アミューズメント産業研究所研究員である中條辰哉氏を講師として、現在大阪や沖縄をはじめ、日本各地でプラスの経済効果を求めてカジノ解禁が叫ばれている中で、世界の様々なカジノでも成功を収めているといえるラスベガスカジノとマカオカジノを例にして、提供する施設やサービスの比較、プラスの経済効果についてだけでなく、犯罪や依存症などマイナスの経済効果に対しても対策が必要であるとの重要性を提言していただきました。
講演の最後には、参加者から活発な質問や意見が飛び出すなど、大変有意義な公開講座となりました。

講座風景
講座風景
講座風景