商学科生の4年間

人が好き!
交流を仕事に活かして

総合経営学部 商学科 4年

畠山 めぐみさん

(神戸市立六甲アイランド高等学校出身)

内定先

トランスコスモス株式会社

1985年設立。ネットからリアルまで企業と消費者をつなぐ全チャネルをITアウトソーシングサービスで支える。

現在の学部・学科を志望したきっかけを教えてください。

高校生の頃、「夢がない」と焦っていた私は、簿記などの商学科での学びはどの道を歩むことになっても役に立つだろうと考え、大阪商業大学に進路を決めました。また、大商大を選んだもう一つの決め手は、地域との関わりを大事にした学びがあるからです。私は子どもが好きなので、地域の子どもたちと関わりが持てる学びに期待して進学しました。
商学科では、マーケティングの基本を学び、商品開発や販売の仕組みなどを学ぶ講義は、製品戦略に興味を持つきっかけとなりました。消費者のことを考えた商品開発や流通の事例を多く知り、誰かの立場に立って物事を考える力が身につきました。

特に印象に残っている学びについて教えてください。

宍戸邦章先生のフィールドワークゼミナールで体験したサマースクールが一番印象に残っています。地域の小学生を対象にした夏休みの「居場所づくり」が目的で、企画から準備、当日の運営まで、地元の方々と一緒に、学生が主体となって取り組みました。私は3年次にリーダーを任され、スタッフの統率、資料の最終確認や当日の司会を担当。学生と地元の方との考え方の違いを感じるなど、過程では大変なこともありましたが、イベント当日に楽しそうにしている子どもたちをみて達成感を得ることができました。
就職活動をする中でビジネス・インターンシップに参加したことも刺激を受けた一つです。実習先は清掃関係の会社で、地域貢献にも力を入れており、多くの学びがありました。会社のインスタグラムのフォロワー数を増やすという課題が出され、グループでいろいろ戦略を練って実践したところ、目標数に無事達成。実践的で貴重な経験となりました。

内定先企業を選んだ理由、今後の目標を教えてください。

私は、人と関わることが好きで営業職を希望していました。さまざまな企業の話を聞いて、人事担当者の話し方や会話内容からその企業の雰囲気を知る中で、働く環境も大事だと思うようになりました。大学が主催する企業説明会でトランスコスモスの担当者の方に話を聞く機会があり、学生の立場に立って親身にお話ししてくださったことに心を打たれ、ご縁を感じて「この会社で働きたい」と思ったのが入社のきっかけです。
商学科ではマーケティングを専門的に学びながら、公共学科の授業も受講しました。「リゾートマネジメント」のように商学と公共学が交わることもあり、ふたつの学問を同時に学んだ充実感を得ることができました。また、オープンキャンパス等で大商大の魅力を高校生や保護者に伝える学生スタッフの活動にも力を入れていたので、物事を相手が理解しやすいように伝える力は活動を通して身についたと感じています。就職先では大学での学びを生かして、会社に貢献できる営業を目指します。人を豊かにできる仕事を心がけたいと思います。