研究員紹介
青野 滋
プロフィール

青野 滋(AONO Shigeru)
日中交流と共に歩む私の研究
- アミューズメント産業研究所研究員
生年 | 1956年 |
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主な研究領域 (専門分野) |
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共同研究等が 可能な研究領域 |
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主な職歴 | 日本麻雀101競技連盟 シニア・ディレクター |
研究業績 | 【論文】
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受賞 |
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コラム
競技者・研究者、2つの視点から
1998年、当アミューズメント産業研究所の前身であるアミューズメント産業研究室が創設されたときに、谷岡一郎学長から声をかけていただいたのが、私の研究者としてのスタートでした。専門分野はマージャンです。それまでは競技者としてのみマージャンと接していましたが、以後は競技者と研究者の"二足のわらじ"を穿いています。
「マージャン」とカナ表記をしたのは、発音が同じでも、日本語では「麻雀」、中国語では「麻将」と書き、使用する漢字が異なるからです。ご存知の通り、麻将発祥の地は中国です。そして日本に伝来してきたのが、およそ百年前。それからは麻将と麻雀とに分かれたまま、ほとんど交流はなく、それぞれに進化をとげてきました。ところが近代になり、十年ほど前からマージャンの日中交流が始まりました。ちょうど私の研究者生活の期間と重なっています。
ルールを覚えるところから始めた私の麻将研究ですが、今では中国人競技者と互角に対局できるようになり、中国人研究者との交流も得られるようになりました。今後もライフワークとして、両マージャンに取り組んでいきたいと思っています。