プロジェクトを先導し、
積極性と責任感が身についた

総合経営学部 経営学科 3年

奥田 崚斗さん

(奈良県立橿原高等学校出身)

2年次から編入したOBPコース
その魅力とは?

1年次にOBPコースの授業の準備をしている友人たちの姿を目にする中で、「グループワークや発表の機会が多く、成長できそうな場所だ」と感じていた私。友人が背中を押してくれたことをきっかけに、OBPコースに編入を決意しました。編入後に感じたOBPコースの大きな魅力は、先輩方や卒業生との交流の機会が多いこと。年に一度の「OBPコースの会」では、卒業生を招いて、学生たちが取り組んでいるプロジェクトについて発表します。発表後に先輩方から受ける質問やアドバイスによって新しい視点に気づかされることも多く、大変貴重な機会です。在学期間が重なっておらず、本来なら面識を持つことのない先輩方ともつながれるのはOBPコースならでは。就職活動の相談ができたり、仕事の経験談を聞かせていただけたりする先輩方と知り合えるのは、自分の将来を考える上でも恵まれた環境だと感じています。

自分で新規ビジネスを企画立案する
経験を通して培った積極性

2年次の「OBPビジネス企画論」では、新規ビジネスの創業計画書の作成に取り組みました。どんな業種で、どこに開業するのか。ターゲットとする客層や商品の価格設定、従業員数や賃金まで全て自分で決めて、きちんと利益を得られるビジネスを立案する課題です。私は、バイクでツーリングをする人々をターゲットとした、高速道路のパーキングエリア付近でのカレー店の開業を計画。自分で、すべてを考え抜いて創業計画書を作成したことで、起業するイメージを具体的につかむことができました。また、自分が動かなければ何も進まないので、何事にも受け身にならず、自ら考えようとする姿勢を培ったと感じます。具体的な計画書を作成するために、実際に飲食の起業をしようとしている知人に自らアポイントを取って話を聞きにいったこともありました。ここで得た積極性は、その後のOBPコースでの学びの質を高めてくれていると思います。

大学でのプロジェクト経験を活かして
リーダーとして信頼される社会人に

3年次で力を入れたのは、プロ野球チーム「オリックス・バファローズ」と連携したプロジェクト。チーム優勝時の経済効果を最大化するため、グループでアンケート調査と分析・考察を行い、施策を提案しました。オリックス・バファローズの大ファンである私は、率先してリーダーに立候補。ファンだからこそ知る予備知識も活かしながら、グループの中心となって調査計画や施策の検討を進行しました。プロジェクト運営に不可欠なメンバーのスケジュール管理も担当。夏休みにはメンバーを誘ってオリックス・バファローズの公式戦の観戦に行き、グループの士気を高められるような工夫もしました。将来の目標は、金融系の企業で、新規事業や企画のプロジェクトリーダーを任せてもらえるようになること。そのために、OBPコースで培ったリーダーシップを発揮し、まずは周りから信頼される社会人目指したいです。