研究員紹介
高橋 浩徳
プロフィール
高橋 浩徳(TAKAHASHI Hironori)
人間にとっての"遊び"とは
- アミューズメント産業研究所研究員
生年 | 1960年 |
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主な研究領域 (専門分野) |
テーブルゲーム全般、ゲーム史(電子ゲームを含む)、伝承遊戯 |
共同研究等が 可能な研究領域 |
ゲームに関連する研究 |
学歴 | 茨城大学人文学部社会科学科卒業 |
学位 | 社会科学士 |
主な職歴 | 合同酒精株式会社 |
研究業績 | 【著書】
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【論文】
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【学会】
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社会活動 | ゲームの会「ボードウォーク・コミュニティー」 |
趣味 | 落語、歌舞伎、ウクレレ、旅行 |
ホームページアドレス | http://www.asahi-net.or.jp/~rp9h-tkhs/index.htm |
コラム
私とゲーム
ホイジンガーは「人間は遊ぶものである」と定義しました。動物は全くと言って良い程遊ばず、「遊ぶ」行動をとるとニュースになるくらいです。遊びこそ人間が文化的になってきた証拠とも言われています。文明の進歩に連れて、ゲームは飛躍的な進化を遂げています。千年ぐらいの遊びの歴史が数ページですむとしても、ここ数十年のゲームの歴史は一冊の本になるでしょう。私は長い間ゲームに携わって来ましたが、人生はゲームであり、ゲームは人生のシミュレーションであると感じています。遊ばない人間はだめになると言われる一方、勤労は美徳で遊びは悪とも言われています。それほど密接なものでありながら、ゲームの研究は軽んじられてきたように思います。人間にとって遊びとは何なのか。人間はどう遊ぶべきか。人間にとってゲームはどうあるべきか。ゲームが全世代の日常生活に深く入り込んでいる今こそ、正しく捉える必要があると思います。