公共学科生の4年間

指名されて任されるような
プロのアシスタントを目指して

公共学部 公共学科 4年

井上 紗良さん

(育英高等学校出身)

内定先

神戸トヨペット株式会社

1956年設立。兵庫県全域に店舗を構える、トヨタ自動車のディーラー。トヨタ自動車およびレクサス車の販売・整備サービスなどを提供している。

大阪商業大学に入学を決め、現在の学部・学科を志望したきっかけを教えてください。

小学生の頃から母親が指導をしているチームでバスケットボールを続けていて、中学校に入ってからは私も指導する立場になることもありました。また、高校生の頃は野球部のマネージャーになって選手をサポートしてきました。このように、ずっとスポーツが身近にあったため、自然と、大学ではスポーツに関することを学びたいと考えるようになりました。大阪商業大学の公共学科ではスポーツマネジメントについて学べると聞き、進学を決意。出身高校が甲子園に出場できなかったので、関西六大学リーグで連覇している大商大硬式野球部のマネージャーになって全国制覇を目指したいという思いもありました。
公共学科のスポーツと社会参加コースでの学びは、体と運動の関係性を知るきっかけになりました。スポーツ技術の向上だけでなく、スポーツを続けていく上で、体づくりに必要なことなどの知識を深めることができる学科です。

ゼミナール活動で取り組んだことや、学びを得たことを教えてください。

3年次までは元バレーボール全日本男子代表の監督、植田辰哉先生のゼミナールで学びました。先生の現場でのリアルな話を交えながら、練習スケジュールの組み方や食事管理などスポーツマネジメントに関することを学びました。私は、硬式野球部のマネージャーを務めていたので、ここで得た知識をすぐにアウトプットでき、学びを深めることが出来ました。
4年次で受けた久保山直己先生のゼミでは、一般学生とスポーツ選手で体の作りにどのような差があるかを測定・分析しました。久保山ゼミではゼミ長を任され、測定スケジュールの管理などを行うことで連絡業務の重要性も実感しました。

内定先企業を選んだ理由、今後の目標を教えてください。

スポーツ関連の仕事に就くという考えはあまりなく、進路を思い悩む時期もありました。しかし、合同説明会でいろいろな企業の話を聞き、普段手にしている商品の流通などを知っていくうちに、就職活動を少しずつ楽しむことができるようになりました。
それからは、マネージャー経験やゼミナールでの学びを活かせる職種に絞り、受付業務のある企業を検討しました。神戸トヨペットではアシスタントとしての通常業務に加え、SNSの運用などの広報も担当すると聞き、挑戦してみたいと思い、入社を決めました。
また、硬式野球部のマネージャーをする中では、兵庫県高校野球連盟と大阪府高校野球連盟の大会補助も経験しました。そこで立場や年代の異なる方々と接する機会を得たことは、コミュニケーション能力の向上につながりました。これからは、在学中に得たスキルを活かして、会社からもお客様からも頼りにされるようなプロのアシスタントを目指したいと思います。