社長として活躍する大商大のOB・OG | キャリア・就職支援 | 大阪商業大学 - Osaka University of Commerce

キャリア・就職支援

社長として活躍する大商大のOB・OG

自分なりの信念を見極め、
困難に立ち向かうための力を身につけてほしい

辻本 春弘さん
辻本 春弘さん
株式会社カプコン
代表取締役社長 最高執行責任者(COO)
商経学部 貿易学科 1987年卒業

カプコンは、大阪に本社を置くゲームソフトメーカーです。長きに渡りゲーム業界に貢献し、ゲームソフト開発を軸として、アニメ、映画、舞台をはじめ幅広い業界に事業展開しています。
ゲームなどの"娯楽"は、本来、人にとっての衣・食・住のように不可欠なものではありません。それでも人が娯楽を求めるのは、心を満たす楽しいものを常に求めているからなのです。カプコンにとって、そうしたニーズに応えることが何よりのやりがいです。ゲームを心から楽しめたというお客様の声が、我々のモチベーションになるのです。
今後も、多様な作品を提案できる企業であり続けるため、将来共に働く人には「何のために働くか」を明確にしていただきたい。自分が世の中に、どう貢献したいかという一念さえあれば、いかなる困難にも立ち向かえます。
そのためにも、大学では様々な経験を積み、自分の信念を磨いてください。大商大は、先生や学生の絆が深く仲間意識の強い大学です。4年間での様々な出会いや専門的な学びの中で身についた力は、将来必ず役立ちます。大学での時間を有意義に過ごし、社会人としての基盤を築いてください。

辻本 春弘さん

お客様のニーズを先読みし、
日本国土の発展に貢献する。

下平 康人さん
下平 康人さん
株式会社下平電機製作所
代表取締役社長
商経学部 経済学科 1992年卒業

メーカーで営業職を経験した後、叔父が社長を務めていた下平電機製作所へ入社。資材部、経営企画部を経て、社長に就任しました。当社は、高層ビルやメガソーラー関連施設などの受配電盤、制御盤の設計から製造までを手がける企業。最近では、「あべのハルカス」の受配電盤の設計・製造も担当させていただきました。
私が大商大に入学した頃の日本はバブル期で、日々発展を続ける経済を学ぶのは刺激的で非常に楽しかったです。特に印象に残っているのは「アジア経済」という授業。担当教授が、アジア経済の発展を当時すでに予見されていたことを覚えています。社会や経済の仕組みを知っていると、少し先の未来を予測することができるのです。
世界経済の影響を受けて、日本の経済が動き、日本経済の影響を受けて、企業の動きが変わる。今、私が会社を経営するうえでも、お客様のニーズを先読みするためには世界経済を知っておくことが必要不可欠だといえます。これからも、一人ひとりのお客様はもちろん、日本の国土のさらなる発展を支える企業として、社会に貢献していきたいと考えています。

下平 康人さん

お客様や共に働く仲間、
すべての人を笑顔にする。

木村 裕さん
木村 裕さん
株式会社ワラフ
代表取締役
商経学部 経済学科 1997年卒業

2011年にホームページやグラフィックの企画・制作・運営・ブランディングを行う会社、ワラフを立ち上げました。ワラフは、お客様に喜んでいただき、そしてスタッフも楽しく働けることを目標としています。なによりもまず、お客様から頼られる存在でありたいと考え、頼まれたお仕事は断らないようにしています。
例えば、あるお客様から今まで経験してない分野のお仕事を依頼されても、断らず、できる方法を考えます。頼っていただくということは当社に期待していただいている証拠。物凄い勉強量は必要ですが、試行錯誤し、ご期待に応える仕事ができたなら、いろんな意味で次につながっていくと考えています。また、ブランディングや企画・制作をするうえで大切にしているのは、きっちりとマーケティングをすること。競合他社との違いや強みは何か、ターゲットとなるのはどんな人か...。その企業やサービス、商品のアイデンティティまでを掘り下げていき、ご提案をしていきたいと考えています。そういった分析には、在学中に学んだマーケティングの手法が役立っていると思います。
独立して一番良かったと感じるのは自分次第で明るい未来を築けること。お客様に対して、新たな気付きを提供し、より良いものを生み出す。そして、その成果を喜んでいただけたら、未来へつながります。お客様はもちろん、一緒に働く仲間、そしてその家族まで、関わるすべての人を笑顔にしていきたいと思います。

木村 裕さん

人の一生を支える、
地域の眼鏡屋を目指して。

関山 聡さん
関山 聡さん
Green glass
代表兼店長
商経学部 経営学科 1997年卒業

株式会社ビジョンメガネで14年間勤務した後、2011年に独立。現在は、眼鏡と手作り雑貨を扱う店を経営しています。正直言うと、就職するまで、特に眼鏡が好きというわけではありませんでした。しかし、老若男女さまざまなお客様と接することができたり、度やかたちを調整する職人的な面もあったり、店舗をマネジメントできたり...色々なことに挑戦できるのは眼鏡屋ならでは。この仕事に就けたことは自分にとって非常にラッキーなことだったと思います。
独立したのは、自分の理想とする売り方を追求したいという思いがあったからです。眼鏡はだいたい5年に1回の頻度で買い替えるといわれていますが、会社員時代は転勤もあり、お客様と深く関わることができませんでした。独立した今は、地域のお客様を中心に長いお付き合いができ、やりがいを感じています。
在学中に学んだ知識やスキルが仕事のベースとなり、その仕事を通じて人に喜んでもらえることの楽しさを知りました。いま眼鏡屋という仕事に出会い、すっきりと目が見えない生活を送られているお客様に対して、その人に合った眼鏡を提供し快適な生活を送るお手伝いができていることが、自分自身にとっても幸せなことだと実感しています。

関山 聡さん