特別展示
過去の展示情報
第21回「将棋の歩み-平安時代から令和まで」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2023.11.18(土)~12.23(土)
日本の将棋を歴史・文化・記録などさまざまな視点から取り上げて解説しました。主な内容は将棋駒の歴史-平安時代の将棋駒から現代の将棋駒の研究。旧興福寺旧境内発掘「興福寺駒」や「酔象」駒、安土桃山時代の大阪城跡出土駒ほか。浮世絵を中心とした将棋芸術とその背景。将棋界と日本将棋連盟の歩み-将棋連盟設立から新会館建設まで。東アジアの将棋系遊戯と日本将棋の類似点・相違点、将棋伝来諸説の検証などさまざまな観点から展示を行い、将棋についての知識を深めてもらうことができました。
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第20回「20世紀のボードゲーム-創設20周年を回顧して-」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2022.11.12(土)~12.24(土)
ボードゲームは紀元前3500年という古い時代から作られ遊ばれてきたことがわかっています。19世紀まで、ほとんどボードゲームは線と駒だけという単純なデザインで、遊び方のパターンも少なく、ルールも単純でした。近代になって飛躍的に進化し、20世紀には次々新たなジャンルが生み出され大衆文化として確立しました。この20世紀中の変化はそれまでの数百年の進化の数倍の速度で大きな変化であり、それを一同に展示することにより、ボードゲームがいかに大衆文化として広まったかを知ってもらうことができました。また今回は本研究の展示会が20回目を迎えた節目となる記念企画展でもありました。
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第19回「世界の民俗ゲーム」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2021.11.13(土)~12.25(土)
ゲームは古い時代から人々が用いてきた娯楽であり、どんな民族でもゲームを行ってきました。いつの時代でも、世界のどの国々でもさまざまなゲームが行われてきました。世界的に広範囲に行われているものもあれば、特定の国・地域でのみ行われているものもあります。特定の地域や国では広く知られていますが、それ以外ではほとんど知られていないものもあります。他には無い世界的にも唯一のゲームもあれば、遠く離れた地域でほとんど同じようなゲームが遊ばれていることもあります。本展は世界の地域別に、その地域発祥のゲーム、その地域で特徴的であったゲーム、その地域で広く遊ばれているゲームなどを紹介し、ゲームから世界の広さや、文化の多様さ、文化の伝播の模様などを知ってもらうことができました。
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第18回「必見!じゃんけん!大発見!拳遊戯の世界」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2019.10.26(土)~12.20(金)
拳の遊戯は古代からあり、古代ローマや中国で遊ばれた記録が残っています。日本でも江戸時代、明治時代を中心に数多くの拳の遊戯が考案されました。残念ながら遊びの多様化や機械文化の発達により、じゃんけんを残して多くの拳遊戯が消えてしまいました。本展は多彩な拳の遊戯の数々を200点を越す資料で紹介する画期的な展示会となりました。事実を知ることで拳遊戯に一層の愛着を持ち、理解を深めていただくことができました。
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第17回「日本における囲碁の歴史と文化 ―本因坊算砂から本因坊文裕まで―」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2018.10.1(月)~11.4(日)
古代中国で生まれた囲碁は『論語』にも登場します。「琴棋書画」の言葉が現代に伝わっているように知的階層が身につけるべき遊戯として広まりました。日本には飛鳥時代に伝来、正倉院の宝物に「木画紫檀棊局」と名付けられた豪華な碁盤があります。今回の展示では、囲碁用具、棋書、浮世絵、囲碁に関連したマンガや各種グッズ、さらに歴史を解説したパネル展示など、さまざまな角度から囲碁の世界を楽しめるように展示し、日本においてどのように囲碁が親しまれてきたか理解を深めていただきました。
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第16回「振れ!振れ!サイコロ展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2017.7.1(土)~9.3(日)
ゲームの補助道具にしか考えられていないサイコロにスポットを当て、様々な地域、様々な時代のサイコロとサイコロを用いるゲームを紹介し、サイコロという物体が画期的な道具であったことを知っていただこうとこの展示会を開催しました。また展示品への理解を深めていただくために、講演やサイコロゲームの体験講座を実施し、20代から80代の方まで幅広い年齢層の方々に楽しんでいただきました。
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第15回「マージャンの魅力展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2016.7.2(土)~8.6(土)
健康マージャンの普及から、頭脳ゲームとしてのイメージが強くなり、現在はマージャンの転換期ともいえます。この機会に、 マージャンの発祥から現在までの変遷を約200点の展示で紹介しました。また、マージャンの新しいゲーム「ポーラースター」 の体験会やプロ雀士による「マージャンの現状と今後の展望について」等の関連講座を開催し、マージャンというゲームの面白さを再認識していただきました。
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第14回「昭和のゲーム大集合展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2015.7.4(土)~8.4(土)
昭和という一つの時代に絞り、昭和の時代に作られた様々なゲームを展示しました。昭和という激動の時代に、どのようなゲームがあり、どのように変わっていったのか、昭和のゲームの果たした役割を考える昭和の一大回顧展となりました。また、昭和のゲームが体験できるワークショップや関連講座を開催し、展示物への理解を深めていただくとともに幅広い年齢層の方に交流を深めていただきました。
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第13回「日本の将棋と文化展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2014.7.6(日)~8.9(土)
近年、囲碁・将棋を授業に取り入れる学校が増え、日本の伝統遊戯としての文化的認識が高まっています。囲碁同様に長い歴史と伝統を持つ将棋は、その伝来・定着家庭は未解明の部分が多く残っています。今回は、これまでの研究成果をもとに平安時代から現在に至る主な資料を一堂に展示し、日本の代表的盤上遊戯「将棋」の文化・社会との結びつきについてわかりやすく紹介しました。また、駒作り体験講座や将棋勉強法等のミニ講座と谷川浩司九段をお招きし、特別講演も開催しました。
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第12回「ギャンブルの歴史展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2013.7.1(月)~8.10(土)
古代から現代までの様々なギャンブル約300点を紹介いたしました。また、展示品への理解を深めていただくために、講演や体験イベントを実施しました。体験イベントでは、カジノのテーブルゲームや平安時代の遊戯の解説・体験を実施し、特別講演では、江戸時代の富くじの起源や構造についてわかりやすい解説を実施し、年齢を問わず来場者の方々がギャンブルについて考える場となりました。
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第11回「日本の地域文化とゲーム展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2012.7.1(日)~7.31(火)
現在も日本各地で遊ばれているゲームを、地域別に取り上げて展示することにより、狭い国ながらも実に多種多様な珍しいゲームが誕生し、地域固有の文化や歴史が存在することを紹介しました。また、各地域のゲームが体験できるスペースを設置し、展示物の理解を深めていただくとともに、幅広い年齢層の見学者の交流の場となりました。
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第10回「世界の伝統ゲーム展―創設10周年を回顧して―」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2011.1.11(火)~2.13(日)
大阪商業大学アミューズメント産業研究所は、余暇産業と余暇文化の研究機関として、創設10周年を迎えることが出来ました。
これを記念し第10回特別展示は「世界の伝統ゲーム展―創設10周年を回顧して―」と題し、第1回目からの稀少資料を含めた所蔵資料の中から、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカ地域を中心に、世界各地の民族や文化によって伝えられているボードゲーム、カードゲーム、その他のゲーム(ダイスゲーム、アクションゲーム)等の伝統ゲームを展示いたしました。
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第9回「世界のチェス・将棋展Ⅱ」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2010.1.12(火)~2.14(日)
ヨーロッパ諸国や植民地時代にその影響を受けた、南北アメリカ、アフリカ大陸の伝統的なスタイルの駒、また第1回「世界のチェス・将棋展」以降飛躍的にコレクションの内容が充実した中国、韓国、ベトナム、タイ、ミャンマー、インド、その他の中東地域の駒をほぼ網羅した、世界のチェス・将棋駒を展示いたしました。
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第8回「パズルの世界展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2009.1.19(月)~2.15(日)
パズルは、さいころやすごろく遊びとともに、人類最古の遊戯かもしれません。その種類も多く、「ジグソー」、「クロスワード」、「知恵の輪」、「箱入り娘」、「15パズル」、「キューブパズル」などたくさんのものがあります。
日本では、復活された古典パズルや新作物など、幾ら集めてもきりがないほどの多種、多様なパズルが発売されています。
今回の展示ではこれら最近のものとともに、古今東西様々なパズルを集めて展示いたしました。
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第7回「富くじ・宝くじ・当て物展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2008.1.21(月)~2.15(金)
いつの時代も庶民に夢を与えてきた宝くじ。
江戸時代には富くじとよばれ、一攫千金を夢見た人々が夢中になって買っていました。
宝くじは何百年も前から中国やヨーロッパの国々で発展し、現在では公営の宝くじが世界各地で発売されています。
今回の展示では江戸時代の富くじから、世界各地で発売されている宝くじ、或いは宝くじとは親戚のような駄菓子屋の当て物やキノやビンゴといった数々のコレクションを展示いたしました。
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第6回「世界のトランプ展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2007.1.15(月)~2.10(土)
トランプは最高の娯楽用品であるとともに、最高の芸術作品とも言えるでしょう。
52枚のキャンパスには、絵札に現れる世界の王侯貴族だけでなく、漫画のキャラクターや映画スターなど、様々な図柄が描かれています。
世界各地の総数五百点に及ぶ作品を展示し、多様なデザインと色彩をお楽しみいただきました。
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第5回「囲碁とその仲間たち展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2006.1.14(土)~2.11(土)
囲碁の用具といえば白と黒の碁石に、木の碁盤というようにイメージも地味で、難しい遊びだと思い込んでいる人も多いでしょう。
そんな囲碁の道具にもいろいろな物があります。
囲碁と良く似た遊びや、使う用具が囲碁に似ているから、源平碁や西洋碁と名付けられたたくさんの仲間達もいます。
囲碁への親しみを一層深めていただくことを目的として、これらの仲間たちを一同に集めて展示しました。
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写真でふり返るラスベガスの歴史
街の誕生から100年 記念特別展示
2005.5.3(火)~5.14(土)
2005年5月15日は「ラスベガス」という街がスタートしてちょうど100年目。1905年5月1日に鉄道が開通し、そして駅前の区画が売り出された(オークション)日が5月15日でした。有数のエンターテイメント都市となったラスベガスの誕生100年を記念して、大阪商業大学アミューズメント産業研究所では、特別展示を開催しました。
展示内容
- ネヴァダ州立大学ラスベガス校(UNLV)ライブラリー・アーカイブより厳選された歴史的写真100余点
- 大阪商業大学アミューズメント産業研究所所蔵のラスベガスに関するグッズ・珍品
- 稀購本の展示
第4回「世界のすごろく展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2005.1.17(月)~2.19(土)
一度は誰でも子供の頃、すごろく遊びをしたことがあるかと思います。
一言ですごろくといっても、世界にはいろいろなすごろくがあります。
この展示では、日本のなつかしいすごろくだけでなく、世界20カ国以上のものを紹介しました。
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第3回「花札・かるた展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2004.1.19(月)~2.14(土)
むかし、お正月などで家族や友だちと遊んだ「花札・かるた」。
この特別展示では、当研究所所蔵コレクションの一部を展示し、幼いころの懐かしく楽しいひと時に思いを馳せ、訪れる方々に「花札・かるた」が持つ多様なデザインと色彩美に触れていただきました。
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第2回「麻雀の歴史と変遷」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2003.1.20(月)~2.17(月)
日本、中国、欧米、韓国など各国の新・旧の麻雀牌や関連書籍など約100点を展示しました。
製作された年代や地域によって異なる麻雀牌は、大きさやデザイン・材質・色合いなど個性も豊か。
第二次世界大戦の際、東南アジアで抑留された日本兵が、鉄道の枕木を用いて自作した「枕木牌」や、"東京裁判"の際、「巣鴨プリズン」に収監されていた人たちが、獄中で作成した木製の麻雀牌など貴重なアイテムを展示しました。
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

第1回「世界のチェス・将棋展」
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 所蔵
2002.1.15(火)~2.14(火)
本研究所所蔵のチェス、将棋のコレクションの中から約100点を紹介。
日本に伝わる古将棋のひとつで、804枚という世界最多駒数からなる「大局将棋」を復元したものも展示しました。