青野 滋 | 研究員紹介 | アミューズメント産業研究所

研究員紹介

青野 滋

プロフィール

青野 滋(AONO Shigeru)

青野 滋(AONO Shigeru)

日中交流と共に歩む私の研究

  • アミューズメント産業研究所研究員
生年 1956年
主な研究領域
(専門分野)
  • 日本麻雀
  • 中国麻将
  • 台湾麻将
  • 世界のマージャン
共同研究等が
可能な研究領域
  • 室内ゲーム
  • 公営ギャンブル
主な職歴 日本麻雀101競技連盟 シニア・ディレクター
研究業績 【論文】
  • 「昭和の遊戯マージャン「ブーマージャン」ルール研究」『GAMBLING&GAMING』第5号
  • 「中国のマージャンルール」『大阪商業大学アミューズメント産業研究所紀要』第6号
  • 「中国麻将の手役分類考」『大阪商業大学アミューズメント産業研究所紀要』第12号
  • 「台湾式十六張麻将」『大阪商業大学アミューズメント産業研究所紀要』第17号
受賞
  • 日本麻雀最高位(1983年)
  • 日本麻雀名翔位(1992年・1994年)
  • 中国麻将研究リーグ優勝(2003年・2004年・2010年・2015年)
  • 第3回中華麻将選手権団体優勝(2005年)
  • 第3回ヨーロッパ麻将選手権団体優勝(2009年)

コラム

競技者・研究者、2つの視点から

1998年、当アミューズメント産業研究所の前身であるアミューズメント産業研究室が創設されたときに、谷岡一郎学長から声をかけていただいたのが、私の研究者としてのスタートでした。専門分野はマージャンです。それまでは競技者としてのみマージャンと接していましたが、以後は競技者と研究者の"二足のわらじ"を穿いています。
「マージャン」とカナ表記をしたのは、発音が同じでも、日本語では「麻雀」、中国語では「麻将」と書き、使用する漢字が異なるからです。ご存知の通り、麻将発祥の地は中国です。そして日本に伝来してきたのが、およそ百年前。それからは麻将と麻雀とに分かれたまま、ほとんど交流はなく、それぞれに進化をとげてきました。ところが近代になり、十年ほど前からマージャンの日中交流が始まりました。ちょうど私の研究者生活の期間と重なっています。
ルールを覚えるところから始めた私の麻将研究ですが、今では中国人競技者と互角に対局できるようになり、中国人研究者との交流も得られるようになりました。今後もライフワークとして、両マージャンに取り組んでいきたいと思っています。