経済学科生の4年間

勇気を持って一歩踏み出し
挑戦することで自信を持てた

経済学部 経済学科 4年

久我 竜輝さん

(岸和田市立産業高等学校出身)

内定先

株式会社田村ビルズグループ

1879年創業。LIFE FAN BOXという住宅ブランドの提案や不動産売買仲介などを山口県、福岡県、熊本県で展開している。

大阪商業大学に進学した決め手と力を入れていた学びは?

私は商業高校出身で、取得した簿記などの資格を活用できる「全商協会資格利用入学試験」の特典である、学費半額免除と資格講座の受講無料に惹かれ、入学を決めました。また、大商大は資格講座の開講数が多く、合格率も高かったこともあり、入学後は資格の勉強に励むことを決意。1年次はお金の知識を習得するためにファイナンシャル・プランニング検定、2年次は宅地建物取引士の資格を取得しました。3年次以降はゼミナールに注力。実践を通してマーケティングを学べる点が魅力の、加藤ゼミを選びました。ここでは先生が指示するだけではなく、学生も主体的に動き、学びを深めます。自分から行動することで自身の成長と協調性が磨かれるので興味深かったです。
経済学科でのさまざまな学びの中で、特に印象に残った授業は「民法総則」「物権法」「債権法総論」です。普段触れることのない法律に関して学ぶことができ、今後の仕事でも役立つ知識を得ることができました。

大学生活で一番印象に残っている「挑戦」は何ですか?

大学2年次に取り組んだビジネス・アイディアコンテストは、私を変えるきっかけとなりました。高校生の時までは人前で話すのが苦手で、それを解消したくて挑戦したのが、このビジネス・アイディアコンテストです。社会人になるとプレゼンテーションなどの機会が多くなると考え、大学生活で自分を変えたいと思う気持ちが大きくなり、挑戦することができました。発表内容は、スマホケースにパソコンのマウスを付け加えた商品の提案。最終選考まで残り、学長や社長の方々の前でプレゼンテーションをすることができました。この経験を通して、プレゼンテーション力が向上し、自分に自信を持てた点はとても大きく、これからも挑戦を続けようと前向きになれました。

内定先を選んだ理由と、将来の目標を教えてください。

ファイナンシャル・プランナーや、宅地建物取引士の資格を取得したので、それらを活かせる金融業界や不動産業界に絞って就職活動をしました。内定先は田村ビルズグループで、総合不動産業を中心に、廃棄物の処理、カフェ経営など幅広く取り組んでいる企業です。選んだ理由は、「どこで働くかではなく誰と働くか」という企業が大事にしている理念に共感したからです。実際に、インターンシップや4回の面談などで社員の方々と話す機会が多くあり、社員を大事にされている会社だという印象を受けて、入社を決めました。経済学科で学んだ不動産に関わる法律の知識は、働く中でもダイレクトに活きると思います。内定先が株式上場を目指しているので、それを達成するための力になりたいと思い、内定後も賃貸不動産経営管理士と管理業務主任者の資格取得に向けて勉強しています。大阪商業大学での多くの挑戦を通して、新たな自分を発見できたように、これからも学び続け、自分に合う人生を歩んでいきたいです。