鎌苅 宏司 教授
Kamakari Kouji
現状認識をもとに「問い」を立て、
その解決策を先行研究に基づいて提案します。
経済学は、人々の行動様式を誘因や動機づけにより定式化し、前提条件が変わったときの彼らの行動を分析・評価します。論文を書くためには、対象の本質をとらえる抽象的思考力を身につけ、学問として意味のある「問い」を立てなくてはなりません。そのためには、先行研究の整理・検討を行う必要がありますが、最初は、対象をじっくりと眺め、仮説を作ることから始めます。
プロフィール
専門分野 |
公共経済学 環境経済学 |
担当科目 |
応用ミクロ経済論 環境経済論 演習Ⅰ・Ⅱ |
所属学会 |
日本経済学会、日本財政学会、日本地方財政学会、環境情報科学センター、日本地方自治研究学会 |
経歴 |
関西大学経済学部 1986年卒業、関西大学大学院経済学研究科博士課程 1995年修了、大阪学院大学経済学部教授 |
学位 |
博士(経済学) |
著作・論文 |
- 『地方創生 ―これから何をなすべきか―』(分担執筆)〔創成社 2017年〕
- 『最適課税と環境税の経済分析』(共著)〔中央経済社 2005年〕
- 『ミクロ経済学から公共経済学へ』(共著)〔八千代出版 2000年〕
- 「卸売市場にアームズ・レングス・ルールは必要か?」〔『実践経営学会機関紙 実践経営』第62号 2025年〕
- 「相対取引における均衡余剰価格の決定」〔『大阪商業大学論集』第20巻第3号 2025年〕
- 「アート作品の取引におけるふたつの「セット販売」の非効率性について」〔『大阪商業大学アミューズメント産業研究所紀要』第26号 2024年〕
- 「顧客と画商の絵画取引について:価格交渉帯の図示と均衡余剰価格の決定(Ⅱ)」〔大阪学院大学通信 2020年〕
- 「顧客と画商の絵画取引について:価格交渉帯の図示と均衡余剰価格の決定(Ⅰ)」〔大阪学院大学通信 2020年〕
- 「商店街における店舗間の競争」(共著)〔龍谷大学経営学論集 2018年〕
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指導した修士論文 |
- 「秩父地域における内発的発展について ―秩父山葡萄を用いたワイン製造販売とレストラン事業の展開―」
- 「日中の文化政策の違いとその結果」
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