キャンパスライフインタビュー

総合経営学部 公共経営学科4年
※公共学部 公共学科の前身です。

秋山 大壽 さん

奈良県立磯城野高等学校出身
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  • 世界を旅する和太鼓集団
    「倭-YAMATO」で活動。
    卒業後はプロとして和太鼓の道に進む。

    高校では農業系学科に在籍していて、進路は畜産系の専門学校への進学や就職など悩んでいましたが、両親と話し合い、四年制大学に進学することを決めました。小学生の時から活動している和太鼓を続ける時間がほしいというのも大学進学を決めた理由のひとつでした。
    入学当初は高校の勉強とギャップがあり授業についていけるか不安でしたが、復習をしっかり行うことで学びを自分のものとすることができるようになり、フィールドワークゼミナールなどの実践の場でも活躍することができました。
    卒業後は、プロとして和太鼓の道に進みます。決断のきっかけは、大学2年次の時に所属する和太鼓集団「倭-YAMATO」が主催する和太鼓教室で指導者を任されたことでした。大商大の授業では、企業や組織で活躍されている方のお話を伺う機会も多く、学びを生かしてどのような職につくのか、常に自分の将来と向き合っていました。そんな中で、自分だからできる和太鼓教室の指導者という仕事と出会い、今まで続けてきた和太鼓を職業として続ける選択肢もあることに気づきました。大商大は社会の仕組みや動きを学ぶ大学です。ここで自分の視野を広げ、社会における様々な立場や役割について触れることで、「自分が本当にしたいことは何か」ということを見つめ直すことができたと感じています。

  • Q 大学の4年間で成長したことは?
    指導している和太鼓教室には子どもから大人まで様々な年代の方が集まります。最初はそれぞれどのように教えれば良いのか苦戦しました。子どもは方法を「教える」と上達しますが、大人はどうしたら上達するのか「投げかける」ことが大切だと考えています。大学のフィールドワークゼミでイベント運営等を学生主体で実施し、地域の社会的問題の解決に取り組んできたことで、課題に対し改善策を考える力がつきました。
  • 和太鼓集団「倭-YAMATO」
    倭は1993年に結成され、これまで世界各地を渡り歩いてきました。積み重なった公演数は世界54ヶ国で4,000公演以上。私は2019年にスウェーデンで初めて海外公演を経験しました。それからはイギリス、ドイツ、オランダでも演奏しています。和太鼓はチームワークです。仲間とともに音を奏でる楽しさを感じています。
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