授業の事例紹介
全国高等学校ビジネスアイディア甲子園セミナー
Pick Up Lesson Vol.103
「全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」セミナー
講師: 大阪商業大学総合経営学部商学科准教授 起業教育委員会委員 北室 康一 大阪商業大学
大阪商業大学総合経営学部経営学科准教授 起業教育委員会委員 坂手 啓介大阪商業大学
大阪緑涼高等学校2年生の「総合的な探究の時間」において19名の生徒を対象に全国高等学校ビジネスアイディア甲子園の「出張講義:ビジネスアイディア甲子園セミナー」を開催しました。大阪緑涼高等学校のみなさんには、4回のセミナーを実施しました。
第1回目(5月8日)は「ビジネスとは」「利益はどこから生まれる?」「売れるものとは」について解説しました。
また"売れるものとは"のテーマでは、「傘レンタルサービス」を紹介し、より身近にビジネスを感じる時間となりました。
第2回目(5月22日)は「商品が生まれるまで」「アイディアを描く方法とは」について解説しました。
また、実際に改善されて生み出されたサービスや商品について、どのような4F(不満・不足・不十分・不便)から、どのように改善されたのかを考えました。
第3回目(6月5日)は「ビジネスアイディア甲子園の評価」「ビジネスアイディアを検証する」方法について解説しました。
検証の方法の中で【ビジネスモデルのチェックをする】という項目では、実際にあるサービスの「誰の」「何を」「何で」「どのように」「誰からお金をもらうか」についてみんなで考えました。
第4回目(6月19日)はビジネスアイディア甲子園の過去のグランプリ作品を紹介しました。過去作品を通して、アイディアを生み出すためのポイントを伝えることができました。
大阪緑涼高等学校のみなさんにとって、今回講義がアイディアのヒントになればと思っています。高校生らしい、独創性溢れるアイディアに出会えることを楽しみにしています。