内定者の声
内定者interview ㈱富士通エフサス
就職活動を乗り越え、この春社会人として旅立つ4年生に就職活動を振り返ってもらいました。
今回は、㈱富士通エフサスに内定した総合経営学部 経営学科の松本遼哉さんです。
「ITへの強い関心」そして「将来への不安」を原動力に、難関資格へも挑戦
幼い頃からPCが好きで、大学入学前からITに興味を持っていました。
総合経営学部 経営学科「ビジネス情報コース」を履修し、授業でもITのことを学んでいました。
しかし、IT系の企業へ就職を考えるなら、より専門的に勉強している理系の学生と競い合うこともあります。
大学の勉強だけでは足りないと感じ、IT技術者としての基礎を身に着けることができる「基本情報技術者試験」を取得しようと思いました。
基本情報技術者試験は、合格率が25%前後の難関資格です。独学で勉強したことに加えて、範囲も広く、勉強時間を確保することが大変でした。
大学の試験やアルバイトなどとも両立しながら勉強しないといけなかったため、とにかく隙間時間を活用しました。
通学に片道50分かかる電車の中では、スマホで過去問を解けるサイトを活用し、大学の休み時間には参考書で勉強していました。
コツコツと約半年間勉強し、2年生で合格しました。将来への不安が大きく、それが原動力となり勉強に励むことができました。
だからといって勉強ばかりしていたわけではなく、アルバイトや、友達との時間も大切にしていました。
資格へ挑戦した経験は、選考でも評価してもらうことができました。
「働くイメージ」を持つことができた、インターンシップ
3年生の夏休みから2月にかけては、インターンシップに多数参加しました。
内定先企業のインターンシップにも参加。情報セキュリティの部署で1週間、先輩社員に教えていただきながら、実際の業務に近いことを体験しました。
まずは、サイバー攻撃の脅威の事例や、それにはどういう対処ができるのか教えていただき、模擬体験もしました。記録をもとに、どんなサイバー攻撃を受けたのかを自分で考え、発表しました。
今の時代、ITは生活にかかせないものです。情報セキュリティ分野の需要はますます高まると思いますし、情報セキュリティの重要性を改めて実感したインターンシップでした。
そして、そういった分野の専門知識を持ち、人を助けられることにやりがいを感じられると思いました。
もともと情報セキュリティの分野に抱いていた興味が、このインターンシップの経験で、「この仕事をしたい」という明確なものへと変わったと思います。
キャリアサポート室へ通い詰めた1年間
キャリアサポート室には、3年生の6月頃から1年弱、主に添削をしてもらうために通いました。
文章を書くことが苦手で、履歴書・ES作成でつまずき、ほとんど毎日行っていた時期もあります。
添削では、ダメなところをズバッと言ってもらえますし、「こうしたらいいんじゃない?」と提案もしてもらえます。
自分では気づかない改善点に気づけるので、文章が一段と書きやすくなりました。
後輩へのメッセージ
これから就職活動を始められる方には、ぜひ1週間以上のインターンシップに参加してほしいと思います。
説明を聞いたり、HPで調べたり、今はいろんな手段を使って会社について調べることができます。
しかし、会社の中に入り、先輩社員のもとで実際の業務に近い体験をすることでしか気づけないことはたくさんあると思います。
私自身、インターンシップに参加したことで自分がしたい仕事が明確になり、働くイメージを持てました。それこそがインターンシップの最大の魅力だと思います。
そのためにも長めのインターンシップにもぜひ参加してみてください。
そして、とにかく自信がなくても、履歴書作成には早めにとりかかることをおすすめします。
履歴書の作成は思ったよりも時間がかかります。また、提出締め切りまでの期間も2~3週間と短いことが多いです。
最初は悩むと思いますが、書き始めるうちに自分の考えも整理できるようになります。締め切り間近に焦らないためにも、早めにキャリアサポート室へ添削に行くようにしましょう。