学部教育の3つのポリシー | 概要 | 大学について | 大阪商業大学 - Osaka University of Commerce

概要

学部教育の3つのポリシー

大商大の進化、ここにあり。
「学部教育の3つのポリシー」!

本学では「学部教育の3つのポリシー」を明確化しています。各学部長のメッセージと合わせて、ご紹介します。

学部教育の3つのポリシー

アドミッションポリシー(入学者受入れ方針)

能力・意欲・経験など、大学が入学生に求める学生像をまとめたもの。求める学生像は4学科で異なりますが、本学では建学の理念「世に役立つ人物の養成」に基づき、学ぶ意欲と能力を保有する、チャレンジ精神旺盛な人物を求めます。

カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)

4年後の到達目標に必要な能力を身につけるための教育課程。建学の理念を支える「4つの柱(思いやりと礼節・基礎的実学・柔軟な思考力・楽しい生き方)」に基づいたカリキュラムをこなしていくことで、段階的に能力を身につけていきます。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

4年間の学修の到達目標を「建学の理念 4つの柱」に沿って示しています。社会が求める人材の多様化により、内容は各学科で異なりますが、「楽しい生き方」は全学科共通。明確化することにより、学生自身が計画的に学習を進めることができます。

経済学部 学部長メッセージ

西嶋 淳教授
経済学部長
西嶋 淳 教授
社会を豊かにできる、経済学の魅力を伝えたい。
ディプロマポリシーの策定により、知識だけでなく現場対応力など付加価値を備えた人物の輩出が、経済学部の目標として明確になりました。そのためのカリキュラム改訂ポイントの一つとして、必修科目を通年の4単位から前期・後期2単位ずつにし、夏休み前に成績をチェックする仕組みをつくりました。これは途中で脱落する学生を出さないようにするためです。また我々教員も、今まで以上に学生を丁寧に指導したいと考えています。
アドミッションポリシーとしては、お金の動きや景気、国や地域の経済発展などに少しでも関心がある学生を歓迎します。暮らしを良くし、社会を発展させることができるのが経済学。その魅力を、新たなポリシーのもとで伝えていきたいと考えます。
「学部の教育目的」
国内外の地域社会を持続可能な発展へと導くためには、経済社会の動向を正確に分析し、柔軟な発想と幅広い視野で物事を考え、社会の一員として経済の発展のために責任ある行動をとることが求められる。これらの資質・能力を修得するために、経済学を基軸に広範囲な理論・知識について教育研究を行うことを目的とする。

総合経営学部 学部長メッセージ

p_policy_hayashi.jpg
総合経営学部長
林 幸治 教授
課題を発見し、解決策を考え、行動できる人材育成を。
総合経営学部の教育目標は、「マネジメント能力の養成」です。経営学科なら「営利組織」、商学科では「組織間および組織と市場間の関係」と、各学科でその対象が異なります。
カリキュラムについては、将来従事したい仕事に応じた履修モデルコースを提示することによって、体系的な学修を進めています。大商大は実学の大学であり、社会にある課題を発見し、解決策を考え、それを行動に移せる人材育成こそ、我々の使命です。
総合経営学部では、教員は担当する講義において、あらゆる手法を用いて社会やその課題を知る「きっかけ」を学生たちに伝えています。さらに課題発見から課題解決までの流れを学ぶために、各ゼミナールでは様々なプログラムを実施しています。その中でも学外に出て活動を行うことを前提としたフィールドワークゼミナールでは、企業や団体、さまざまな機関と共同でプロジェクトを推進することで、学生は課題発見から課題解決までを体験をしています。
このように講義、ゼミナールの取組みを通じてマネジメント能力の養成に加え社会性や倫理観も同時に育み、学生たちには「世に役立つ人物」としての自覚を持ってほしいと考えます。
「学部の教育目的」
組織をマネジメントする能力、並びに組織間の関係性、組織と市場の関係性をマネジメントする能力を有する人材が求められる。組織が持つ経営資源を効率的・効果的に活用して、環境変化に対応するマネジメントについて教育研究を行うことを目的とする。

公共学部 学部長メッセージ

松村 政樹教授
公共学部長
松村 政樹 教授
世の中の人々すべてを幸せにする公共空間経営のスペシャリストを養成
公共学部の学びのキーワードは、「公共マインド」と「経営学」です。ひとりひとりの価値観の違いを認め合い活用しながら、世の中の人々すべてを幸せにするために自分の能力を役立てたいと考える人が「公共マインド」を持った人だといえます。公共学部では学部教育の3つのポリシーを基礎として構築された様々な講義科目の学修を通して「公共マインド」を修得します。この「公共マインド」を軸足として、「経営学」およびその周辺科目で学修したことを、すべての人を幸せにする公共空間の経営に応用します。そして、公共学部公共学科では、「地域と社会参加」、「スポーツと社会参加」、「公共とビジネス」という3つのコースを設けています。学生はこれら3つのコースから自分を活かせるコースを選択し、学修を進めることにより、公共空間経営のスペシャリストとなって卒業していきます。
「公共マインド」を修得する過程で、人と人との絆の大切さを実感するような心温まる事例にもたくさん出会うでしょう。公共学部の魅力は、公共マインドという「熱い心」と経営学という「冷静な頭脳」を駆使して、誰もが幸せになる公共空間の構築および経営について学修するという点にあります。
「学部の教育目的」
地域社会を創造するためには、公共空間を創成し運営することが求められる。公共空間が十全に機能するためには人々の協働活動が必須である。このような協働の場を創成し運営するために必要な人材が修得すべき能力は、「他者の立場や価値観の違いを享受できる能力」、いわゆる公共マインドを持った経営的発想と能力である。これら能力の修得に必要な公共空間の創成と運営に関する教育研究を行うことを目的とする。