教育研究活動
商経学会
大阪商業大学商経学会は、本学教授・准教授・専任講師・助教・助手及び本学大学院博士後期課程在学生からなる正会員、本学在学生からなる学生会員、その他評議員会において認めた賛助会員をもって構成され、本学の建学の精神に則り、研究発表を通して学術の研鑚をはかることを目的としています。本会では上記の目的を達成するために、主に次の二つの事業(研究発表会と論集の発行)を行っております。
研究発表会
商経学会研究発表会は年6回、原則として5月・6月・7月・10月・11月・1月の最終水曜日に前段と後段に分けて行われます。ここでは日頃の教員の研究成果を、肉声を通して聞くことができます。


論集
商経学会では、『大阪商業大学論集』の発行を行っています。『大阪商業大学論集』は正会員の研鑚、発表の場として、発行は年4回で、6月1日と1月20日発行の論集が社会科学篇で経済・経営が中心です。 7月1日及び2月10日発行の論集は人文・自然・社会篇で経済・経営以外の全領域をカバーしています。論集には本学教員の最新の研究成果が発表され、全国約400の大学図書館・研究機関に配布されております。入手ご希望の方は、下記連絡先までお問合せください。2014年10月から大阪商業大学学術情報リポジトリで研究成果を公開しています。『大阪商業大学論集』の創刊号から通号139号までの掲載論文もリポジトリで検索することができます。
第20巻第4号(通号216号)2025年3月発行
論説
タイトル | 執筆者 |
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ジョバンニの重要性―「ラパチーニの娘」から― | 松尾 満 |
暗峠(くらがりとうげ)の異界性(ダークネス) ―落語「七度狐」を対象として― |
石上 敏 |
小説空間における「坂」 ―〈無縁坂〉(森鴎外「雁」)と〈口縄坂〉(織田作之助「木の都」)を中心に― |
増田正子 |
第20巻第3号(通号215号)2025年3月発行
論説
タイトル | 執筆者 |
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中曽根康弘の国家論に関する一考察 | 小出輝章 |
『システムの科学』の今日的意義 ―H. A. Simonのシステム論再考― |
浅井希和子 |
研究ノート
タイトル | 執筆者 |
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ポスト・ロメにおけるEU-ACP通商関係についての選択肢の検討 ―GSPを中心に― |
前田啓一 |
社会史としての在日2世・3世ら大学生の〈青春〉と〈民族〉 ―在日韓国学生同盟OB/OGアンケート137通(2024年)から― |
金早雪 |
第20巻第2号(通号214号)2024年8月発行
論説
タイトル | 執筆者 |
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呂丸と芭蕉 ―「旅は病て夢は枯野をかけ巡る」別解― |
石上 敏 |
福永武彦『忘却の河』の一考察 ―小説の特徴的方法を中心に― |
増田正子 |
本学における無気力・受動的な大学生の実態と授業改善への提言 | 前田和彦 |
明治・大正期農村の倹約規約 ―滋賀県を事例に― | 坂口正彦 |
第20巻第1号(通号213号)2024年7月発行
論説
タイトル | 執筆者 |
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GISを活用した商業集積間競争の分析と可視化 | 加藤 司 |
労働者のメンタルヘルスと労働損失 ―アブセンティイズム・プレゼンティイズムの実証分析― |
木下祐輔 |
職務動機づけ論における心理的資本の位置づけ | 辺見佳奈子 |
コトヌー協定下でのACPサブリージョンの地域統合プロセスの強化について ―EUとのREPAs形成をめぐって― |
前田啓一 |
労働供給制約時代における中小企業の外国人人材育成と定着の取り組み ―全国初特定技能2号認定者輩出企業の事例を中心に― |
三宮直樹 |
書評
タイトル | 執筆者 |
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書評 塚本恭章 『経済学の冒険―ブックレビュー&ガイド100―』 |
森岡邦泰 |
- TEL
06-6785-6139
FAX
06-6785-6237