「初心者向け茶道教室」を開催しました。

令和元年11月21日（木）4号館5階451教室にて、学生間コミュニティ形成支援プログラムの一環で、「初心者向け茶道教室」を開催しました。
緑涼高等学校（系列校）から茶道の先生お二人をお招きし、約70分間、盆略点前を体験しました。

はじめに二宮先生から、千利休の茶道に対する思い、『四規』（和敬静寂）についてお話がありました。
「和」は互い同士が仲良くする、「敬」はお互い同士が敬い合い、「清」は、見た目だけでなく、心の清らかさをさし、「寂」はどんな時も動じない心を持つことです。
その後、先生お二人がみなさんをお迎えするためにご用意いただいた、季節のお花や掛け軸についてのお話の後、お辞儀の仕方、お菓子、お茶の頂き方を学びました。

実践1　先生が点てたお茶をいただく

実践2　2グループに分かれて、相手のために、お茶を点ててもてなす

お茶碗を拝見するとき、「今、この場所で手の中にあるお茶碗と出会ったことを大切に思いながら」と一期一会の精神を教えていただきました。

慣れない正座をずっとしていたので、辛かった方もいたと思いますが、先生の「おもてなし」の気持ちがみんなに伝わり、とても和やかな雰囲気で「茶道」を体験することができました。

二宮先生、奥中先生昨年に引き続き、講師を引き受けていただきありがとうございました。

また、今回使用したお茶碗と菓子器は、緑涼高等学校からお借りしたものと、みなさんのOB（1968年度卒）から寄贈いただいたものです。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。