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共同参画研究所公開講座「社会的孤立の予防について考える」を開催しました
ニュース 2019/12/06
大阪商業大学共同参画研究所は、地域創造の担い手である中間組織(自治会、NPO、企業、教育機関など)に関わる人々の「社会的包摂」に対する認識を深め、「社会的包摂」に関する研究や具体的な課題解決に向けた調査、研究を進めています。
地域社会において幼児、高齢者、障がい者、女性など社会的、経済的弱者は「社会的排除」の対象となり、この排除は子から孫の世代へと引き継がれていく可能性も持っています。この連鎖を食い止め、すべての人が個人として尊厳され、責任も担い、利益も享受できる社会の実現を地域社会全体で考えなければなりません。行政任せではなく、全員が参画して、行政やさまざまな団体等が協働して対処していく必要があります。
それらの課題について地域社会全体で考える機会として、「社会的孤立の予防」をテーマに11月30日(土)公開講座を開催し、地域の多くのみなさまにご参加いただきました。
13:30 ~ 13:35 学長による開会挨拶
13:35 ~ 14:35 基調講演「人生100年時代 歳をとっても社会とつながる"人生多毛作社会の仕組みづくり"の試行現場から」
大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所 研究員 遠座 俊明氏
14:45 ~ 15:15 研究報告
「地域と大学が連携した「子育て」の仕組みづくりについての研究」
大阪商業大学 総合経営学部 商学科 教授 加藤 司
「少子化対策と都市・公共交通政策の関わりに関する研究」
大阪商業大学 経済学部 経済学科 講師 湯川 創太郎
15:25 ~ 15:30 所長による閉会挨拶