研究 PICK UP | 大阪商業大学 大学院

研究 PICK UP

少子高齢化の将来を見据えた「まち」のあり方を探求する。

地域経済政策専攻 教授
宍戸 邦章
Shishido Kuniaki

私の専門は社会学や社会調査です。計量分析やフィールドワークの手法を用いて、高齢者のライフスタイルや少子高齢化にかかわる研究を続けています。私の出身は宮城県の丸森というところで、現在の高齢化率が41%を超えている町です。私が学んだ小学校や中学校は廃校になりました。近年、東アジアではUltra-Low Fertilityといわれるように、世界で最も少子化が 深刻化している地帯です。急速な少子化の背後には、「圧縮された近代化」の影響があるわけですが、この社会現象は急速に老化が進むウェルナー症候群(早老症)のような難病に似ていると思います。日本は世界一の高齢化国として、世界に向けて諸知見を発信する義務があると思います。家族や労働の在り方が急速に変化し、社会保障のシステムも変更を余儀なくされています。このような生活を支える様々な仕組みのつながりを総合的に把握し、将来の社会を構想していけるのが社会学の面白さです。大学院生の皆さんには、計量分析やフィールドワークの手法を駆使して、少子高齢化に対応できるまちの仕組みを検討し、地域社会内の諸資源とつながり、活用できる人材になって欲しいと思います。私自身も院生の皆さんと勉強するなかで刺激を受け、さらなる研究のアイデアにつなげていきたいと願っています。

グローバル・マインドを持って「マーケティング」に取り組む人材を育成。

経営革新専攻 教授
孫 飛舟
Son Hishu

私の研究分野はマーケティングです。マーケティングとは、「顧客創造・維持活動」のことです。つまり、企業や組織がお客さんとの接点を模索し、製品やサービスの提供を通してお客さんのニーズ(欲求)を満たすと同時に、その見返りとして顧客満足と対価を得ます。しかも、そのような関係を長期にわたって維持していくことが望ましい。グローバル時代において、企業や組織が複数の国や地域のお客さんを相手にマーケティング活動を展開しなければなりません。1つの国や地域で成功した経験やノウハウが他の国や地域では全く通用しなくなることはよくあります。従って、それぞれのお客さんの消費習慣、行動パターンなどをより綿密に分析する必要があります。
さらに、インターネットを介した越境取引が盛んに行われている今日では、顔が見えないお客さんの特性を分析することは非常に難しくなっています。そこで重要となってくるのは、グローバル・マインドを持つこと、つまり、先入観を持たずに積極的に異文化に飛び込む勇気と課題解決のための仮説立案・検証能力です。マーケティングに興味を持ち、しかもグローバル・マインドを持って果敢に課題解決に挑戦する人材の育成を目指します。

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