大阪商業大学スポーツ憲章
2014年4月制定
スポーツは古来、人間の営為として、身体の成長と人格の陶冶に重要な役割を担ってきました。また、スポーツは人類共通の文化として、グローバル化が進む現代社会において、今後益々、国や地域を結ぶ絆としても期待されています。
本学は、開学以来スポーツ活動の振興を通じて、建学の理念「世に役立つ人物の養成」を体現する人材を輩出してきました。本学の教育活動として、スポーツの振興は不可欠な取り組みであります。輝かしい伝統を築いた先達の事績を尊ぶとともに、未来を担う人材の育成に、学生スポーツの積極的な振興を行う決意として、「大阪商業大学スポーツ憲章」をここに謳い、学内外に示すこととします。
1. 人間形成
スポーツ活動は、「フェアプレーの精神」と「スポーツマンシップ」を養い、人間形成を図るうえで重要な活動です。他者を敬い、ルールを遵守しつつ、自らの能力と意欲を高めることは、人として逞しく生きる力を培ってくれます。また、スポーツ活動を通じて、謙虚さと自律の精神を涵養することに期待します。
2. 大学のアイデンティティの形成
大学スポーツは、教育活動です。活動の成果は、学生のみならず教職員にも共感を呼び、そこで形成されたアイデンティティは、大学全体に活力をもたらすものです。成果の積極的なパブリシティは、本学の建学の理念とそれに基づく大学の使命・目的が広く社会に認知され、評価を得るものと考えます。
3. 生涯スポーツの振興と地域貢献
本学は、学生が生涯を通じてスポーツに取り組むことを奨励し、高齢化社会における生涯スポーツの振興に努めます。また、地域スポーツの拠点の一つとして、学生と地域住民がスポーツを通じて交流する場を積極的に設け、活力ある地域づくりに貢献します。