主催講座・イベント
過去のシンポジウム
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 シンポジウム
2011年8月6日(土)14時15分から17時半まで、神戸国際会議場1階メインホールにおいて国際犯罪学会第16回世界大会公開シンポジウム「ギャンブルと犯罪そして社会的コスト―カジノ合法化にまつわる問題点―」を開催いたしました。このシンポジウムは大阪商業大学アミューズメント産業研究所とNPO法人依存学推進協議会の主催で開催され、約150名の参加者のもと国会議員や研究者たちがこの問題についての議論を行い、大変有意義なシンポジウムとなりました。
基調講演Iでは、ウイリアム R. イーディントン氏(ネヴァダ州立大学リノ校教授)が「カジノと犯罪―歴史と概念と事例―」のテーマで講演を行いました。基調講演Ⅱでは、古賀一成氏(衆議院議員)がわが国におけるカジノ法案の現状を説明し、併せてカジノ導入による経済的なメリットも紹介されました。最後に「ギャンブルと犯罪そして社会的コスト―カジノ合法化にまつわる問題点―」と題したシンポジウムが行われました。谷岡一郎氏(大阪商業大学学長)を司会とし、シンポジストに小沢鋭仁氏(衆議院議員)、美原融氏(大阪商業大学アミューズメント産業研究所所長)、西村周三氏(国立社会保障・人口問題研究所所長)、中村努氏(強迫的ギャンブル回復施設ワンデーポート施設長)を迎え、カジノ導入に伴って発生すると予想されるマイナス面に着目し、それへの対策を論じました。
テーマ | ギャンブルと犯罪そして社会的コスト-カジノ合法化にまつわる問題点- Crime and Social Cost at Gambling Sites |
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内容 |
基調講演Ⅰ
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日時 | 平成23年8月6日(土) 14:15~17:10 |
会場 | 神戸国際会議場メインホール |
主催 | 大阪商業大学アミューズメント産業研究所 NPO法人 依存学推進協議会 |
大阪商業大学アミューズメント産業研究所 創設10周年記念シンポジウム
近年地方自治体やNPO等では、日本各地に残る、伝統ゲームや古典ゲームの継承・普及活動を、地域振興策の一つに組み込み、各地域の文化や歴史を子供からお年寄りにまで、幅広く浸透させるための取り組みが行われています。
今回のシンポジウムでは130名の参加者のもと、日本各地より招聘した7組の伝統ゲーム関係者、本学公共経営学科教授 伊木稔氏及び本研究所研究員を交えて、ゲームの継承・普及、さらに地域振興とどう関連させていくべきかについて熱く議論が行われました。また、伝統ゲームの実演時にはあまりの迫力に、参加者から驚きの声や拍手がわきあがることもありました。最後には、参加者からも活発な質問や意見交換がなされるなど、ゲームを通じた将来の地域文化振興と発展策について考える機会として、大変有意義なシンポジウムとなりました。
テーマ | 日本伝統ゲームの継承・普及と地域振興 -ゲームがまちを元気にする- |
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内容 |
基調講演
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日時 | 平成22年11月13日(土) 13:30~16:45 (開場13:00) |
会場 | 大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天 |
後援 | 文化庁、大阪府教育委員会、東大阪市、東大阪市教育委員会、 東大阪商工会議所 |
大阪商業大学 開学60周年記念 アミューズメント産業研究所 シンポジウム
囲碁、将棋等の伝統ゲームは、知力を競う競技でありながら、運動競技と同様に、体力、集中力、忍耐力、精神力も大変重要な要素であり、いわば頭脳のスポーツとも呼ばれています。また、それら頭脳スポーツは、青少年の知力や能力の開発、心の発育等にも大変良い効果をもたらすものとして注目を集め、現在、様々な研究や取り組みが進められています。
このシンポジウムでは177名の参加のもと、頭脳スポーツに関係する研究者、プレーヤーが一同に会し、頭脳スポーツが脳に与える影響や効果についての最新の研究発表や、教育効果などについて熱く議論が行われました。さらに会場の参加者とも活発な意見交換がなされるなど、教育としての頭脳スポーツの普及や発展に寄与する非常に有意義な機会となりました。
テーマ | 頭脳スポーツと教育 -ブレインスポーツ冬の陣- |
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内容 |
【第1部】 基調講演 「将棋棋士の直観に関わる脳活動」 中谷裕教 (独)理化学研究所脳科学総合研究センター研究員 公開対局 「人工知能はここまで進化した」 コンピュータVS人間による将棋・囲碁のエキシビジョン対局
シンポジウム 「頭脳スポーツと脳の発育、教育効果について」 谷岡一郎 大阪商業大学学長・教授 中谷裕教 (独)理化学研究所脳科学総合研究センター研究員 白江治彦 (財)日本棋院棋士八段 浦野真彦 (社)日本将棋連盟棋士七段 井出洋介 麻将連合GM |
日時 | 平成22年2月6日(土) 13:30~17:00 |
会場 | 大阪商業大学ユニバーシティホール蒼天 |
後援 | 東大阪市・東大阪市教育委員会・東大阪商工会議所 (社)日本将棋連盟関西本部・(財)日本棋院・(財)関西棋院・麻将連合 |
協力 (公開対局) |
(株)毎日コミュニケーションズ |
総合経営学部 公共経営学科 第3回シンポジウム
「囲碁と人間の幸せ -過去の遺産を未来へ-」
2008年2月12日(土) 13時30分から17時30分まで、ユニバーシティホール蒼天において182名の参加者
のもと囲碁の教育・歴史をテーマとしたシンポジウムを開催いたしました。
今回のシンポジウムは、2月11日から14日まで、大阪商業大学と海外提携校である韓国の明知大学校
から囲碁研究科教員と学生が来学されるのを機に開催したものであり、両大学の共通の課題である囲
碁に関わる教育や研究に関する4つの講演が行われました。また、引き続き行われたパネルディスカッ
ションでは、谷岡学長がコーディネーターを務め、「過去、現在そして未来へ」をテーマとして明知大学校
の2名の教員の方々と共に、(財)日本棋院副理事長で名誉碁聖の大竹英雄先生、(財)関西棋院の棋士
で九段の森野節男先生をお招きし、日韓両国の棋界の現状と課題や将来の囲碁と教育のあり方などディ
スカッションし、参加者からも活発な質問や意見が飛び出すなど、大変有意義なシンポジウムとなりました。
当日は大変お寒い中多数の方々にご参加いただき誠にありがとうございました。
なお、演題・講師並びパネリストの方々は以下のとおりです。
講演1 |
「囲碁のユニバーサル化:盲学校の普及事例から」 相良二朗先生(神戸芸術工科大学教授):松村政樹先生(大阪商業大学准教授・アミューズメント産業研究所副 所長) |
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講演2 |
「教育的観点から伝統的囲碁理論の問題点」 チョン・スーヒョン先生(明知大学校囲碁研究科教授・韓国棋院棋士九段) |
講演3 |
「囲碁と暦と渋川春海」 谷岡一郎先生(大阪商業大学学長・教授) |
講演4 |
「囲碁の起源に係わっている文献の再解釈」 キム・ダルスー先生(明知大学校囲碁研究学科修士) |
パネルディスカッション
コーディネーター |
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パネリスト |
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総合経営学部 公共経営学科 第2回シンポジウム
「囲碁に見るビジネス戦略-人生は一局の碁なり-」
2007年2月3日(土)13時より16時30分まで、ユニバーシティホール蒼天にてシンポジウムを開催しました。
当日は171名の参加者があり、興味深い講演とディスカッションに熱心に耳を傾けました。
基調講演者の岡部弘氏は「囲碁に見るビジネス戦略」のテーマで脳を鍛えることや囲碁とマネジメントに
ついて話されました。重野由紀氏は世界30カ国以上で囲碁指導・普及をされた経験をもとに「世界の囲碁から学ぶもの」というテーマで写真を見せながら講演してくださいました。
パネルディスカッションではコーディネーターの谷岡学長が「囲碁と教育」「囲碁と福祉」「囲碁の大局観と経営」などについて本学客員教授で前(株)USJ 代表取締役会長の佐々木伸氏、公共経営学科助教授の松村政樹氏、重野由紀氏から話を引き出し、コメンテーターの岡部弘氏が話をまとめてくださいました。
フロアからも2名の発言があり活発なディスカッションとなりました。
ホールホワイエではアミューズメント産業研究所所蔵の囲碁用品が展示され、参加者の目を楽しませていました。参加者からは大きな反響があり、ご自身のHPに掲載したとの声も届いています。