内定者interview 大阪市高速電気軌道㈱ | 内定者の声 | キャリア・就職支援 | 大阪商業大学 - Osaka University of Commerce

内定者の声

内定者interview 大阪市高速電気軌道㈱

就職活動を乗り越え、この春社会人として旅立つ4年生に就職活動を振り返ってもらいました。

今回は、大阪市高速電気軌道㈱に内定した公共学部 公共学科Iさんです。

候補 (2).JPG

幼少期から身近な存在だった鉄道業界への就職

私の住んでいる地域は、小学生のときから電車通学が基本でした。そのため、子供の頃から電車が身近な存在で、その中で駅係員や乗務員の方に日々の暮らしを支えられ、次第に鉄道に関わる仕事へ憧れを持っていきました。

大学入学後は、鉄道会社でアルバイトができるとわかり、すぐに始めました。そこで様々な業務を経験させていただき、鉄道会社の一人ひとりに任せられる仕事の責任、そして社会的意義の大きさを実感しました。

特に印象に残っているのは、アルバイト中に駅が停電するというトラブルが発生したときのことです。改札が止まってしまった一方で、電車は動いており、さらに他の係員も各担当業務に追われている状況でした。なんとかして自分ひとりでその場を取り仕切り、時間通りにお客様を乗車させないといけないという使命感に駆られました。普段から対応マニュアルや規則を熟読していたため、円滑な対応ができ、滞留しているお客様には無事に時間通りに乗車していただくことができました。

こういった経験から、鉄道会社は社会インフラの1ピースであると再認識し、就職活動で様々な鉄道会社を受けるにあたり、それぞれの特徴を捉え、そこでどう活躍できるのかをしっかり伝えられるようにアピールしました。

就職活動の進め方

3年生の冬頃から、説明会やインターンシップに参加し企業研究に取り組み、本選考が始まる3月までに自己PRや志望動機などを用意していました。

学内の就職支援プログラムにも数多く参加しました。特に役立ったのは、自己分析講座です。就職活動に本腰を入れる前に開催された支援プログラムだったので、自己分析の重要性をここで知ることになりました。

ES(エントリーシート)を書く際にはもちろん、自分がどの業界に向いているかなどを知るキッカケとなり参加してよかったなと思います。

また、早くから鉄道会社でアルバイトをするなど、就職活動で活きる経験は積んでいましたが、実際に面接で自分の経験を伝えることは非常に難しく、そこでキャリアサポート室での模擬面接を大いに活用しました。

経験したことをただ羅列するのではなく、アルバイトでのエピソードを交えて考えたこと、乗り越えたことなどを一緒に話すと伝わりやすいことを教わり、就活でも実践し内定を得ることができました。

≪就活スケジュール≫

時期

活動内容

3

夏・秋

自己分析講座など学内の就職対策講座に出席

1

面接対策講座等、選考の対策。SPIの勉強開始

2月

就活解禁を前にESの添削を実施

3

ES提出、SPI受験

4

4月・5

模擬面接を実施

1次面接~最終面接

6

大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)内々定

海外旅行で身に着けた自ら積極的に行動する力

大学生活においては、長期休暇になると一人でよく海外旅行に行っていました。

公共学部の授業でも特に観光論に興味があり、日本で行われている観光への取り組みについて理解を深めていました。そのうえで海外と日本と観光への取り組み方の違いに興味を持ち、海外旅行に頻繁に行くようになりました。旅行の計画も自分一人で一から立て、現地でトラブルに遭遇したときには誰にも頼ることができない状況で、臨機応変に問題を解決する経験を多くしました。

この経験から自主性が育まれ、自ら積極的に行動することが大切な就職活動において非常に役立ったと思います。

入社後の抱負

大阪メトロは、大阪市内の大動脈であるという性質上、大変多くのお客様がご乗車になります。

その多くのお客さまの輸送を支える一員として、沿線の方々の生活ひいては関西の経済の発展に貢献していきたいと思います。

後輩へのメッセージ

大学では何か一つ打ち込めることを作ってください。

何かに打ち込んだエピソードは就職活動に役立つことはもちろん、出会いがあったり、かけがえのない思い出となって、必ず将来自分の糧となります。

候補.JPG