ワクワクを原動力に
プロジェクトに挑戦
総合経営学部 経営学科 3年
佐々木 勇人さん
(愛知県立津島北高等学校出身)
「経営者になりたい!」
という強い思いからOBPコースへ
私の将来の目標のひとつは「経営者」になることです。そのため、OBPコースという起業家を育てるコースがある大阪商業大学への入学を志望しました。OBPコースでは、グループワークやプレゼンテーションを数多く体験でき、ビジネスリーダーに必要な素養、知識、能力を磨ける、というその環境にワクワクしました。
経営者を志すきっかけになったのは、父の仕事を手伝った経験です。高校3年生の頃に、新型コロナウィルスが蔓延し、学校がオンライン授業になったため、空いた時間で父親の会社の広報を手伝うことになりました。その時、事業に関わる動画を作成し、SNSに投稿。10万回以上再生されて、商品を多くの方に買ってもらうことができました。この実戦的な経験に加え、父のどんな時も楽しく仕事をする姿を間近に見て、経営者への憧れが強くなりました。
OBPコースで印象に残っていることは2年次の韓国での海外演習です。現地の学生と交流したり、現地企業の社長の話を聞いたりと貴重な経験ができました。初めての海外は不安でもありましたが、「勇気をもって飛び込めば、なんとかなる」と実感し、何でも挑戦してみようと思えるようになりました。
プロジェクトリーダーを努め
自ら積極的に行動できるように
ゼミナールでは、オリックス・バファローズのプロジェクトに挑戦しました。オリックス・バファローズから与えられた課題は「Z世代をオリックス沼に落とす方法」。まずは、2軍戦で観客へのアンケートを実施したり、メンバーでアイディアを出し合ったりする中で、提案のキーワードを「推し」にすることにしました。試合中に特定の選手のプレーだけを見られるライブ映像「推しカメラ」の仕組みを提案。私はチームリーダーを務めましたが、意識したのは指示を出すだけではなく、自分が誰よりも動くということです。リーダーシップだけではなく、行動力を磨くことができました。また、課題の提示から調査、集計、資料作成、そしてプレゼンテーションまで、半年以上かけて行うことで、マーケティングの知識やプレゼンテーション力はもちろん、スケジュール管理能力も身についたと思います。OBPコースは卒業生との交流も盛んです。大学で同じようなプロジェクトを経験した卒業生からの社会人としての視点でアドバイスやヒントを得て着眼点が変わることもあります。このような人とのつながりを持てることも、OBPコースの魅力のひとつです。
発想力を武器に、
ワクワクし続けたい
プロジェクトや大学での学びの中で、何度もワクワクする経験をすることができ、将来もそんな変化のある日々を送りたいと思っています。私はプロジェクトを進めていく中で、アイディアを出し、その結果を想像することが好きです。0から1を生み出したり、1と1を組み合わせて新しいものを考えたりするプロジェクトの数々に、とてもワクワクします。卒業後は、まず企業への就職を考えており、商品企画など企画関連の仕事を志望しています。就職先で5年以内を目処に誰からも認められるような提案ができるようになることが目標です。その後は、転職や起業、父の会社に戻るなど、広い視野を持ち、将来を考えていきたいと思っています。