商学科生の4年間

マーケティングを中心に
とことん学びを深められた。

総合経営学部 商学科 4年

伊藤 大騎さん

(精華高等学校出身)

伊藤さんの4年間

1年次

新しい価値を創造するマーケティングの基礎を知る

商品を通して人に喜びを提供するマーケティングに興味を抱き、商学科へ。「商学概論」ではマーケティングの基礎を学び、その奥深さを知ることができました。

2年次

マーケティングの知識を活用してビジコンに挑戦

大商大ビジネス・アイディアコンテストに参加。消費者として感じた課題を、企業側の視点を踏まえ解決を試みる経験から、商品開発の面白さを改めて感じられました。

3年次

事例を通して新しい視点と分析する力を修得

「国際マーケティング論」で国内外のあらゆる事例に触れました。CMや価格設定などを客観的に捉える力が身につき、企業のねらいを冷静に分析できるようになりました。

4年次

企業の事業内容や消費者心理について研究

ゼミナールでは、ZARAやAmazonといったグローバル企業のビジネスモデルについて調査中です。グループで行うため、他の学生の意見に刺激を受けながら取り組めています。

内定先

アパホテル株式会社

日本全国と世界各地に合計650を超えるホテルを抱える国内最大級のホテルチェーンを運営。リゾート事業やマンション事業も幅広く手がける。

大阪商業大学で
学びたかったことを教えてください。

私が一番興味を持っていたのはマーケティングです。普段の暮らしの中で手に取る商品や使っているサービスが、どのような考えのもとに生み出されているのか知りたいと思ったことが、関心を持つようになったきっかけです。高校3年生のときにいろんな大学を調べる中で、大阪商業大学の商学科がマーケティングの授業に力を入れていることを知り、進学したいという気持ちが高まりました。入学してみると、想像以上にマーケティング関連の授業が多く、存分に学習意欲を満たすことができました。また、マーケティングを学んだことで、消費者目線だけでなく、企業側の目線に立って世の中を見ることができるようになるなど、視野が大きく広がりました。

4年間の学びを通して
成長を実感できたことはありますか?

マーケティングの知識を自身の実体験と照らし合わせることで、より学びを深められたと感じています。学びを生かしたいと思い、テーマパークで販売のアルバイトをしていたことがあるのですが、どのようなグッズが人の心に響くのか、どのように接すると相手に良い印象を持ってもらえるのか、身をもって知ることができました。また、「大商大ビジネス・アイディアコンテスト」に3年連続で挑戦し、消費者の求めるものを考慮しながら新しい製品やサービスを考えたことで、消費者と作り手の立場の違いに対する理解も深まりました。こうした経験が、自分を大きく成長させてくれたと実感しています。

段階的な学びのプログラムが効率的に理解を深める

マーケティングについて段階的に学べるプログラムがとても効果的でした。1年次の「商学概論」では、マーケティングの基礎を学びましたが、想像していた以上に奥が深い世界で、学習意欲がさらに高まりました。2年次の「マーケティング戦略論」は、具体的な企業の事例から学ぶ、より実践的な内容に発展。3年次の「国際マーケティング論」では、海外の事例について理解を深めたことで視野が広がりました。このように徐々にステップアップしていく授業のおかげで、社会でも応用が効く確かな知識を身につけられました。

大学での学びを内定先で
どのように生かせると思いますか?

元々、人に何かをして喜んでもらいたいという意識が強かったのですが、マーケティングを学んだことで、独りよがりにならない客観的な視点を養えました。それにより、お客様が本当に求めていることを把握し、製品やサービスに生かす力が身についたと感じています。また、ゼミナールでのグループワークを通して、自分では思いもつかないようなアイデアや意見を聞けたり、逆に自分の考えを評価してもらえたりしたことで、異なる考え方を取り入れながら、より良いものを生み出すためにチームで努力することの大切さも知りました。客観的な視点とチームワークを尊重する気持ちは、社会に出てからも生かされると思っています。