お知らせ
内定者インタビュー⑥ 鞄メーカー内定
2017/03/18
就職活動を乗り越え、この春社会人として旅立つ4年生に就職活動を振り返ってもらいました。
第6回目は鞄メーカーに内定した 総合経営学部経営学科 堀江勇佑さんです。
「好きなもの」にこだわった就活
「商品が好き」という思いを原動力に頑張ることができる仕事をしたいと考え、自分の好きなものである「鞄」か「自動車」に携わることのできる仕事に絞って就職活動を行いました。
会社説明会は誰よりも早くに着くようにして、人事の方に話しかけるようにしていました。
その会社が扱っている商品や大商大のOBの方の話をすることで、人事の方に名前を覚えてもらい、印象に残ることを大切にしました。
順調に思えた就職活動に立ちふさがった壁
自動車ディーラー業界の選考は順調に進んでいたのですが、鞄業界の選考では壁にぶつかりました。
鞄業界は自分で鞄のデザインができなければ仕事にならないため、周りの学生はほぼ全員デザイン学校の学生。
説明会で大学名を言うと「絶対に無理だから諦めた方がいい」と企業の方に言われたこともありました。
それがすごく悔しくて。経験が一切通用しない、何のノウハウもない自分にできることを必死に考え、「熱意・誠意を伝える」ことだと考えました。
技術はなくても「熱意」と「誠意」を伝え、逆転内定
そう決めてからは、説明会では必ず一番前に座って話している方の目を見て真剣に話を聞きました。
また、選考では必ず一番に到着するようにしたところ、それを見ていた人事部長に目を付けてもらうことができました。
グループ面接でも他の学生と学んできたことが違う分、回答が一人だけ違うこともありましたが、自分の思いを持って芯のある受け答えをしたことで、「しっかりとした意思がある」と評価してもらうことができました。
最終的には「確かに技術がない分、他の同期に遅れをとることはあるが、その熱意を持って仕事をすれば時間をかけて必ず追い越すことができるだろう」と言ってもらうことができ、第一志望の会社から内定を頂くことができました。
何百人も選考を受けて若干名しか枠がない会社に、専門知識のない自分が内定できたことは信じられないほど嬉しかったです。
諦めずにぶつかってみる。失敗してもそこから学ぶことが大事!
就職活動をするときに学歴を気にする人は多いと思いますが、諦めるぐらいだったら一度挑戦するべきだと思います。
やってみないと受かるかどうかわからないし、失敗したとしてもそこから学ぶことが大切です。
周りが言うことだけを鵜呑みにするのではなく、自分の足で確かめてから決めてほしいです。
また、就職活動をする際に明確な軸を決めることをお奨めします。
僕は好きなことに携わることで、大変なことがあっても「商品が好き」という思いを原動力に頑張ることができると考え、「好きなことに関わる仕事をする」ことにこだわりました。
せっかく就職が決まっても早期離職する人が増えていると聞きますが、しっかりと自分のやりたいことを明確にして就職すれば、そのようなことも防げるのではないかと思います。
社会人になって挑戦したいこと
企画職からスタートすることが決まっているため、企画職で鞄作成の技術を身につけたいです。その後は国内や海外で営業経験を積み、いずれは貿易の仕事にも携わりたいと思っています。
自分だけが初心者でのスタートとなるので、逆境だからこそ人一倍努力するつもりです。
自分がデザインした鞄が世界中で販売されるようになることが今の夢です。