研究員紹介
梁 亨恩
プロフィール
梁 亨恩(YANG Hyung-eun)
理解されるカジノをめざして
- アミューズメント産業研究所研究員
生年 | 1956年 |
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主な研究領域 (専門分野) |
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共同研究等が 可能な研究領域 |
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主な職歴 |
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研究業績 | 【著書】
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【論文】
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趣味 | マラソン、ゴルフ、登山 |
コラム
私とカジノ観光産業
カジノ産業が地域住民に及ぼす否定的影響を最小限に抑える産業政策は、地域住民からカジノ開発の支持を得るために不可欠である。地域住民の意識と態度を把握または理解することは、産業政策の方向性を決めるうえで重要な意味を持つ。「日本でのカジノ開発計画に当たり、社会交換理論は地域住民の態度を理解するために有効的な理論」であると仮定し、研究モデルを用いて地域住民の特性を加味した実証調査を行うのが私の研究の中心であり、カジノ開発前後を評価する縦断研究の始発点としての意義を持つ。
カジノ産業の持続的発展のためには、法制化段階の前後、開発段階の前後を時系列で比較する横断・縦断的な深層研究が必要である。地域住民がカジノの影響を如何に知覚しているか、またその因果関係を把握することによって、今後自治体政府のカジノ開発プロセスに地域住民の意志が反映されるよう、(新しい論拠として)私の研究成果が活用されることを期待したい。