経済学科生の4年間
社会で役立つ実践的な
知識を修得できた。
経済学部 経済学科 4年
森田 舞香さん
(大阪府立芥川高等学校出身)
森田さんの4年間
1年次
語学への興味から中国語の学習に注力
同じアジア圏で関わりが深く、いつかビジネスにも活かせると思い「中国語」の授業に力を入れました。言語だけでなく文化についても学べたのがよかったです。
2年次
身近な経済活動への理解を深める
個人や企業の経済活動を扱う「ミクロ経済学」の講義を受講。市場でどのように価格が決定されるのかなど、社会に出て働く上で役立つ知識を得ることができました。
3年次
大商大ビジネス・アイディアコンテストに出場
学内のコンテストに参加し、最終審査まで進出。新しいことに挑戦する積極性が身につき、就職先を考える際にもチャレンジできる環境を重視するようになりました。
4年次
ミクロとマクロ、両方の視点を意識
ゼミナールで水産物貿易について調べる中で、気候変動などの影響で魚が食べられなくなる可能性を知り、持続可能な経済成長や社会的課題を考えて行動するようになりました。
大阪商業大学に進学した決め手と
実際に学んで感じた魅力は?
一番の理由は、親しみやすさです。オープンキャンパスに参加して校舎や教室などを直接見て、雰囲気の明るさに惹かれました。先生との距離感も近いと感じ、その印象は今も変わっていません。経済学部を選んだのは、日常生活やビジネスに活かせるエッセンスが詰まっていると考えたからです。生きていく上で欠かせない勉強ができると思い、志望しました。 入学後は経済分野だけでなく、環境、人権、福祉などさまざまな学問を履修したことで、人間としても大きく成長できたと感じます。環境問題と経済の関わりや、選挙と株式の関連性など、ニュースを深読みする力もつきました。
ゼミナールで取り組んだ内容と、
得られた学びを教えてください。
3年次に柴田孝先生のゼミナールに所属し、水産物貿易や魚はどのような経緯をたどって食卓に並ぶのかなどについて勉強しました。魚料理が大好きなので履修したのですが、地球の気候変動や人口増加等によって、将来魚が食べられなくなるかもしれないと知って衝撃を受けました。
興味深かったのは、スーパーで販売しているパックの魚に「水産エコラベル」がついているかどうかを調べたグループワークです。SDGsの取り組みの一環である水産エコラベル認証は、水産資源や生態系などの環境にやさしい方法で行われている漁業や養殖業を認証する仕組みのこと。何店舗もお店を回って比較し、ディスカッションを重ねました。
この授業を受けて以来、水産エコラベルの付いた魚を多く扱っているスーパーで買物するようになりました。少しずつですが、日本の将来の問題解決に向けて行動していきたいです。
自分を大きく成長させた大商大ビジネス・アイディアコンテスト
3年次に新しいビジネスモデルや商品を企画する「大商大ビジネス・アイディアコンテスト」にチャレンジしました。省スペースで洗濯物がたくさん干せる「力持ちバレリーナ型ハンガー」を企画したところ、応募総数626件の中から8人のファイナリストのひとりに選出!公開プレゼンテーションに出場し、商品の魅力をアピールしました。 このチャレンジを通して、自分に足りなかった積極性を得たこと、自分を成長させたことは大きな強みに。全力を注いでやり遂げ、成果を出せた経験は自信につながり、その後の進路選択の軸となりました。
内定先を選んだ理由と、
入社後の目標を教えてください。
内定先企業は、国産の食材にこだわった洋菓子を提供しています。生産者・消費者それぞれに貢献し、ひいては日本経済にも貢献している企業だと感じ、志望しました。「人・鮮度・素材・旬・安心」を重視する企業理念も共感できるものでした。
入社後は接客に従事する予定です。大学での4年間の学びとビジネス・アイディアコンテストで培った“新しいことに挑戦して自分を成長させる力”を活かし、社会人になっても資格取得などに励むつもりです。まずは、コロナ禍が収束したらまた増えるであろう海外からのお客様に備えて、語学力を磨こうと考えています。今はTOEIC500点以上をめざして英語を勉強していますが、1年次で履修した中国語もいつか学び直したいです。