在学生・修了生紹介
在学生紹介
地域経済政策専攻 博士前期課程 2年
母国に役立つ人になるために、両国の交流橋になるために。
- 本大学院に入学したきっかけ
- 父の勧めで日本に留学しましたが、最初は日本に興味を持てずにいました。しかし、日本語学校での2年間は思っていた以上に楽しく、もっと日本のことが知りたくなり、経済の大学へ進学。そこで、中国と日本の高齢化の過程が似ていることを知り、福祉政策を学びたいと思いました。
いくつかの大学院を参観したところ、本大学院で日本と中国の高齢化問題を研究している指導教員に出会いました。この先生のもとであれば私が解決したい問題を研究できる!そう考え、母国に役立つ人になるために進学を決めました。 - 大学院での学び
- 研究テーマは『日本と中国の福祉政策』。入る前から決めていました。人口減少社会における介護需要急増という困難な課題への対応として、日本には地域包括ケアシステムがあります。医療・介護などの専門職から一人ひとりの地域住民まで様々な人で対応しようとするこのシステムの中でも、私は特に不動産の役割に興味があり、研究を進めています。
日本が高齢化社会になって約50年、中国はあと20年で突入します。50年の実績のある日本の経験を勉強して、中国の高齢化の問題の解決方法を見つけたい。日本の思想、技術を中国でも活用したい。卒業後は日本で会社を設立し、両国の交流のかけ橋になることが目標です。