英語とビジネスを学び
留学先で芸術に触れる

イリノイ州・ミリキン大学に留学!
公共学部 公共学科 GET 4年

上林 華凜さん

(滋賀県立草津東高等学校出身)

長期の海外留学をするため
GETコースに挑戦

アメリカ在住の従兄弟と交流がきっかけで、小・中学生の頃から海外に興味を持っていました。海外留学ができることを基準に大学を選ぶ中で、大阪商業大学のGETコースを知り、受験を決めました。GETコースは、英語とビジネススキルが学べるコースで、経済的支援もあり、留学や英語の学習に意欲のある学生が集まっています。少人数制のため、先輩や後輩と交流しながら学べることも魅力のひとつです。1年次に履修した「英語で学ぶビジネススキル」は、大商大の経済や経営の学びを全て英語で行う授業でした。経済トピックや企業に関連する課題を自分で調べて、3分程度のスピーチをします。高校ではライティングやリーディングが中心だったため、この授業で初めてスピーキングやリスニングに触れたことが新鮮でした。授業では、英語でレポートを書く機会が多かったのですが、ただ単に英語で文章を書くというのではなく、英語特有の考え方・書き方があると教わりました。英語力はもちろん、発表する機会も多くプレゼンテーションカも身についたと思います。

留学先では、英語で芸術を勉強
生きた英語を理解できるように

3年次8月から4年次5月までの10か月間、アメリカ・イリノイ州のミリキン大学へ留学。ミリキン大学を選んだのは、舞台美術に興味があり、他の大学に比べて芸術に強い大学だったからです。留学中は美術系の授業をメインに履修しました。絵を観るのも描くのも好きでしたが、美術の勉強をするのは初めて。デッサンの授業では、描き方・色の塗り方など、美術にまつわる知識を英語で学びました。ミリキン大学では日本人学生が7〜8人くらいで、助け合いながら履修。大変だったのはネイティブの学生との会話で、留学生同士と比べると段違いに聞き取りが難しく感じました。留学前に、先生から「英語を日本語に変換せず英語のまま理解すること、英語で考えることが大事だ」 と聞いていましたが、実際にどうすればよいのかわかっていませんでした。しかし、留学を経て、英語のアニメを観ている際に、物語に入り込んで自然と感動している自分に気づき、英語を英語のまま理解できていることを実感しました。

挑戦を支えてもらえる環境で
英語力を伸ばす

留学先はTOEFLの点数で選べる大学が変わります。週2回、TOEFL対策の授業がありましたが、行きたい留学先に行けるよう、一生懸命勉強しました。頑張ったおかげでミリキン大学へ留学ができ、大阪商業大学では学べない芸術系の授業をたくさん履修できました。
将来は、日本国内の小売業の企業に就職予定です。GETコースで、英語で学んだビジネスの知識を仕事に活かしていきたいと思います。同時に、好きな英語の勉強も続けていきたいと考えています。
GETコースは、英語が好きで興味があるけれど、あまり得意ではない、自信がないという人にも向いています。英語力を伸ばせるよう授業が組まれており、先生が根気強く教えてくださるので、誰でも力がつきます。挑戦を支えてくれる環境は整っているので、英語に苦手意識がある方にも、おすすめしたいコースです。