修了生紹介 | 在学生・修了生紹介 | 大阪商業大学 大学院

在学生・修了生紹介

修了生紹介

「実学」社会に出て活きる研究

地域経済政策専攻 博士前期課程修了(2023年)

入学前の社会経験を理論的に整理
中国での高齢者福祉ビジネスが将来の目標です。

zhou_run_dong.JPG
周 潤東
本大学院に入学したきっかけ
中国の大学3年のときに、交換留学生として提携大学のくらしき作陽大学に編入学。卒業後は社会人として日本社会を体験したいと思い、就職しました。その後、実社会で学んだことを生かして将来中国で福祉ビジネスを起業したいと思うようになり、そのためには自分のスキルを高める必要があると考え、本大学院に進学しました。
大学院での学び
論文テーマは『スマートシティ時代における高齢者在宅介護の姿と課題について』。スマートシティでは医療・介護の需要に応えるために、オンラインでの遠隔診療や現場におけるロボットやAIの利用を促進しています。最新技術を駆使して健康不安、介護人手不足、引き籠もりや、医療不安などが解消できるとされています。本論文は、スマートシティによって実証された中において、いま現在、高齢者が日常生活を在宅で安心安全に過ごし、介護を受けている在宅介護の現状、スマートシティの姿と課題について考察したものです。
将来目指したいこと
大学院で勉強しながら、特養施設で実務を習得しました。大学院での研究成果と実務で身につけたことを融合すると、中国の福祉の課題が山積みであることが分かりました。まず、日本の福祉分野の仕事をして実務経験を積みたい。将来の目標は、中国で高齢者福祉ビジネスを行うことです。

経営革新専攻 修士課程修了(2023年)

中国と日本の発展に貢献しながら、自分自身の価値を実現したい。

li_xiaohua.jpg
李 暁華
本大学院に入学したきっかけ
中国の大学で財務管理を学んだ私は、長期的に存続している日本のファミリー企業の経営方式に興味があり、企業の財務から全般的な経営の知識を学ぶため来日。日本語学校の先生に大阪商業大学大学院を推薦していただきました。本大学院は企業の経営革新に注力しており、先生はビジネスモデルの創造や革新について豊富な知識や経験をお持ちであることから、自分が研究したい分野に最適だと考え進学を決めました。
大学院での学び
研究テーマは『中国におけるファミリー企業の事業承継と後継者育成に関する一考察』。日本は「長寿企業大国」、創業100年以上のファミリー企業がたくさん存在します。しかし、中国では3代まで継承できるのがわずか10%です。既存研究に基づきながら中国が直面している問題、いかなる対応を行っているかを研究しました。そして、経営全般に関する特徴と後継者育成の二つの面からの比較を通じて、日本と中国の違いを中国のファミリー企業に提言しました。
将来目指したいこと
将来的にはこれまでの経験と大学院で学んだ知識、語学力を生かして、貿易や金融などの業界で働きたいと考えています。現在は目標実現のために、日本の会社で会計や通関などの仕事をしています。様々な実務経験を積んだうえで、中国と日本をつなぐビジネス文化の架け橋として、両国の発展に貢献しながら、自分自身の価値を高めていきたいです。

過去の修了生紹介

大阪商業大学 大学院

〒577-8505 
大阪府東大阪市御厨栄町4-1-10

TEL 06-6781-8816