お知らせ
【近藤祐二ゼミナール】韓国開催の国際学会で最優秀賞・優秀賞を受賞しました
フィールドワーク 2022/12/14
フィールドワーク近藤ゼミナールⅣ・近藤ゼミナールⅡの4年生8名、2年生2名が、11月18日・19日に大邱大学他(韓国・大邱広域市他)で開催された第12回東北亜観光学会 国際学生大会 (The 12th International University student Conference by Tourism Institute of Northeast Asia, 2022)に参加しました。
「東北亜観光学会 国際学生大会」は、大学生の立場から、観光の未来を見据えて実践していくことを目的に開催され、今年で第12回目を迎えました。本学からは、フィールドワーク近藤ゼミナールⅣ・近藤ゼミナールⅡの4年生8名、2年生2名が参加し、それぞれ最優秀賞と優秀賞を受賞しました。
今回の渡航では、ゼミで学んだ観光学を自ら実践すべく、航空券やホテルもすべて自己手配での渡航としました。また、コロナ禍で日本・韓国の出入国規制状況が日々変わっていくなか、学生たちは自分たちで当局への提出書類などをしっかりと事前準備しました。
▼関西国際空港カウンター
▼釜山市内
渡航2日目の開催日前日は、韓国での地域活性化の成功例である「甘川文化村」などの観光資源を視察。その後、海辺のリゾート地「海雲台(ヘウンデ)」に移動し夜景スポットなどを視察し、オーバーツーリズムの緩和策であるナイトツーリズムを学びました。
▼甘川文化村
▼海雲台
3日目は釜山から大邱へKTR(新幹線)で移動。慣れない外国のチケットカウンターで乗車券を購入しました。
▼釜山駅カウンター
大邱市到着後、すぐに学会開会式会場へ移動。開会式典に先立ち、参加各国の研究者がそれぞれ研究報告を実施しました。近藤教授も日本側研究者を代表して研究報告をおこないました。
▼近藤教授の研究報告
開会式典は日本の大塚在釜山日本総領事や韓国の李慶尚北道知事も来席し、華やかに開かれました。
▼開会式典
▼近畿大学経営学部観光系ゼミと現地合流の記念撮影
4日目、大邱大学で個別報告会エントリー後、分科会での発表に備えます。
▼大邱大学キャンパスにて
▼受付にて参加手続きの様子
直前まで原稿の確認と手直しをおこない、発表までの待機時間は緊張感が最高潮に達します。発表後には分科会参加の先生方や他の参加者からも積極的に鋭い質問があり、海外の学生のレベルと研究に対する意識の高さをあらためて実感しました。
▼発表前の原稿チェック
▼最優秀賞 橋本、寺川、藤田、髙橋、竹之内班 発表題目「自然アクティビティを活用した地域活性化」
▼優秀賞 善生、大藤、高木、甲斐、吉川班 発表題目「若者向けの駅弁商品開発」
▼発表終了後、緊張がとけて笑顔に戻ります
学術大会終了後、すぐに釜山に向けて移動。
▼東大邱駅から急いで釜山に向かいます
▼釜山の街で今回の健闘を称え合いながらそれぞれ最後の夜を楽しみました
▼釜山市内の屋台
▼参加者全員で記念撮影
(引率教員のコメント)
今回、長引くコロナ禍にあって海外の学会に参加し無事帰国できた事、まずは学内外関係者の皆様に感謝申し上げます。学生達にとって、今回の海外渡航は発表内容、問題意識の高さ、プレゼン資料の完成度など、外国の学生と比較し自分達の立ち位置を確認するよい機会だったと感じます。近藤ゼミのテーマである「自分の思いを相手にしっかりと伝える」ことを今回の学会参加で学んでくれたと思います。