桑島紳二ゼミナール | フィールドワークゼミナール | 大商大の学び | 大阪商業大学 - Osaka University of Commerce

フィールドワークゼミナール

桑島紳二ゼミナール

アートによる地域活性化
-アートイベントの実践を通じて「公共」のあり方を考える-
(フィールドワークゼミナールⅣ)

日本各地で少子高齢化が進み活力が失われつつあります。この問題に対しアートによるさまざまな取組みが行われています。例えば瀬戸内海の島々で行政、企業、地域住民が連携し開催している「瀬戸内国際芸術祭」は約84万人(2016)を集めています。本ゼミナールでは、実際にアートイベントの担い手となって、学外のさまざまな団体と連携し地域のアートイベントを行います。この授業を通じてこれからの「公共」について自分の言葉で語れるようになりましょう。

関西の音楽イベント・アートイベント調査

「高槻ジャズストリート」や「すみのえアートビート」など、府下でさまざまな音楽イベントやアートイベントが開催されています。これらのイベントに対してグループ単位でフィールドワークに赴き、まとめて発表。アートと地域活性化に関する最新の情報をゼミ生全員で共有します。

参与観察とは、研究対象である集団に調査者自身が加わり、活動しながら観察をおこなうこと。文教都市として有名な西宮市と連携協定を結び、西宮市が進める文化事業に関わっていきます。具体的には市役所が発行する市内のライブハウスマップの作成や、市主催の音楽イベントに関する情報発信などを行います。それらの活動を通じてアートと地域活性化の実際について現場で学んで行きます。

イベントの実施に向けて、世代の異なるいろいろな立場の人々と話し合い、さまざまな体験を重ねることで、社会人基礎力(企業や組織で仕事をするために必要な力)を身につけます。アートに関心のある学生を歓迎しますが、アートについての知識は不要です。

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イベントスタッフとして参加(西宮市ワークショップフェスティバルDOORS)



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イベントスタッフとして参加(東大阪市文化創造館イベント)



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イベントの企画から実施まで(こさかJAZZストリート)



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市民スタッフを招いて行った報告会(こさかJAZZストリート)



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西成区のライブハウス調査