大学院概要
研究生について
研究生とは
特定の事柄について研究する方を、期間を限って受け入れるための制度です。本大学院では、多くの場合、正課生(院生)の入学試験を受けるための準備期間として位置付けられています。
研究期間
原則として、研究期間は同一年度内で1年以内となります。そのため、前期入学の場合は、4月から翌年の3月までの1年間、後期入学の場合は、後期授業開始日(9月末頃)から翌年の3月までの半年間となります。また、特別の理由がある場合は、1年を限度として、研究期間を延長することができます。
研究等
指導教員の指導のもとに自己の研究を行います。また、指導教員と相談の上、必要があると認めたときは、科目等履修生として学部及び大学院の授業科目を履修することができます(ただし、留学生は、研究指導も含めて週10時間の履修が必要です)。また、図書館や大学院生用個人ブースなどの設備を一部使用することができます。
学費等
授業料 | 1年間(4月入学):250,000円 / 半年間(10月入学):125,000円 |
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教育充実費 | 1年間(4月入学):70,000円 / 半年間(10月入学):35,000円 |
出願資格
大学を卒業した者及びこれと同等以上の学力があると認められた者となります。これは本大学院の博士前期課程及び修士課程の出願資格と同じです。詳細は、本大学院HPの入試情報コンテンツ内にある募集要項・出願書類の案内ページをご参照ください。加えて、留学生においては、日本語能力試験N2レベル相当以上の日本語能力があると認められた者とします。
選考方法
出願書類の審査と面接試験により総合的に判定します。
出願期間等
年に2回(前期入学と後期入学)試験が実施されます。
※面接審査の日程については、出願者に対して出願期間終了後に案内します。
2024年後期入学(10月)
研究期間 | 2024年10月~2025年3月(半年間) |
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出願期間 | 2024年7月1日(月)~7月6日(土) |
手続期間 | 2024年7月20日(土)~7月27日(土) |
2025年前期入学(4月)
研究期間 | 2025年4月~2026年3月(1年間) |
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出願期間 | 2025年1月11日(土)~1月21日(火) |
手続期間 | 2025年2月20日(木)~3月3日(月) |
出願にあたっての注意
出願前に指導希望教員との事前面談を行い、出願の許可を受ける必要があります。そのため、本大学院の研究生を希望される方は、出願前に一度教務課までご連絡ください。
研究生インタビュー
2023年度研究生
大学院試験の準備をしつつ、先生や正課生との議論や協力を通じて自分のアイデアを洗練させていきたい。
- 研究生になったきっかけ
- 中国の大学にいたときからビジネスモデルに興味があり、経営学の様々な側面を深く学びたいと考えていました。しかし、中国の大学ではその分野の専門知識を習得していなかったため、まずは日本の大学の研究生となり、1年間の学習を通じて基礎を固め、次の大学院試験の準備に取り組もうと進路を検討しました。本大学院に決めた理由は、学術的な環境での学びと交流の場を提供してくれ、さらに先生や正課生との議論や協力を通じて、自分のアイデアを洗練させることができると考えたからです。
- 研究生の学びについて
- 現在は、学部と大学院で勉強しています。一番感銘を受けたのは一方的、受動的な学びではないこと。過去の考えに対して大胆に考察するなど、批判的な思考を育むことの大切さにも気づかされました。
大学院に進むにあたっては、あらかじめ興味や関心領域を明確にし、将来の研究テーマについて深く考えたほうがいいと思います。また、より専門的で高度な研究を行いますから、研究方法論の知識の習得、関連する論文や学術書の精読、自身の研究アイデアを練り上げることが重要です。さらには、統計学や実証研究の手法を学び、データ収集や分析、結果を解釈する能力、英語や日本語の文献を読解しうる語学力を身につけなければならないと思っています。