梁 亨恩 | 研究員紹介 | アミューズメント産業研究所

研究員紹介

梁 亨恩

プロフィール

梁 亨恩(YANG Hyung-eun)

梁 亨恩(YANG Hyung-eun)

理解されるカジノをめざして

  • アミューズメント産業研究所研究員
生年 1956年
主な研究領域
(専門分野)
  • アジアカジノ産業
  • カジノ観光開発
  • 地域住民意識分析
  • 航空会社のアライアンス
  • リゾート開発政策
共同研究等が
可能な研究領域
  • カジノ開発政策、地域住民意識調査および分析
  • アジアカジノ産業の現状分析
  • 韓国観光産業
学歴
  • 仁荷大学校英語教育学科卒業(韓国)
  • 明知大学校経営大学院観光経営学科修士課程修了(韓国)
  • 大阪商業大学大学院地域政策学研究科博士後期課程修了
学位
  • 観光経営学修士
  • 地域政策学博士
主な職歴
  • アシアナ航空株式会社予約センター室長
  • アシアナ航空株式会社国際線営業部長
  • アシアナ航空株式会社大阪支店長
研究業績 【著書】
  • 『カジノ導入をめぐる諸問題<2>』(共)大阪商業大学アミューズメント産業研究所
  • 『ラスベガス物語』(韓国語翻訳)ハンオル出版社(韓国)
【論文】
  • 「航空会社の戦略的提携と消費者の航空会社の選択行動の相関関係研究」明知大学校経営大学院観光経営学科修士論文
  • 「日本のカジノゲーム関連法律と合法化法案」(共)『観光研究ジャーナル』第17巻2号 韓国観光研究学会
  • 「カジノ合法化に対する日本人の意識」(共)『JAPIC』No.97、『ギャンブリング&ゲーミング学研究』創刊号
  • 「Two Koreas;Walker Hill and Kangwon Land」(共)『Gaming Law Review』 Vol.9,Number 2,2005
  • 「カジノ・インパクトと地域住民態度の研究」大阪商業大学大学院地域政策学研究科博士論文
  • 「韓国におけるカジノ産業とカンウォンランドカジノの現状」(共)『ギャンブリング&ゲーミング学研究』 第2号
  • 「日本のカジノ合法化と地域住民態度の研究ー社会交換理論の検証ー」『航空経営学会誌』第4号 韓国航空経営学会
学会
  • IR*ゲーミング学会
  • 韓国航空経営学会
趣味 マラソン、ゴルフ、登山

コラム

私とカジノ観光産業

カジノ産業が地域住民に及ぼす否定的影響を最小限に抑える産業政策は、地域住民からカジノ開発の支持を得るために不可欠である。地域住民の意識と態度を把握または理解することは、産業政策の方向性を決めるうえで重要な意味を持つ。「日本でのカジノ開発計画に当たり、社会交換理論は地域住民の態度を理解するために有効的な理論」であると仮定し、研究モデルを用いて地域住民の特性を加味した実証調査を行うのが私の研究の中心であり、カジノ開発前後を評価する縦断研究の始発点としての意義を持つ。
カジノ産業の持続的発展のためには、法制化段階の前後、開発段階の前後を時系列で比較する横断・縦断的な深層研究が必要である。地域住民がカジノの影響を如何に知覚しているか、またその因果関係を把握することによって、今後自治体政府のカジノ開発プロセスに地域住民の意志が反映されるよう、(新しい論拠として)私の研究成果が活用されることを期待したい。