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内定者の声

内定者interview 警視庁

就職活動を乗り越え、この春社会人として旅立つ4年生に就職活動を振り返ってもらいました。

今回は、警視庁に内定した総合経営学部 商学科の衛藤 純人さんです。

衛藤くん(トリミング・茶色壁).jpg

多くの人を救える警察官になりたい

警察官になると決めたのは、2年生の冬です。それまで硬式野球部に所属し、野球に全力を注いでいました。

しかし、思うような結果を残せず、野球を続けるかどうか、ここが分岐点だと感じました。そこで進路をどうするか改めて考え、警察官の道を本格的に目指し始めました。

以前から困っている人に寄り添える点に魅力を感じていて、漠然と目指したいと思っていましたが、仕事内容など詳しくは理解していませんでした。

そこで、まずはHPや図書館の本から警察官の仕事について調べることから始めました。

警察官の仕事は、被害者を守るだけでなく、加害者の更生に携わることができます。2度と同じ過ちを起こさないようにし、治安を守り、住みやすい街を作りたいと思いました。

3年生からは、4年生に交じり、警察主催の就職試験対策セミナーなどに参加したり、公務員試験に向けた勉強をしたり、準備を進めていきました。

そんな中で、「自分のような人は多くいる。どこかで差別化を図りたい」と思いました。差別化のためにできることは、徹底した事前準備しかないと思いました。

例えば、説明会に参加するときには、毎回余裕をもって会場に到着し、説明会開始前から採用担当の方に質問するなど、会話することを心がけていました。

そういった心がけのおかげで、ただ説明を聞くだけでは得られない情報を収集でき、たくさん学ぶことができました。

警視庁に内定をいただいたとき、すでに地元の警察からも内定をいただいていました。地元へ恩返しをしたいという気持ちもあり、すごく悩みました。

しかし、日本の都市部を守っていくことが地方を守ることにもつながると考え、警視庁に決めました。

猛威を振う新型コロナウイルスの影響もはかりしれませんが、厳しい環境に身を置いて自分を高め、より多くの人を救える人になりたいと思っています。

縁の下の力持ちとして、誰かのために

野球部で学んだことはたくさんあります。特に、サポートする大切さを学びました。

野球部は、入試とは別にセレクションがあり、周りがすごい人ばかりで、なかなか試合には出ることは叶いませんでした。

それでも、チームの役に立ちたいと思い、審判役や対戦相手のデータ収集など、縁の下の力持ちとして頑張りました。

そんな役割を経験して、裏方の人がいるから試合で戦える人がいることを実感しました

"誰かのために"という思いはやりがいを強く感じられて、個人として活躍すること以上に、チームとして活躍することが自分の目標となりました。

裏方を経験できて、視野が広がったと思います。

警察官の仕事は、みんなを守る仕事。まさに裏方の仕事です。そういった意味でも、野球部での経験を仕事にも活かしていきたいと思います。

公務員試験に向けて、積み重ねた努力と覚悟

警察官の採用試験(筆記)は、専門的に勉強しないと合格は難しいと感じて、3年生の春からは、本格的に公務員試験対策のための勉強に励む生活が始まりました。

最初は学業に採用試験対策に野球部の活動にと、とても忙しい毎日でした。

野球部は、4年生の秋にリーグ戦後、引退するのが一般的です。最後まで続けたいという気持ちはもちろんありました。

でも、将来のためには公務員試験に備えて勉強にもっと力を注ぎたいという気持ちもあって。悩んだ結果、3年生の秋に選手を引退することに決めました。

試験勉強は、「警察官になる」と強い覚悟を決めて取り組んでいたので、やり遂げることができました。

人は、やる気になればなんだってできると思います。大事なのは、覚悟を決めることです。

目標が中途半端な状態では、続けられません。

しかし、公務員試験に合格するという大きな目標だけでは、日々のモチベーションは維持しづらいと思います。そのためにも、目先の目標を必ず持つようにしていました。

例えば、「今日は問題集を〇ページ進めよう」など、1日単位で目標を設定していました。

目標ができると、自分に甘えたい気持ちに負けず、行動に移せるようになりました。小さな目標1つ1つを確実に達成することで、結果を出すことができました。

キャリアサポート室の利用について

一番利用したのは、模擬面接です。最初に利用したときは話に一貫性がなく、志望動機もいくつかまとめて話していました。

キャリアカウンセラーの方から「一貫性のある志望動機を話せるように」とアドバイスをいただき、10回以上練習を重ねました。

キャリアサポート室の模擬面接では、本番さながらの緊迫した雰囲で面接練習ができます。キャリアカウンセラーの方のアドバイスがあったからこそ、内定をいただけたと思っています。

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何度も模擬面接を担当したカウンセラーさんとの写真