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内定者インタビュー⑧ 都市銀行内定
2017/03/24
就職活動を乗り越え、この春社会人として旅立つ4年生に就職活動を振り返ってもらいました。
第8回目は都市銀行に内定した総合経営学部経営学科山口美佳さんです。
大商大初の女性体育会本部委員長を務めた大学生活
大学時代は体育会系クラブの統括・サポートを行う体育会本部の委員長をしていました。
40人以上いる部員を統率する中で大切にしていたのは「一人でやらないこと」。
一人で決めてしまうとどうしても意見が偏ってしまうため、良い運営ができません。
他の人の意見を聞くと違う見方や考え方を教えてもらえるため、できるだけ多くの方の意見を聞いて運営するようにしていました。
また、後輩には「失敗してもいい」と言い続けていました。
何かのイベントを開催するにしても、準備をしっかり行い、試行錯誤した上で失敗したのであれば、次に繋がるからいいと伝えていました。
学生の今だからこそ失敗できるのであり、失敗から得られるものも沢山あります。一緒に頑張ってくれる後輩を見ると、この活動をして良かったと心から思います。
銀行に行きたいという思いから毎年資格講座を受講
高校生の頃から簿記の勉強が好きで、銀行員の方の親身な対応に憧れを持っていたことから「銀行員になりたい」と思い、資格講座に力を入れている大商大に入学しました。
大学ではビジネス会計検定、ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士など、部活動と両立しながら資格取得のために毎年勉強を重ねていました。
資格は結果が出る分、自分の努力や思いを伝える絶好の武器になります。
私の場合は銀行で活かせる資格を重点的に取得していたため、「銀行に行きたい」という熱意を持って努力を続けている証明ができました。
特訓講座で学んだことが大きなアドバンテージに
学内の特訓講座で鍛えてもらったことで、就活が始まる前に就活のことを殆ど教えてもらっていたことは大きなアドバンテージになったと思います。
講座を受けている時はまだ就活が始まっておらず、自己分析などの大切さをあまりわかっていなかったのですが、実際に就活が始まるとその大切さを実感しました。
周りのみんなが知らないことでも、私は特訓講座でしっかり教えてもらっていたことだったので、スムーズに準備をすることができました。
特訓講座の先生は企業の人事も経験されている方なので、人事の目線でアドバイスをいただけたことが就活の安心材料に繋がりました。
細かいマナーに悩んだ時も、「絶対こうしないといけないということはない。相手を思って行ったことは人事の方にも思いは伝わる。」と言ってもらったことがとても印象に残っています。
人事の方の考え方を就活が始まる前に学べたことで、落ち着いて選考に臨むことができました。
周りの選考ペースに惑わされず、自分の信念を貫くこと
就職活動では銀行と宅建の資格を勉強する上で興味を持った不動産業界を中心に見ていました。
銀行の選考は6月からのスタート。
もっと早くから始まっている他の業界の面接は殆ど一次面接で落ちてしまい、周りが既に内定をいくつももらっている中で私は内定ゼロ。
正直とても焦っていました。
しかし、銀行の選考が始まると「本当に銀行で働きたい」という思いを素直に伝えることができたため、選考が順調に進むようになりました。
その中でも内定先の銀行は大学時代の話だけではなく小学生の頃からの話など、私自身についての話や考えを真剣に聞いてくれました。
そんな面接は初めてで、面接会場に行くたびに「この銀行で働きたい」と強く思うようになりました。
内定がなかなかもらえなくて焦っていた時は、母や友人に話を聞いてもらうようにしていました。
「あなたは銀行に行きたいんだし、周りの人と目指している業界が違う。他の人とスピードを比べても仕方ない。」と言ってもらったことで、「自分のペースで頑張っていいんだ」と心が軽くなりました。
これから就職活動をされる方の中にも、私のように周りがどんどん決まって焦ってしまう方がいるかもしれません。
そんな時も人と比べずに、自分の信念を貫いて頑張ってほしいです。