経営学科生の4年間

経営者の視点を知り
企業の道筋を立てる

総合経営学部 経営学科 4年

新家 強志さん

(兵庫県立西宮今津高等学校出身)

内定先

みなと銀行

1949年設立。関西みらいフィナンシャルグループ傘下の地方銀行。兵庫県神戸市に本社を置き、兵庫県内を中心に約100店舗を展開。

経営学科を志望した理由とゼミでの学びを教えてください。

会社経営はどう行われているのかを知り、経営者としての視点を持ちたいと思ったのが、経営学科を志望した理由です。授業で印象に残っているのは「経営戦略論」で、経営者の視点というものを知ることができる授業でした。「どうすれば他社との違いを出してお客様を呼び込み、利益をあげられるのか
という経営者の視点が理解でき、興味深かったです。また、ゼミナールでは企業の戦略的な経営活動に情報システムがどのように活用されているのかを学びました。ゼミナールでの課題は、一人でやるのではなく周りの人と協力しながら取り組むことが多く、コミュニケーションの大切さや課題が完成した時の達成感を共有できる嬉しさを、実践を通して学ぶことができました。

大学4年間で印象に残っている「挑戦」は何ですか?

ビジネス・インターンシップが印象に残っています。実習先では、信用金庫の役割を知り、実際の業務を体験しました。法人営業は融資が重要でもあるので、私の経営の知識や、相手の視点に立つ姿勢などが活かせると思いました。このことをきっかけに企業の経営者との関わりが強い金融業界に興味を持ち、銀行への就職を目指し、ご縁もあって内定をいただきました。
また、企業経営に必要なお金の動きを理解できるようになりたいと思い、日商簿記2級の資格取得にも挑戦しました。簿記は業界や業種を問わず、仕事の現場で活用できる知識だと思います。

大学で成長したことと将来の目標を教えてください。

経営学科の学びを通じて、視野が広がり、より具体的な考え方ができるようになったと感じています。今までは視野が狭く一つの答えしか見つけられなかった私ですが、あらゆる結果を想定し、複数の答えを見つけ出せるようになりました。
そして、他人の意見を聞くことの大切さも改めて気づきました。人それぞれ違う考え方があり、自分が正しいと思っていたことも、話を聞くと相手の方が正しいと思い直すこともあります。このように考えられるようになったのが、私の大きな変化であり成長だと思っています。
卒業後、銀行で働く際には、営業先の会社の方針が変わるような大きな仕事をしてみたいと考えています。そのために、誰よりも早く行動し、学び、経営者の方たちに的確なアドバイスができ、その会社の道筋を立てられるような人間になりたいと思います。