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企画展

過去の企画展

令和5年秋季企画展「学びのひき出し―谷岡記念館開館40周年を記念して―」

展覧会

本館は設立以来、大阪の商業史や郷土史に関する資料の収集し、保存と公開を行っています。近年は商家の生業と絵師や文人との関係、そこから見えてくる文化受容の独自性を紹介するなど、大阪についてのより深い理解を促す企画を展開し、「何故大阪が全国物資輻輳の地となり、天下の台所として経済的繁栄を築き得たのか」という点に光を当ててきました。

開館40周年を記念して開催する本展では、前述の趣旨を踏まえ、近年収集した未公開資料のなかから、西山芳園、西山完瑛、上田耕冲、佐藤保大などの大阪画壇の絵師による作品、高麗橋の呉服店・岩城升屋の資料、小山団扇、戦前の映画館プログラムなど約40点を展示します。本館の多種多様な収蔵品と活動の一端をご覧いただくことにより、皆さまの学びを引き出す一助となることを願っています。

秋季企画展「学びのひき出し」チラシ(PDFファイルが開きます)

タイトル 学びのひき出し―谷岡記念館開館40周年を記念して―
会期・開館時間

令和5年11月13日(月)~12月23日(土) 

午前10時~午後4時30分

休館日:日曜日(11月23日(木・祝)は開館)

会場

大阪商業大学商業史博物館

企画展示室・商業史資料室3(谷岡記念館2階)

展示品の概要

「浪華下村店繁盛之図」佐藤保大、小山団扇、松竹座映画館プログラム、岩城升屋 のれん・福寿升・大福帳、「美人図」島成園、「秀吉撫勝家図」玉手棠洲、「箕山滝」玉手菊洲、大坂御陣之図、『合本けふ』 他(約40点)

関連イベント

シンポジウム《申込制》
テーマ 大学設置の文化施設の可能性を探る
日時 11月25日(土)午後1時~午後4時
基調講演 「商業史博物館における佐古慶三教授収集文書の学術的意義」

 講師:加藤 慶一郎(大阪商業大学教授・本館館長)

報告1

「谷岡記念館の設立と商業史博物案設置の経緯について」

 講師:小田 忠(元本館学芸員)

報告2

「大学アーカイブズをつなぐ―全国大学史資料協議会東大阪部会がめざすもの―」

 講師:瀬戸口 龍一(専修大学大学史資料室室長)

報告3

「かんさい・大学ミュージアム連携実行委員会の活動について」

 講師:石立 弥生子(関西大学博物館事務長・学芸員)

報告4

「近年における商業史博物館の取り組み事例」

 講師:明尾 圭造(大阪商業大学教授・本館主席学芸員)・池田 治司(本館学芸員)

進行

明尾 圭造(大阪商業大学教授、本館主席学芸員)

定員

100名

参加費

無料

受講方法

10月25日(水)午前9時00分~】申込受付を開始します。

申込制です。

申込フォーム、ファクス、Emailのいずれかの方法でお申し込みください。

  • WEBでのお申込みはこちら(Googleフォームが開きます)
  • ファクスの申込用紙はこちら(PDFファイルが開きます)

※先着順です。定員に達し次第募集を終了します。

※ご受講いただけない場合のみ、本館よりご連絡いたします。

会場

大阪商業大学ユニバーシティ―・ホール蒼天

連続講座(全3回)《申込制》
テーマ

商業史博物館の所蔵資料について

11月14日(火)午後2時~午後3時30分★終了しました

「大阪画壇コレクション」

 講師:明尾 圭造(大阪商業大学教授、本館主席学芸員)

11月28日(火)午後2時~午後3時30分★終了しました

「近年収集の商家資料」

 講師:池田 治司(本館学芸員)

12月12日(火)午後2時~午後3時30分

「演劇映画関係資料」

 講師:岡村 良子(本館学芸員)

定員

各回50名

参加費

無料

受講方法

10月25日(水)午前9時00分~】申込受付を開始します。

申込制です。

申込フォーム、ファクス、Emailのいずれかの方法でお申し込みください。

  • WEBでのお申込みはこちら(Googleフォームが開きます)
  • ファクスの申込用紙はこちら(PDFファイルが開きます)

※先着順です。定員に達し次第募集を終了します。

※ご受講いただけない場合のみ、本館よりご連絡いたします。

会場

大阪商業大学ユニバーシティ―・コモンズ re-Act北館3階セミナールーム1

学芸員による展示解説《申込不要》
日時 12月7日(木)・12月21日(木)午後2時~(約20分間)
定員

なし

参加費

無料

受講方法

お申込み不要です。開始時間までに企画展示室にお集まりください。

会場

商業史博物館企画展示室

令和4年秋季企画展「河内の豪農と文化的ネットワーク―今米村 中家の学芸事情―」

展覧会

本館は、令和2年3月に、17世紀後半に大和川付替え運動の中心的役割を果たした河内国河内郡今米村庄屋中甚兵衛家のご子孫である中九兵衛(好幸)氏より、同家伝来資料の寄贈を受けました。

中家が尽力した大和川の付け替えは、頻繁に起こる水害から生活を守り、一千町歩にも及ぶ新田開発を促し、木綿をはじめとした商品作物栽培による商品経済の発展をもたらす大きな変革となりました。結果として生まれた経済的蓄積は、地域に文化的隆盛を促したと考えられています。

中家に伝来した大和川付け替えに関する古文書史料は、平成22年、柏原市立歴史資料館に収蔵されており、今回、本館に寄贈された資料は、掛軸、茶道具のほか、俳諧に関するものなど中家の生活資料で、その豪農文化の一端を表すと言えるものです。

本展観ではこれらの文化的資料のうち特に、甚兵衛から数えて五代目九兵衛重信(左栗)に関するものにスポットをあて、河内豪農としての中家の学芸事情を探ります。当時の大阪と河内の文化的な関係性をあきらかにし、これらの地域における学問や趣味を考察する一助となることを企図しています。

常設展示とあわせて、ぜひご覧ください。

秋季企画展「河内の豪農と文化的ネットワーク」チラシ(PDF:535KB)

テーマ

河内の豪農と文化的ネットワーク―今米村 中家の学芸事情―

期間

令和4年11月7日(月)~12月24日(土) 

10:00~16:30

休館日:日曜日(11月23日(水・祝)は開館)

会場

大阪商業大学商業史博物館 企画展示室、商業史資料室3(谷岡記念館2階)

商業史資料室2で、図録掲載の本館館長のコラム「河内の私札」に関する参考資料を展示しています。あわせてご覧ください。

展示品の概要 鼎左・左栗他「俳諧一枚摺」、左栗「京都龍谷参詣歌日記」・「草花写生 全」、広瀬旭荘「五言絶句」(個人蔵)・「山嶺感慨図」、愛石「高士山水図」、岡田米山人「十二支図」、六人部是香「真保良の舎辞」、菅原雪臣「楠木正成像」 他

関連イベント

シンポジウム《申込制》

開館時間の都合上、終了後に展示はご覧いただけません。シンポジウム開始前にご覧ください。

テーマ 河内の豪農と文化的ネットワーク
日時 12月3日(土)14:00~17:00
基調講演 「河内の旧家の世界―政事と文事・家事をめぐって―」
  • 講師:藪田 貫(兵庫県立歴史博物館長)
報告1

「河内豪農層の蔵書と書画収集」

  • 講師:山中浩之(大阪府立大学名誉教授)
報告2

「寄贈資料の収集と活用」

  • 講師:池田治司(本館学芸員)
司会

明尾圭造(大阪商業大学教授、本館主席学芸員)

定員

100名

参加費

無料

受講方法

申込制、WEBでのお申込みはこちら(https://ouc.daishodai.ac.jp/museum/event_form/)から(申込フォームが開きます)。

会場

大阪商業大学ユニバーシティ―・ホール蒼天

連続講座(全3回)《申込制》

開館時間の都合上、終了後に展示はご覧いただけません。講座受講前にご覧ください。

テーマ

河内の豪農と文化的ネットワーク

11月12日(土)15:00~16:30

「河内豪農層の『芸』の摂取と発信と」
  • 講師:山中浩之(大阪府立大学名誉教授)

11月19日(土)15:00~16:30

「河内の私札」
  • 講師:加藤慶一郎(大阪商業大学教授、本館館長)

12月10日(土)15:00~16:30

「中河内の芭蕉と蕉門」
  • 講師:石上 敏(大阪商業大学教授)
定員

各回30名

参加費

無料

受講方法

申込制、WEBでのお申込みはこちら(https://ouc.daishodai.ac.jp/museum/event_form/)から(申込フォームが開きます)。

会場

大阪商業大学ユニバーシティ―・コモンズ re-Act北館3階セミナールーム1(11/12)

大阪商業大学ユニバーシティ―・コモンズ re-Act北館3階セミナールーム2(11/19)

大阪商業大学ユニバーシティ―・コモンズ re-Act南館1階地域交流ルーム(12/10)

学芸員による展示解説《申込不要》

会期中、解説講座を開催します。

日時 11月24日(木)・12月15日(木)・22日(木)14:00~(約20分間)
定員

なし

参加費

無料

受講方法

お申込み不要、開始時間までに企画展示室にお集まりください。

会場

商業史博物館企画展示室

令和4年春季企画展「秘蔵の大阪画壇展 第2弾」

当館ではこれまで「近世浪華の町人と文人趣味」「暖簾の重み―浪花商法の魅力―」「浪花慕情―菅楯彦とその世界―」「北野恒富と中河内―知られざる大阪画壇の発信源―」「なにわ風情を満喫しませう―大坂四条派の系譜―」と、過去5回にわたって大阪画壇に関する展覧会を実施して参りました。それは、当館の基本コンセプトである商業史の一端として、広い意味で経済基盤と文化がリンクしていることを紹介する試みでもありました。

第2弾となる本展では、前回展示した全13点のうち5点を入れ替えて新たに公開いたします。

この春、京都国立近代美術館で大規模な大阪画壇展(会期:2022年3月23日~5月8日)が開催され、当館からも2点の作品が出品されました。もちろん、収集してきた大阪画壇の作品はそれだけではなく、当館が所蔵する優品を江湖にご覧いただきたく本展を企画しました。

大阪画壇については今後も各地で展覧会が予定されており、再評価の機運が高まりつつあります。当館選り抜きの作品から、大阪画壇の魅力の一端に触れていただければ幸いです。

常設展示とあわせて、ぜひご覧くださいますようお願いいたします。

春季企画展「秘蔵の大阪画壇展 第2弾」チラシ(PDF:3,181KB)

テーマ

秘蔵の大阪画壇展 第2弾

期間

令和4年6月20日(月)~7月23日(土) 

10:00~16:30

休館日:日曜日、祝日

会場 大阪商業大学 商業史博物館企画展示室(谷岡記念館2階)
展示品の概要 深田直城「群鯉」、岡田半江、環中、愛石、岡田米山人、西村楠亭、十時梅厓、鼎春嶽「諸名家扇面寄書」、西山完瑛「魚図」、西山芳園「黄稲群禽図」「橋船(天神橋図)」、十時梅厓「秋景山水図」、佐藤魚大「浪千鳥」他全13点

令和4年春季企画展「秘蔵の大阪画壇展」

当館ではこれまで「近世浪華の町人と文人趣味」「暖簾の重み―浪花商法の魅力―」「浪花慕情―菅楯彦とその世界―」「北野恒富と中河内―知られざる大阪画壇の発信源―」「なにわ風情を満喫しませう―大坂四条派の系譜―」と、過去5回にわたって大阪画壇に関する展覧会を実施して参りました。それは、当館の基本コンセプトである商業史の一端として、広い意味で経済基盤と文化がリンクしていることを紹介する試みでもありました。

本年は、京都国立近代美術館で大規模な大阪画壇展(会期:令和4年3月23日~5月8日)が開催されていますが、当館からも2点の作品が出品されました。もちろん、収集してきた大阪画壇の作品はそれだけではなく、今回、当館が所蔵する優品を江湖にご覧頂きたく本展を企画いたしました。

このたび改装なった常設展示とあわせて、ぜひご覧くださいますようお願いいたします。

春季企画展『秘蔵の大阪画壇展』、常設展示リニューアルオープンチラシ(PDF:4,300KB)

テーマ

秘蔵の大阪画壇展

期間

令和4年4月18日(月)~5月28日(土) 

10:00~16:30

休館日:日曜日、祝日

会場 大阪商業大学 商業史博物館企画展示室(谷岡記念館2階)
展示品の概要 深田直城「群鯉」、森一鳳「春景図」、岡田半江、環中、愛石、岡田米山人、西村楠亭、十時梅厓、鼎春嶽「諸名家扇面寄書」、西山完瑛「魚図」、西山芳園「黄稲群禽図」他全13点(5月9日~一部展示替え)

令和元年特別企画 大阪商業大学商業史博物館・アミューズメント産業研究所 共催「『楽しい生き方』の系譜ー大阪文化の源流」

大阪商業大学開学70周年を記念し、大阪商業大学商業史博物館とアミューズメント産業研究所共催、「『楽しい生き方』の系譜―大阪文化の源流」を開催します。

江戸時代に天下の台所として経済的な繁栄を築いた大阪では、読み書きそろばんの習得とともに、商売に必要な才覚、そして信用関係を重視しました。大阪が天下の台所となった所以は、これら商人の素養にあります。そして自ら楽しむという生き方を実践することで豊かな商人文化をはぐくむことになりました。困難な状況下でも工夫を凝らして前向きに、むしろ楽しんで取り組むプラス思考、それこそが大阪文化の源泉となるものでしょう。

日々の生活を彩る娯楽、床の間飾りや節句の祝いなどの盛行、芝居や寺社の祭礼はもちろんのこと、負担の大きな公共事業への加勢においても、町人はその負荷をむしろ能動的に楽しみました。そうした地域的伝統は現代にも引き継がれています。さまざまな場面で大阪人が実践してきた「楽しい生き方」の系譜を史料に基づいて紹介します。

展覧会

テーマ

「楽しい生き方」の系譜

期間

令和元年10月26日(土)~12月7日(土) 

10:00~16:30

休館日:日曜日、祝日

10月27日、11月4日・23日は開館。

会場 大阪商業大学 商業史博物館企画展示室(谷岡記念館2階)
展示品の概要 節句幟、大阪画壇の絵画作品、瓦版、新聞の附録、日本万国博覧会ポスター、 他約50点

体験講座①

テーマ

河内木綿を紡いでみよう

10月27日(日)15:00~16:00 講師:河内木綿コットン・クラブ
参加費

無料

会場 ユニバーシティ・コモンズ リアクト北館1階

体験講座②

テーマ

木綿の小物を織ってみよう

11月11日(月)14:00~15:30 講師:河内木綿コットン・クラブ

定員

15名(申込制)

参加方法

事前申込制(電話かメールでお申込みください)

参加費

無料

会場 谷岡記念館1階多目的室

ギャラリートーク

日時 10月27日(日)・11月14日(木)・11月28日(木) 14:00~14:30
担当

明尾圭造(大阪商業大学准教授、商業史博物館主席学芸員)

池田治司(大阪商業大学商業史博物館学芸員)

参加費

無料

参加方法

事前申込制(電話かメールでお申込みください)

会場

商業史博物館企画展示室(谷岡記念館2階)

連携展示

テーマ 東大阪市文化創造館 河内木綿パネル
日時 10月26日~12月7日(9:00~17:00)
会場

ユニバーシティ・コモンズ リアクト南館1階ギャラリー

令和元年特別企画「商都大阪の文化力」

大阪商業大学開学70周年を記念し、大阪商業大学と大阪歴史博物館がタッグを組み、「博学連携展 商都大阪の文化力」を開催します。

江戸時代「商都」と呼ばれた大坂の繁栄を支えた「蔵屋敷」は重要な文化交流の場でもありました。蔵屋敷を中心に繰り広げられた人・もの・地域の連携と展開について、大阪商業大学商業史博物館とアミューズメント産業研究所および大阪歴史博物館の所蔵品を通して紹介し、商都大阪の文化の本質に迫ります。

展覧会

テーマ

「商都大阪の文化力」

期間

令和元年8月21日(水)~10月14日(月祝) 

9:30~17:00

休館日:毎週火曜日

ただし、8月23日・30日・9月6日・10月11日(いずれも金曜日)は午後8時まで開館。*入館は閉館の30分前まで

会場 大阪歴史博物館8階 特集展示室(常設展示場内)
展示品の概要 広島藩大坂御屋敷図、米切手、貝覆い、西鶴図(北野恒富筆)、提琴訪友図(岡田米山人筆)、とてつるけんひとりけいこ(歌川國芳筆)、拳会角力図会 他約50点

記念講演

テーマ

「商都大阪の経済基盤―蔵屋敷を中心に―」

8月31日(土)14:00~15:30 講師:加藤慶一郎(大阪商業大学教授、商業史博物館館長)
定員

250名(当日先着順)

参加費

無料

会場 大阪歴史博物館 4階 講堂

関連講演

テーマ

「商都大阪の遊びと文化」

9月16日(月・祝)14:00~16:15

「拳の文化史」

講師:高橋浩徳(大阪商業大学アミューズメント産業研究所研究員)

「浪華大阪の文化事情」

講師:明尾圭造(大阪商業大学准教授、商業史博物館主席学芸員)

定員

250名(当日先着順)

参加費

無料

会場 大阪歴史博物館 4階 講堂

学芸員による展示解説

日時 8月24日(土)14:00~
担当

中野朋子(大阪歴史博物館学芸員)

明尾圭造(大阪商業大学准教授、商業史博物館主席学芸員)

参加費

無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)

参加方法

当日、直接会場へお越しください。

会場

大阪歴史博物館 8階 特集展示室内

シンポジウム(文化庁支援事業)

テーマ 博学連携事業の展望と課題―多様な所蔵資料とその可能性―
日時 9月28日(土)13:00~16:00
基調講演 情報可視化としての展示づくり―愛媛大学ミュージアムでの事例をもとに―
  • 講師:徳田明仁(愛媛大学ミュージアム准教授、同学広報室副室長)
シンポジウム 博学連携事業の展望と課題
    • 開会挨拶:片山隆男(大阪商業大学副学長)
    • パネリスト:明尾圭造(大阪商業大学准教授、商業史博物館主席学芸員)
    • パネリスト:橋爪節也(大阪大学総合学術博物館教授)
    • パネリスト:松浦 清(大阪工業大学教授、常翔歴史館館長)
    • パネリスト:米田文孝(関西大学教授、同博物館館長)

(五十音順)

  • 閉会挨拶:大澤研一(大阪歴史博物館副館長兼学芸課長)
定員

250名(当日先着順)

参加費

無料

会場

大阪歴史博物館 4階 講堂

ハンズオン

テーマ

「拳あそび」でいざ勝負!?

日時 9月4日~10月16日(毎水曜日)
受付時間

10:15~12:30

13:30~16:00

会場

大阪歴史博物館 7階 常設展示場内

平成30年秋季企画「はかりの文化史」

質量だけに限らず、長さ・角度・広さ・体積・時間などを"はかる"道具は、いつの時代も生活必需品でした。また、歴史上の為政者は、度量衡の統一を権力確立の重要な要素とみなしました。商取引においても、計量は様々な場面で切っても切り離せない行為でもあります。

当館は近年、大阪日本橋で計量器店を営み、自ら収集家でもあった故匠原永治氏の計量器コレクションの寄贈を受けました。この匠原コレクションを核として、近世から現代までの計量文化を中心に、その推移をふりかえってみたいと思います

展覧会

テーマ

「はかりの文化史」

期間

平成30年10月20日(土)~11月30日(金) 

休館日:日曜日

(11月28日(日)、11月23日(祝)は開館〉

会場 大阪商業大学商業史博物館 企画展示室
展示品の概要 弥生分銅、玉尺、タルモメイトル(複製)、天秤等

連続講座(全3回)

テーマ

「はかりの文化史」

10月20日(土)14:00~15:30 「弥生分銅について」
  • 講師:中尾智行(大阪府立弥生文化博物館総括学芸員)
10月27日(土)14:00~15:30 「匠原計量器械店と匠原コレクション」
  • 講師:池田治司(本館学芸員)
11月10日(土)14:00~15:30 「江戸時代の針口天秤」
  • 講師:廣澤進太郎(東洋計器株式会社理事)
定員

50名

受講料

2000円(全3回)

会場

大阪商業大学ユニバーシティ―・コモンズ re-Act3階セミナールーム(10/27)

大阪商業大学ゲートウェイ4階ネットワークレクチャールーム(10/20、11/10)

学芸員による展示解説(小阪まちゼミの会連携事業)

会期中、解説講座を開催します。(学生及び一般の方対象)

日時 10月22日(月)・29日(月)14:00~14:30
定員

30名

参加費

無料

受講方法

申込制(9月24日から受付開始)

会場

商業史博物館企画展示室

シンポジウム(文化庁支援事業)

テーマ はかりの文化史
日時 11月17日(土)14:00~16:30
基調講演 ものをはかる単位と文化
  • 講師:吉村英祐(大阪工業大学教授)
パネルディスカッション
  • パネリスト:今西正則(全大阪市経済戦略局産業振興部計量検査所所長)
  • パネリスト:土田泰秀(東洋計器株式会社取締役社長、東洋計量史資料館館長)
  • パネリスト:横川公子(武庫川女子大学名誉教授・同大学付属総合ミュージアム設置準備室長)
  • パネリスト:吉村英祐(大阪工業大学教授)
  • 進   行:池田治司(本館学芸員)

(五十音順)

定員

300名

参加費

無料

会場

大阪商業大学ユニバーシティ―ホール蒼天

★終了後は展示会場を自由にご覧いただけます。

ハンズオン(連携事業)

テーマ

「江戸時代のお金をはかってみよう」

日時 11月24日(土)14:00~15:00
定員

20名

材料費

500円

受講方法

申込制

会場

大阪商業大学谷岡記念館1階 河内の郷土文化サークルセンター室

主催

一般社団法人東大阪ツーリズム振興機構主催

ひがしおおさか体感まち博2018プレ振興事業

平成29年秋季企画「なにわ風情を満喫しませう―大坂四条派の系譜」

なにわ商家の床の間を彩った多くの掛軸が、大坂四条派の作品であったことは意外に知られていません。近世近代の大坂画壇を考える上で、これら四条派の作品群は重要な意味合いを持つと言えましょう。今回、幕末から明治の大坂で活躍したなにわ四条派の雄、西山芳園、完瑛親子の作品を中心に、床の間映えのするはんなりとした絵画表現にスポットを当てようと思います。

もとより、床の間を飾る感覚は奇抜を好まないと言ってもよく、今日もてはやされる若冲や蕭白などの強烈な個性の画家には見られない「はんなり」とした大坂画壇の作家を紹介しつつ、画壇の広がりとその奥深さをご堪能いただきます。

展覧会

テーマ

「なにわ風情を満喫しませう―大坂四条派の系譜―」

期間

平成29年10月24日(火)~11月25日(土) ≪前期:10/24~11/8、後期:11/10~11/25。前期・後期でほぼ全ての作品を入れ替えます。

休館日:日曜日・祝日、11月9日(木)

(11月3日(祝)、11月23日(祝)は開館〉

会場 大阪商業大学商業史博物館 企画展示室
展示品の概要 西山完瑛「涼船図」「養蚕人物図」「和美人」、西山芳園「和美人」他

連続講座(全2回)

テーマ

「なにわ風情を満喫しませう―大坂四条派の系譜―」

11月4日(土)14:00~15:30 「なにわ四条派の系譜」
  • 講師:明尾圭造(本館主席学芸員・本学准教授)
11月25日(土)14:00~15:30 「大坂風景画を読み解く」
  • 講師:柴田就平(笠岡市立竹喬美術館学芸員)
定員

50名

受講料

1000円(全2回)

会場

大阪商業大学ユニバーシティ―・コモンズ re-Act3階セミナールーム(11/4)

大阪商業大学4号館4階441教室(11/25)

シンポジウム(文化庁支援事業)

テーマ なにわ風情を再考する―大坂四条派の系譜―
日時 11月18日(土)14:00~16:30
第1部 基調講演 大阪画壇における四条派
  • 講師:中谷伸生(関西大学教授)
第2部 パネルディスカッション
  • 進   行:明尾圭造(本館主席学芸員・本学准教授)
  • パネリスト:中谷伸生(関西大学教授)
  • パネリスト:徳光正子(花外楼女将)
  • パネリスト:圓井愼一郎(圓井雅選堂)

(順不同)

定員

100名

参加費

無料

会場

大阪商業大学ユニバーシティ―・コモンズ re-Act3階セミナールーム1・2

★終了後は展示会場を自由にご覧いただけます。

関連行事

タイトル

「描かれた大坂を味わいませう(料亭での作品鑑賞会)」

奇想の画家として有名な絵師の作品と、大坂四条派の雄、芳園・完瑛の作品を床の間で掛けくらべて鑑賞・解説します。特別鑑賞会といっても過言ではない優品をご覧いただきます。

日時 11月17日(金)11:00~13:30
講師
  • 明尾圭造
定員

50名

参加費

無料、但し食事代実費として15,000円(飲物別料金)をご負担いただきます。

申込

往復はがきにて御申し込みください(11月1日必着)。往信裏面には必ずご住所、お名前、連絡先を明記ください。返信表面には申込者の住所、氏名を必ずご記入ください(裏面は白紙)。受講希望者多数の場合は抽選になります。後日受講票を送付いたしますので、当日必ずご持参ください。

会場

花外楼 北浜本店(集合場所とも)

学芸員による展示解説(小阪まちゼミの会連携事業)

会期中、解説講座を開催します。(学生及び一般の方対象)

日時 11月6日(月)・16日(木)15:00~15:30
定員

30名

参加費

無料

受講方法

申込制(10月25日から受付開始)

会場

商業史博物館企画展示室

平成28年秋季企画
「江戸廻米―庄屋勘左衛門、年貢米一万俵を納めに江戸へ参上!―」

増税は現代の我々の生活にとって切実な問題であるが、米遣い経済の江戸時代にあっては、コメを中心とした田畑への課税が重く農民にのしかかっていた。それに加えて、村役人には年貢米を所定の米蔵へ納める責任があった。そして、江戸後期、河内国幕府領の年貢米の廻米先として割合が高かったのは、江戸浅草御蔵である。

江戸時代を通じて幕府領であった河内国若江郡御厨村の庄屋加藤勘左衛門は、安政4年(1857)に年貢米を江戸へ廻米する際の郡中の代表者である納庄屋に選ばれ江戸へ赴いている。今回の企画展では幕府領年貢の江戸廻米に焦点を当て、封建社会を支えた租税としてのコメを通して当時の社会を考えてみたい。

展覧会

テーマ

「江戸廻米―庄屋勘左衛門、年貢米一万俵を納めに江戸へ参上!―」

期間

平成28年10月20日(木)~11月30日(水)

〈日曜日・祝日、11月3日(祝)、11月20日(日)は開館〉

会場 大阪商業大学商業史博物館 企画展示室
展示品の概要 年貢皆済目録・御廻米仕法書・御廻米着船要用留・名所絵図・地誌等文献資料・道中記・携帯用燭台・銭刀・廻船模型他約70点

連続講座(全3回)

テーマ

「江戸廻米と現代の米穀流通」

10月22日(土)14:00~15:30 「河内国幕府領の江戸廻米」
  • 講師:池田治司(本館学芸員)
10月29日(土)14:00~15:30 「江戸浅草と御蔵米」
  • 講師:滝口正哉(徳川林政史研究所研究員)
11月12日(土)14:00~15:30 「大阪府における水稲栽培の歴史と米の流通」
  • 講師:大西安文(大阪府農業協同組合中央会 大阪農業振興サポートセンター 特別アドバイザー)
定員

50名

受講料

2000円(全3回)

会場

4号館4階449教室(10/22、10/29)

大阪商業大学GATEWAY4楷 ネットワークレクチャールーム(11/12)

シンポジウム(文化庁支援事業)

テーマ 江戸時代のコメと納税―幕府領年貢の江戸廻米と納庄屋―
日時 11月19日(土)14:00~16:30
第1部 基調講演 江戸時代のコメと納税
  • 講師:藪田 貫(兵庫県立歴史博物館館長)
第2部 パネルディスカッション
  • 進   行:池田治司(本館学芸員)
  • パネリスト:藪田 貫(兵庫県立歴史博物館館長)
  • パネリスト:小倉 宗(関西大学准教授)
  • パネリスト:滝口正哉(徳川林政史研究所研究員)
  • パネリスト:中塚華奈(本学専任講師)

               (順不同)

定員

300名

参加費

無料

会場

大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天

★終了後は展示会場を自由にご覧いただけます。

秋季企画展とともに楽しむコンサート(東大阪市共催事業)

タイトル 「博物館×オンガク 歴史と音楽の化"楽"反応!?コンサート」
日時 11月20日(日)13:30~14:55
出演者
  • 大阪商業大学吹奏楽部
  • 新喜多中学校吹奏楽部
  • 小山亜希(ヴァイオリン)
  • 北口 功(クラシックギター)
定員

240名

参加費

無料

申込

不要(当日先着240名)

会場

大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天

見学会

テーマ 「旧御厨村内を探訪する」

展示会出品資料の旧蔵地である旧御厨村内の御厨天神社や西楽寺をはじめとする史跡を探訪する。

日時 11月26日(土)14:00~15:30
定員

30名 

参加費

無料

受講方法

申込制(申込締切11月16日)

※定員に達しましたので申込を締め切りました(10月7日)。

場所

旧御厨村地域(本館前集合)

学芸員による展示解説(小阪まちゼミの会連携事業)

会期中、解説講座を開催します。(学生及び一般の方対象)

日時 11月10日(木)・17日(木)14:00~14:30
定員

30名

参加費

無料

受講方法

申込制(10月25日から受付開始)

会場

商業史博物館企画展示室

平成27年秋季企画「北野恒富と中河内―知られざる大阪画壇の発信源―」

妖艶な美人画で知られる北野恒富は、菅楯彦や矢野橋村とともに近代大阪を代表する日本画家として知られています。しかし、その晩年に画室と住居を中河内に設けたことは意外に知られていません。また、恒富は単独の展覧会が大阪で開催されたことはなく、ゆかりの地、小阪(中河内)において本館が開く意義は深いと考えます。
本展覧会では「燕子花」や「汐汲み女」など恒富若書きの作品をはじめとし、「茶々殿」(左図)など代表的な作品、約50点を紹介します。あわせて中河内に所在したアトリエ白耀社のことなど、地域と恒富の関係についても考察します。

展覧会

テーマ

「北野恒富と中河内―知られざる大阪画壇の発信源―」

期間

平成27年10月20日(火)~11月28日(土)〈日曜日・祝日、11月9日休館〉
★11月10日から展示替え

会場 大阪商業大学商業史博物館 企画展示室
展示品の概要 「茶々殿」「婦人(『キモノの大阪』高島屋―春季大展覧会婦人図ポスター原画)」「宝恵籠」「燕子花」「六歌仙: 他

連続講座(全3回)

11月6日(金)14:00~15:30 「北野恒富の絵画表現とその評価」
  • 講師:中谷伸生(関西大学教授)
11月14日(土)14:00~15:30 「北野恒富と中河内」
  • 講師:明尾圭造(本学主席学芸員)
11月21日(土)14:00~15:30 「よみがえる恒富芸術―大阪画壇の悪魔派と呼ばれた巨匠―」
  • 講師:橋爪節也(大阪大学総合学術博物館教授)
定員

50名

受講料

2000円(全3回)

会場

大阪商業大学GATEWAY4楷 ネットワークレクチャールーム

シンポジウム

テーマ 北野恒富と中河内―知られざる大阪画壇の発信源―
日時 11月8日(日)14:00~16:00
第1部 基調講演 「北野恒富 この魅力的な美人画家―大阪画壇を読み解くキーワード」
  • 講師:橋爪節也(大阪大学総合学術博物館教授)
第2部 パネルディスカッション
  • 進   行:明尾圭造(大阪商業大学准教授・当館主席学芸員
  • パネリスト:石上 敏(大阪商業大学教授)
  • パネリスト:橋爪節也(大阪大学総合学術博物館教授)
  • パネリスト:小川知子(大阪新美術館建設準備室主任学芸員

               (順不同)

定員

300名

参加費

無料

会場

大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天

★終了後は展示会場を自由にご覧いただけます。

手摺木版ワークショップ

恒富の美人画をはじめとして大正期木版の技術的な革新は目を見張るものがあります。本企画展に関連し、木版摺和装本の老舗 芸艸堂(京都)のご協力を得て、恒富の弟子 樋口冨麻呂の原画、木版画をもとに摺りのワークショップを行います。参加者には手摺木版の小作品を摺る体験をしていただけます。★終了後は展示会場を自由にご覧いただけます。

テーマ 「美人画を摺る」
日時 11月15日(日)13:00~15:30
講師
  • 平井恭子(京もの認定工芸士)
  • 早光照子(芸艸堂)
定員

20名

受講料

3000円(材料費共)

受講方法

申込制★受講票を発行します。

会場

河内の郷土文化サークルセンター室(谷岡記念館1階)

学芸員による展示解説(小阪まちゼミの会連携事業)

会期中、解説講座を開催します。(学生及び一般の方対象)

日時 11月5日(木)・12日(木)14:00~14:30
定員

30名

参加費

無料

受講方法

申込制(10月26日から受付開始)

会場

商業史博物館企画展示室

※は文化庁支援事業です。

平成26年秋季企画「浪花慕情―菅楯彦とその世界―」

「住吉御田」

もっとも大阪らしい画家といわれた菅楯彦(1878-1963)は、浪花の風俗をこよなく愛し、町絵師として市井に暮らしながら独自のスタイルを確立しました。菅楯彦の作品は多くの市民愛好家に受け入れられたきましたが、展覧会出品を良しとしなかった楯彦の信念から、結果として大作が少ないこと、また、上方風俗に限定される作風のため、平成26年2月の鳥取県立博物館「菅楯彦展―浪速の粋 雅人のこころ―」まで大規模展が開催されることはありませんでした。没後50年を記念して開催された同展の思いを受け大阪では本館が菅楯彦の捉えた浪花風俗を展示検証したいと考えました。在阪商家や企業に伝わる楯彦の作品をもとに、祭礼調査も踏まえ、さまざまな文献資料とともに古き良き大阪の姿を紹介します。右図「住吉御田」

展覧会

テーマ 浪花慕情―菅楯彦とその世界
期間

平成26年10月15日(水)~11月29日(土)〈日曜日・祝日休館〉

会場 大阪商業大学商業史博物館 企画展示室
展示品の概要 「住吉御田「浪速堀江市之側之図」「浪花天神橋」「澱江納涼」 他

連続講座(全3回)

10月18日(土)14:00~15:30 「菅楯彦作品と出合って40年―倉吉からの視点」
  • 講師:前田明範(元倉吉博物館館長)
10月25日(土)14:00~15:30 「浪花の絵師 菅楯彦」
  • 講師:明尾圭造(本学主席学芸員)
11月8日(土)14:00~15:30 「復古大和絵と菅楯彦」
  • 講師:中谷伸生(関西大学教授)
定員

50名

受講料

全3回継続(無料)

会場

大阪商業大学GATEWAY4楷 ネットワークレクチャールーム

①シンポジウム

テーマ 奇想の画家はもう飽きた―浪花の町絵師 菅楯彦の世界―
日時 11月15日(金)13:30~15:30
基調講演 「菅楯彦作品と出合って40年―倉吉からの視点」
  • 講師:前田明範(元倉吉博物館館長)
「菅楯彦と大阪画壇」








  • 講師:熊田 司(和歌山県立近代美術館館長)
コーディネーター
  • 中谷伸生(関西大学教授)
パネルディスカッション
  • 前田明範(元倉吉博物館館長)
  • 熊田 司(和歌山県立近代美術館館長)
  • 森 隆男(関西大学教授)
  • 明尾圭造(当館主席学芸員)

順不同)

定員

300名

参加費

無料

会場

大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天

②浪速文化体験講座(大川遊覧)

テーマ 屋形船の乗船と落語家、学芸員による解説
日時 10月25日(金)18:00~20:00
コース 八軒家浜~大阪城~東横堀~道頓堀
集合場所 八軒家浜船着場(地下鉄谷町線・京阪電車「天満橋」駅2号出口直結)
定員

40名

参加費

無料

参加方法

申込制(締切10月20日)※終了しました

作品解説講座(小阪まちゼミの会連携事業)

テーマ 会期中、解説講座を開催(学生及び一般対象)
日時 11月1日(土)・7日(金)・29日(土)14:00~14:40
定員

40名

参加費

無料

受付

要予約。※終了しました

③菅楯彦作品に見る大阪祭礼行事の調査研究(学生参加事業)

テーマ 菅楯彦作品に登場する祭礼行事に関して、描かれた場所での調査(撮影・資料調査)、及び当館展覧会への参加。
主な調査対象 住吉大社御田植神事・夏越祓神事、大阪天満宮天神祭、四天王寺篝の舞楽・日想観
(大阪商業大学・関西大学学生参加)

①~③は文化庁支援事業です。

平成25年秋季企画「暖簾の重み―浪花商法の魅力―」

『魚貝図』深田直城

大阪商人の信用と伝統として「のれん」の重みを再考することは、本学にとって温故知新につながる新たな研究の第一歩となるだろう。こうした観点に立ち、大阪で百年以上続く老舗企業の連続講座とともに、受け継がれた一品(書画)により老舗が有する文化的側面を紹介します。
合わせて開催されるシンポジウムでは老舗の魅力だけではなく、今日的な課題を提示することにもつながるでしょう。
展覧会では、老舗料亭「花外楼」の調度品の中から、同店ゆかりの維新の元勲の書や、床の間を彩ってきた大阪画壇の作品を展示し、料亭が歴史の行方をさだめる会議の場として、あるいは地域の美術館的役割を果たしたことを紹介します。

展覧会

テーマ 花外楼―老舗料亭の一品
期間

平成25年10月9日(水)~11月30日(土)〈日曜休館〉

会場 大阪商業大学商業史博物館 企画展示室
展示品の概要 「花魁」伊藤博文書、「魚貝図」深田直城 他

基調講演

テーマ 上方商家の家訓―今を生きる経営理念―
講師
  • 宮本又郎(大阪大学名誉教授・大阪経済大学名誉教授)
日時 10月9日(水)13:30~15:00
ディスカッション

15:00~15:30

  • ディスカッション:伊木 稔(大阪商業大学商業史博物館 館長)
  • 進行:明尾圭造(大阪商業大学商業史博物館 主席学芸員)
会場

大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天

連続講座(全4回)

9月28日(土)14:00~15:30 「小大丸―呉服の風習いまむかし―」
  • 講師:白井禎一(株式会社小大丸 社長)
10月5日(土)14:00~15:30 「花外楼―いま昔そして未来―」
  • 講師:徳光正子(株式会社花外楼 女将)
10月19日(土)14:00~15:30 「暖簾の味―昆布の真正―」
  • 講師:山本博史(株式会社小倉屋山本 社長)
10月26日(土)14:00~15:30 「双美人の系譜―中山太陽堂の経営と文化事業―」
  • 講師:福田理恵子(株式会社クラブコスメチックス 文化資料室室長)
コーディネーター
  • 明尾圭造
定員

50名

受講料

全4回 2000円

会場

大阪商業大学GATEWAY4楷 ネットワークレクチャールーム

公開シンポジウム

テーマ 暖簾の重み―浪花商法の魅力―
日時 11月1日(金)14:00~15:30
進行
  • 伊木 稔(大阪商業大学商業史博物館)
パネリスト
  • 前川洋一郎(大阪商業大学大学院 特別教授)
  • 山本博史(株式会社小倉屋山本 社長)
  • 徳光正子(株式会社花外楼 女将)
  • 上山久史(大日本除虫菊株式会社 専務取締役)
  • 木森啓至(ザ・パック株式会社 常務取締役)   

順不同)

定員

300名

参加費

無料

会場

大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天

平成25年度文化庁地域と共働した美術館・歴史博物館創造活動支援事業
交流する大学ミュージアムを目指して
明治黎明期の言論界―陸羯南・三宅雪嶺と上方の人々―

大阪商業大学商業史博物館が所蔵する中谷コレクションは、中谷作治氏(故人)が70有余年の歳月をかけて収集した号外、新聞、雑誌、付録、博覧会関係からなる膨大なコレクションです。今回、その新聞コレクションや書画作品(個人蔵)をもとに、幕末から明治黎明期の言論界を概観します。東京で新聞社を経営していた陸羯南(弘前出身)、東京の言論界で活躍した三宅雪嶺(金沢出身)を中心に、彼らとの関係のなかで京都、大阪の言論界からも、ゆかりの資料を展示します。合わせて、関連講座を連続4回開催します。また、本事業は文化庁の支援により大学ミュージアムの交流を目指すもので、互いの学生の育成を目指すための実践的カリキュラムです。

展覧会

日時 平成25年12月4日(水)~21日(水) 10:00~16:30(日曜、祝日休館)
観覧料 無料
会場 大阪商業大学商業史博物館 企画展示室

連続講座(全4回)

11月28日(木) 「大塩平八郎と檄文」
  • 講師:常松隆嗣〈大阪商業大学非常勤講師〉
12月7日(土) 「陸羯南とその周囲」
  • 講師:高木宏治〈筑波大学講師〉
12月12日(木) 「江戸時代の番付とかわら版」
  • 講師:明尾圭造〈大阪商業大学商業史博物館 主席学芸員〉
12月19日(木) 「明治の言論界と新聞」
  • 講師:長妻三佐雄〈大阪商業大学 教授〉
時間 14:00~15:30(但し12月19日のみ15:00~16:30)
定員 50名
受講費 無料(事前申込制)
会場 大阪商業大学GATEWAY4階ネットワークレクチャールーム

平成24年秋季企画「商都大阪の文化力」

「高士山水図」岡田米山人

大阪商人は質素倹約を旨とし、日々の暮らしは質素であったといわれます。また、店訓や家訓では趣味嗜好が制限されていました。にもかかわらず、近年注目を集める大阪画壇の作品群でその中心となるのは、大阪町人自らが筆をとって描いた文人画なのです。木村蒹葭堂は酒造業、岡田米山人は米穀商としての顔を持ちました。ときに大阪城の城詰大名と趣味を通じた歓談が身分を超えて成立した、彼らの文雅の嗜みとその世界を紹介します。
右「高士山水図」岡田米山人

展覧会「近世浪華の町人と文人趣味」

日時 平成24年10月15日(月)~12月1日(土)〔日曜休館〕 10:00~16:30
展示品の概要 「墨蘭図」木村蒹葭堂、「二清人」岡田米山人、「松下問童図」十時梅崖、他
会場 大阪商業大学商業史博物館 企画展示室

連続講座「商都大阪の文化力(全5回)」

9月14日(土) 「大阪画壇の可能性」
  • 講師:明尾圭造〈大阪商業大学商業史博物館 主席学芸員〉
9月21日(土) 「近代ヨーロッパ都市社会における感覚の共有と文化創造」
  • 講師:塩田眞典〈大阪商業大学大学院 教授〉
9月28日(土) 「大阪の文芸について」
  • 講師:石上 敏〈大阪商業大学大学院 教授〉
10月12日(土) 「懐徳堂と町人意識」
  • 講師:山中浩之〈大阪府立大学 名誉教授〉
10月5日(土) 「大阪と文人画」
  • 講師:橋爪節也〈大阪大学総合学術博物館 館長〉
時間 14:00~15:30
定員 50名
受講費 全5回 3,000円
会場 大阪商業大学GATEWAY4階ネットワークレクチャールーム

公開シンポジウム「商都大阪の文化力」

基調講演 商都大阪の文化力
  • 伊木 稔〈大阪商業大学商業史博物館 館長・大阪商業大学大学院 教授〉
報告 「経済人とコレクション」
  • 武藤治太〈國民會舘会長・ダイワホールディングス相談役〉
「文化装置としてのミュージアム」
  • 蓑 豊〈兵庫県立美術館 館長・金沢21世紀美術館 特任館長・大阪市立美術館 名誉館長〉
「アジアの中の大阪とその文化」
  • 中谷伸生〈関西大学教授〉
パネルディスカッション
  • コーディネーター:明尾圭造〈大阪商業大学商業史博物館 主任学芸員〉
実施日時 10月20日(土)13:00~16:00
参加費 無料
定員 300名
会場 大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天

ペコちゃん展

ペコちゃん人形(首ふり)写真
ペコちゃん人形(首ふり)420mm
1950年代セルロイド製 台座木製

近年消費者や顧客に親しみを感じてもらおうと広告宣伝にキャラクターを導入する企業が多く見られるその一方で、人気があるにもかかわらず消えてしまうキャラクターもある中、誕生から50余年を迎え今なお人気がある不二家のペコちゃんは企業キャラクターとして突出した存在です。今回商業史博物館では、企業キャラクターとしてペコちゃんの魅力と長く愛されてきた理由を、ペコちゃん誕生から、ペコちゃん首振り人形の変遷、さまざまなペコちゃんグッズ、不二家の年史、販売促進用チラシ、ポスターなどをとおして探ります。

期間 平成19年10月30日(水)~11月8日(木) 10:00~16:30
※11月3日、4日も開催いたします
場所 大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天ホワイエ
展示品の概要 1950年代から歴代の首ふり人形、ミルキー発売当時のパッケージ、限定販売ビスクドール、雑誌『ペコちゃん』、ソノシート 他約200点
入場料 無料

平成19年度特別展 将棋展 ―将棋の文化とさまざまな将棋駒―

興福寺旧境内出土駒の写真
現在最古といわれる
興福寺旧境内出土駒

将棋は、インドを起源とする遊びで、同類のものにチェスなどがある。西洋のチェスに対して、インドから東漸して伝来した日本の将棋は、取った駒を再度利用できるなどの独特の発展をとげた。江戸時代には幕府から所領・俸禄を与えられた大橋家などの将棋家が成立し、庶民の間にも普及していく。その状況について、将棋駒を中心とした資料によって展示解説をする。また、谷川浩司九段や女流棋士の愛用駒など現代の高級駒も合わせて展示し、駒を通した文化としての将棋を紹介する。

期間 平成19年6月25日(月)~7月13日(金) [日曜休館]
場所 大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天
展示品の概要 興福寺旧境内出土駒、谷川浩司九段愛用駒 他
講演会・女流
棋士公開対局
日時 6月27日(水)
講演会 13:30~14:30
「庶民の生活と将棋」
講師:駒師 熊澤良尊 氏
女流棋士
公開対局

15:00~16:30
【対局者】藤森奈津子女流三段-鹿野圭生女流初段
【解説者】蛸島彰子女流五段

藤森奈津子女流三段の写真
藤森奈津子
女流三段

















鹿野圭生女流初段の写真
鹿野圭生
女流初段

















蛸島彰子女流五段の写真
蛸島彰子
女流五段
連絡先 大阪商業大学商業史博物館
電話 06-6785-6139 FAX 06-6785-6237

富札展 ―江戸時代の宝くじ―

富札は、いわば江戸時代の宝くじであるが、現代のものとはその成り立ちや札料、規模・形態が違います。今回の展示では、寺社奉行の許可を得て行なわれた御免富をめぐる幕府との交渉の様子、高額な札料に由来する割札に関することなど、江戸時代の富興行の具体的な有様を史料を通して解説することにより、現代とも共通項のある「富札」という素材をキーにして、当時の風俗・文化・人々の心情を理解してもらうために実施しました。

富札展の写真
富札展の写真
期間 平成18年5月23日(火)~6月13日(火)
場所 大阪商業大学ユニバーシティホール
蒼天ホワイエ
図録 『富札展 ―江戸時代の宝くじ―』
(平成18年5月31日発行)

懐かしのポスター展 ―昭和20~30年代の博覧会ポスター―

平成15年に中谷氏より新聞・号外・付録・博覧会資料等約10万点の資料を受贈しました。

この展示会は、中谷氏より資料の活用を図ってほしい旨の希望もあり、昭和20~30年代の博覧会ポスターを展示することにより、戦後の日本がどれだけアメリカ文化を享受していたかを理解してもらうために実施しました。

懐かしのポスター展の写真
懐かしのポスター展の写真
懐かしのポスター展の写真
期間 平成17年5月18日~6月8日
場所 大阪商業大学ユニバーシティホール
蒼天ホワイエ
図録 『懐かしのポスター展 中谷コレクションから
―昭和20~30年代の博覧会ポスター―』
(平成17年5月15日発行)