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地域経済政策専攻特色

地域経済政策専攻の特徴

ものづくり・ひとづくり・場づくりの研究

ものづくり・ひとづくり・場づくりは、異種文化に裏づけられたクリエイティビティをもたらします。地域や業種、技術畑の垣根を越えた文化の交流は、新しい創造性や独自性を促す源泉となるもの。現代社会においては、こうした試みが企業間で絶えずなされ、多様な価値やイノベーションを生み出していくのです。日本は伝統的に職人の技術が発達しており、高いレベルを誇っています。
その「匠の技」は、日本人の美意識や生活様式、行動様式にまでおよび、文化の基底をなすものだといえるでしょう。世界各地のものづくりの現場にも、それぞれの国の文化と思想が内在します。これらの意味から、ものづくり・ひとづくり・場づくりの国際比較は、今後ますます重要な研究テーマになってきます。

理論と実践の融合

地域に内在する文化と思想は多様性を秘めています。しかもそれらは無秩序に存在するのではありません。ものづくりの陰にはひとが存在し、ひととひとが行き交うことで、技術や情報の交換がなされていくのです。こうした営為が地域独自の個性を生み出し、ときに地域の枠を越えた創造的空間をかたちづくるのです。「地域科学」と「地域研究」の手法との有機的な連関はここに見出され、地域の問題発見・問題解決・政策立案に大きな効力を発揮します。

場づくりや地域経営のマネジメントができる人材の養成

中小企業の産業集積地として知られる東大阪は、場のデザインづくりや地域マネジメントの社会的実験場としても最適の地域です。その広さと集積の規模の点においては、類例を見ないほどといえるでしょう。ここで求められているのが、地域全体のコンセプトを創出し、開発からマーケティングにいたるまでをコーディネートすることのできる人材(人財)の育成です。産業集積の発展の歴史と将来像(ストーリーや夢)を自在に発信できる個性豊かなデザイナーやプロデューサーそしてマネージャーの発掘と育成が、地域の将来の鍵を握っているのです。

伝統と先端の融合による地域産業の革新の考察

日本には創業100年を超える老舗企業が数多く存在します。東大阪にも機械金属や繊維系など外来技術を発祥とする古くからの地場産業が集積し、地域では外来技術をより洗練された新しいものへと作り変える営為を続けてきました。近年では、人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功した中小企業グループの活躍をはじめ、宇宙開発関連やナノテクノロジー、バイオ関連、ロボット関連のハイテク関連産業の成長も数多く見られます。伝統と先端の融合による地域産業の革新(再生)は、こうしたなかから生まれているのです。さらに今後は、地域発のブランドとグローバル・スタンダードを発信していく力の育成と強化が求められています。

地域産業における柔軟なネットワーク社会の構築

地域では近年、異業種からなる共同試作・開発グループが次々と誕生し注目を浴びています。日本ではこれまで中小企業の社会的分業生産システムが有効に機能してきましたが、世界的な競争環境にあって、よりオープンなネットワーク環境へと脱皮が求められています。
競争社会での比較優位を得るには、柔軟な専門化を志向する企業同士による多様で強固なネットワークの形成が欠かせません。企業間ネットワークの先進であるサード・イタリアの経験など、国際間や都市、地域の間での比較研究が大きな意味をもってきます。

学びのイメージ