研究員紹介
松村 政樹
プロフィール
松村 政樹(MATSUMURA Masaki)
テレビゲームの成功要因を探る
- アミューズメント産業研究所所長
- 大阪商業大学公共学部公共学科教授
生年 | 1971年 |
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主な研究領域 (専門分野) |
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共同研究等が 可能な研究領域 |
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学歴 | 大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了 |
学位 | 博士(経済学) |
主な職歴 | 金沢学院大学経営情報学部講師・助教授 |
研究業績 | 【著書】
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【論文】
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学会 |
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趣味 | 囲碁 |
コラム
テレビゲーム産業の現状
任天堂のファミリーコンピュータをはじめとするテレビゲームは、みなさんが最も親しまれてきたアミューズメントの1つでしょう。これまで、たくさんのゲーム機が登場してきましたが、多くのゲーム機は、ユーザーの支持を得られずに消えていきました。日本中、さらには世界中に普及するゲーム機と、うまく普及しなかったゲーム機の違いは何だろうか、ということからテレビゲーム業界の研究ははじまります。価格、広告、ゲーム機の機能、ソフトの数、さまざまな要因が関係していることはわかりますが、逆に言えば、それだけ成功要因を見つけるのが難しいことを意味しています。
また、ソフトについても同じように、大ヒットするソフトとあまり売れないソフトには、どんな違いがあるのでしょうか。「大ヒットソフトを制作した組織の共通点」があるのか、あるとすればどのようなものか、という問題も、ゲーム産業においては大事なトピックです。
最近では、テレビゲームの強力なライバルとして、携帯電話で遊ぶことのできるミニゲームや、ネット接続を前提としたオンラインゲームも登場しています。今後、テレビゲーム業界あるいはそこで活躍する企業がどのように生き残っていくのかを模索するのが現在の研究テーマです。