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起業教育ワークブック

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本書は第1章の導入編「起業家精神を育てる」、第2編の基本編「商品企画に挑戦!」、第3編応用編「新しい課題に挑戦!」、第4編技術編「商品企画に関する技術」の4編から構成されています。生徒が自分自身で考え、またグループで議論したことを書き込む形式のワークシートを用意してあります。

第1編 起業家精神を育てる

第1編の導入編「起業家精神を育てる」では、第1章で時代が求める起業家精神とは何かを気づかせ、第2章では起業家として求められる資質や能力を生徒に自己分析させます。そして第3章では、時代の変化に応じて次々に生まれる新しい商品やサービスは、起業家精神あふれる人々が消費者のニーズを的確に把握し、それに対応して開発されてきたものである、ということを生徒に気づかせ、起業教育への動機づけを行いたいと考えています。

第1章 経済社会の変化と起業家精神

ワークショップ1/ (PDF:499KB)

「起業家精神について考えよう」

第2章 起業家精神と自己分析

ワークショップ2/ (PDF:455KB)

「自分自身を分析してみよう」

第3章 新しい商品・サービスの開発と起業家精神

ワークショップ3/ (PDF:547KB)

「商品開発の歴史から起業家精神について学ぼう」
(1)「インスタントラーメン開発の歴史」に学ぶ
(2)「宅配便発展の歴史」に学ぶ

第2編 商品企画に挑戦!

第2編の基本編「商品企画に挑戦!」は、四つの章からなります。第4章は、消費者ニーズを発見し、ニーズに対応する商品やサービスのアイディアを考え、それを企画書にまとめ、プレゼンテーションし、企画を検証するという基本的な流れに沿って構成しました。一般に企画書を作成する場合、事前に与えられたテーマについて企画することをイメージしますが、本ワークブックでは、何を企画するかというテーマ探しから始めます。第5章では、身の回りで流行している商品やサービスを通して消費者ニーズについて考えるとともに、日常生活場面を思い浮かべ、充足されていない消費者ニーズを発見することに重点を置きます。第6 章では、企画書の作成について考えます。消費者ニーズに対応する商品やサービスのアイディアを考え、それを企画書としてどのようにまとめていくかを生徒に考えさせるのです。第7章では、企画書のプレゼンテーションを通じて、企画内容の評価・修正を行い、より完成度の高い企画書の作成を目指します。

第4章 商品企画のステップ

第5章 日常生活における消費者ニーズを探る

1 流行している商品やサービスとその理由

ワークショップ4/ (PDF:445KB)

「身の回りで流行している商品・サービスを書き出し、流行している理由を考えよう」
(1)流行している商品・サービスを探そう
(2)流行している商品・サービスとその理由についてグループで考えよう

2 日常生活場面の消費者ニーズを探る

ワークショップ5/ (PDF:468KB)

「日常生活用品・サービスの問題点・改善策を考えよう」
(1)生活場面をイメージし、商品・サービスの問題点・改善案を考えよう
(2)書き出した商品・サービスのうち、一つの商品・サービスを選んで、さらに深く問題点・改善案を考えよう

第6章 消費者ニーズを充足するアイディア創出・企画書づくり

1 消費者ニーズを充足するアイディアの創出

ワークショップ6/ (PDF:447KB)

「新しいアイディアを考え、それを具体的な企画にしよう」
(1)新しいアイディアを考えよう
(2)アイディアを具体的な企画にしよう

2 アイディアを企画書にまとめる

ワークショップ7/ (PDF:516KB)

「アイディアを企画書にまとめてみよう」
(1)効果的な企画書について考えよう
(2)企画の背景をまとめよう
(3)商品企画書を作ろう

第7章 商品企画を伝え、企画を検証する

1 商品企画を伝える(プレゼンテーションの準備)

ワークショップ8/ (PDF:462KB)

「プレゼンテーションの準備をしよう」
(1)プレゼンテーションの構成を考えてみよう
(2)プレゼンテーションのシナリオを書いてみよう

2 実際にプレゼンテーションし、企画を検証する

ワークショップ9/ (PDF:476KB)

「企画内容とプレゼンテーションについて評価してもらおう」
(1)企画内容について評価してもらおう
(2)プレゼンテーションについて評価してもらおう
(3)企画書を修正し完成させよう

第3編 応用編 新しい課題に挑戦!

第3編の応用編「新しい課題に挑戦!」では、生徒に新しい商品やサービスのアイディアコンテストに応募させたり、基本編で習得した能力をもとに地域の問題発見・解決に取り組ませたりします。第8章では、「大商大ビジネスアイディア甲子園」に応募し、他校の高校生と競うことによって刺激を受け、より高いレベルを目指します。第9章は、地域の問題発見・解決に挑戦するもので、地域の特産品や地域で求められているサービス(コミュニティビジネス)について考えます。

第8章 アイディアコンテストに挑戦!

ワークショップ10/ (PDF:426KB)

「大商大ビジネスアイディア甲子園に応募しよう」

第9章 地域の問題解決に挑戦!

1 地域で求められている商品の開発(特産品)

ワークショップ11/ (PDF:444KB)

「地域の特産品を探し、その改善点について考えよう」
(1)チェックリストを用いて特産品の問題点・改善点を考えよう
(2)4Fを用いて特産品の問題点・改善点を考えよう

2 地域で求められているサービスの開発(コミュニティビジネス)

ワークショップ12/ (PDF:429KB)

「地域のサービスニーズを発見し、それに対応する方法を考えよう」

第4編 技術編 商品企画に関する技術

第4編の技術編「商品企画に関する技術」は、問題を解決するための方法や、より具体的な企画としていくための技術的な側面をまとめています。第2編の基本編や第3編の応用編を進めていくにあたって、必要に応じて活用していただければと考えています。第10章は、アイディアを見いだすための発想法や整理法をまとめたもので、「個人で発想する」「グループで発想する」「アイディアを整理する」ための方法を取り上げました。第11章では、インターネットを用いた消費者ニーズや地域情報の収集、また自分が考えたアイディアと類似している既存商品やサービスについて調べる技術を、第12章では、地域の人々や企業などにインタビューを行い、消費者ニーズや地域情報を収集する技術を紹介しています。第13章は、ネーミングや広告など、自らの企画を分かりやすく他人に伝える技術についてまとめたものです。

第10章 アイディアを発見し整理する技術

1 個人で行う方法

2 グループで行う方法

第11章 インターネットを用いた情報収集技術

第12章 インタビューの技術

第13章 ネーミングや広告の技術

1 ネーミング

2 広告の作成

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