いつまでも成長し続けるため
自由に挑戦したい
宍戸ゼミナール
総合経営学部 経営学科 4年
前田 芙伽さん
(和歌山県立和歌山商業高等学校出身)
子どもとの交流を求め
フィールドワークゼミナールに所属
私は商業高校出身で、簿記などの資格を取得しており、その資格を入学試験に利用できる大阪商業大学を志望し、入学を決めました。経営学科を選んだのは、簿記や経営についてより深く詳しく学べるとともに、教員免許の取得ができること、また学生の活動が充実しており、さまざまな経験ができると感じたためです。学部での学びに加えて、実践的な学びができると考え、フィールドワークゼミナールを選択しました。高校のカリキュラムの中で、福祉施設や保育園に行ったり、企業とコラボして何かを販売したりする授業がありました。その影響で、大学に入ってからも子どもと交流したり、福祉や地域に関わったりする活動をしてみたいと思っていました。参加した宍戸ゼミナールでは「少子高齢化とまちづくり」をテーマにプロジェクトを組んで活動していて、私のやりたいことにマッチしていました。また、教職課程を履修していることもあり、子どもともっと交流したいと考え「子どもの居場所づくり」のプロジェクトで活動しました。
クリスマス会でサブリーダーを務め、
プロジェクトを俯瞰する力を得た
ゼミナールでは学外との関わりを多く持てるのが魅力です。特に印象に残っている活動は、2年次の「地域のファミリーサポートのクリスマス会。支援を必要としている家族をサポートするボランティア団体と連携し、日常的な交流が少ない子育て世帯同士の横のつながりをつくりたいとイベントを企画しました。私はサブリーダーとして、見落としていることはないか、メンバーが役割を進めてくれているかなどをチェック。前へ出すぎるとリーダーが二人のようになり混乱を招いてしまうため、立ち位置が難しく感じることもありましたが、視野を広くプロジェクト全体や周りの動きを見ることができるようになったと感じています。イベント当日は進行係を担当しました。万華鏡づくりやビンゴ大会、ジェスチャーゲームなど内容は盛りだくさんで、その場に合わせて臨機応変に対応したり、会を盛り上げたり、時間を調節するのに苦労しました。地域の方や子どもたちとの交流は本当に有意義で、子どもからの「楽しかった」の言葉や、一緒に活動した地域の方からお褒めの言葉をもらえた時はうれしく思いました。この活動を通して、企画力やスケジュール調整力、サポート力が身についたとも思います。また、このクリスマス会は初めての試みでしたが、翌年以降も続いていることによろこびを感じています。
常に挑戦する気持ちを持ち続け
就職後も成長していきたい
常に新しいことに挑戦を続けたいという思いで、在学中はさまざまなことに挑戦しました。新入生オリエンテーションで新入生をフォローする学生サポーターをしたり、高校生のリーダー育成研修や3泊4日の宿泊合宿の企画・運営を行ったりしました。また、就職先のリゾートホテルの会社では、入社時期を選ぶことができる制度があります。その制度を利用して、高校生の頃から憧れていたカナダに、ワーキングホリデーに行く予定です。日本のサービス文化をお客様に届けられるように、留学先から客観的に日本文化を見つめ直したいと思っています。リゾートホテルの業務はマルチタスクで、フロント業務もイベント企画もできるため、多くのことを学べると期待しています。大学時代にさまざまなことに挑戦したように、就職後も常に次の目標を見つけて精進し、グローバルに活躍できる人材になりたいと思います。