在学生・修了生紹介
修了生紹介
「実学」社会に出て活きる研究
地域経済政策専攻 博士前期課程修了(2024年)
貿易会社を経て、企業を志す。将来の道筋が明確に見えた2年間。
- 本大学院に入学したきっかけ
- 元々、在日中国人の生活や行動に使い関心を抱いていたため「地理学を活かした在日中国人の現状」を研究したいと考えていました。本大学院には地理学とフィールドワークに精通した教員が在籍していたため、ここなら自分の関心分野の知識を深められると思い、入学を決めました。
- 大学院での学び
- 論文テーマは『大阪鶴見区中国人朝市の成立過程と利用動向からみた課題に関する研究』。大阪市鶴見区と大阪府大東市に隣接する中央環状線西側歩道で、「鶴見区中国人朝市」が2000年代初頭から日曜日の朝に開催されており、近年メディアでも多く取り上げられています。本研究は、朝市の来訪者へのアンケート調査と常設店・露店への聞き取り調査を実施し、来訪者の利用動向と店舗の経営に関する特徴を分析することで、同朝市の成立課題を解明しました。
- 将来目指したいこと
- 現在は関西国際空港で外国人観光客向けのプロモーション職として勤めています。将来は日中貿易会社に入って経験を積んだ後、起業したいと考えています。
経営革新専攻 修士課程修了(2024年)
夢を見つけ、仲間や恩師に出会い、起業。会社をもっと大きく成長させたい。
- 本大学院に入学したきっかけ
- 起業への強い意欲があり、本大学院のホームページに記載されていた「起業教育プログラム」に魅力を感じました。経営戦略、ビジネスモデル、マーケティングなどの経営知識を磨くことで、将来起業家として成功するための基盤をここで築けるのではないかと思い入学を決意しました。
- 大学院での学び
- 論文テーマは『日本の製造業におけるスピンオフに関する研究-親会社との関係を中心に-』です。企業の事業部分を切り離し独立させるスピンオフに注目し、過去の成功事例と失敗事例の分析をもって、日本製造業におけるスピンオフの成功要因を探索しました。
- 将来目指したいこと
- 今は、本大学院の博士後期課程に進学し、研究を進めながら、友人と一緒に起業をしています。将来的には会社を大きく成長させつつ、学問的な側面でも成果を上げたいと思っています。