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大商大ビジネス・アイディアコンテスト

ファイナル・ステージ

2025年度ビジネスアイディアコンテスト ファイナル・ステージ結果発表

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受賞者全員で

2025年度は応募総数744件から、ファースト・ステージ、セミファイナル・ステージを突破した8名のファイナリストが、
10月25日(土)、ユニバーシティホール蒼天にて公開プレゼンテーションを行い、学長賞はじめ各賞が決定しました。
また、企業賞受賞者にも自身のアイディアについて発表してもらいました。各賞の受賞者には、賞状と賞金が授与され、
上位入賞者4名には副賞として、海外ビジネス研修も贈られました。詳細は下記の通りです。

受賞作品

学長賞

カモフラージュ洗濯ネット
《企業部門》 課題提供企業:スマイルキッズ株式会社

アイディアの概要

「カモフラージュ洗濯ネット」とは、男性物の服の形をした洗濯ネットです。 この製品は「女性が、安心・安全にベランダに洗濯物を干したい」というニーズに応えた商品です。 洗濯物を干す際に、カモフラージュしたい服の上にかぶせて使用します。そうすることで一見、男性物の服を干しているように見え、洗濯物で女性の一人暮らしだと分かりにくくなります。ニーズに応えるため、洗濯物をカモフラージュしながら、品質を担保して、安全に外に干すことを実現させる」商品を考えました。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 商学科2年 高岡 向葵さん

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今回のビジコンで、人前で発表することの難しさ、自分の考えを人に伝えることの難しさを学ぶことができました。 元々人前で発表するのが苦手な私は、資料作り、原稿作りにとにかく力を入れることで少しでも自信を持って発表できるようにしました。 資料を作る際には、どう言い換えれば、どの資料を使えば、自分の考えが100%人に伝わるのか、それを考えるのはとても難しく自分の中の最適解を見つけるのにとても時間がかかりました。 他者に自身のイメージを伝えること、伝わりやすいデザインの資料を作ることができるようになったのは自身の成長だと思います。 これからは、さらに他者に伝わりやすい表現を身につけることを目標にして頑張ります。

副学長賞

ふむやつ
《自由部門》

アイディアの概要

「ふむやつ」は足の甲に装着し、足裏でチャーム部分を踏むことで手軽に足裏をほぐせるアイテムです。使用しない時は装飾品として身につけられ、持ち運びも簡単です。装着したまま靴が履けるため、いつでもどこでもマッサージが出来ます。カプセルトイでの販売と小売販売の2段階で販売し、異なる客層へのマーケティングを行います。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 商学科4年 森本都生さん

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今回のビジネス・アイディアコンテストでは商品をどう売るのかに焦点を当てました。商品の特徴や良さはもちろんアピールしながら、どのような計画を持って販売するのかを考えました。今までのビジネス・アイディアコンテストの経験から商品の販売やマーケティングについて深堀しているアイディアは少ないと考え、他のファイナリストと差別化を図るためこの部分を強調しました。それができたことが今回での成長だと思います。今後は社会人となり働くため、このビジネス・アイディアコンテストで得た物事への視点やビジネスとしての考え方を生かしならがら仕事に取り組んでいきたいです。

東大阪商工会議所 会頭賞・オーディエンス賞

TI(タイ)字カミソリ
《自由部門》

アイディアの概要

TI字カミソリは、カミソリの新型モデルです。ペンのように、T字カミソリをキャップに、I字カミソリを本体にすることで、キャップをつければT字、外せばI字に切り替えられるようにし、片付けの際コンパクトに収まるように設計しました。また、背面にはペンと同じようにクリップが付いており、旅先などで鞄の中から探す手間も解消しています。ターゲットは美容意識のある男性(20〜30代)と、人と関わる職業の方々です。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 経営学科3年 市木 康太さん

★市木会頭2025BIC_0279.png 市木会頭2025BIC_0629.png
 
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私が今回の取り組みを通し、成長した点は「相手に納得させる力」でした。教授や知人の力を借り、聞き手としてのフィードバックを受け、改善を繰り返すことで私自身の案を更に説得力のあるものに仕上げていくことが出来ました。プレゼンでは、重要点を表現する際、アニメーションや自分自身が動きながら解説することで聞き手の頭に残りやすいよう工夫しました。ですが、試作品が存在しなかったことによりコストの予測不能だったことやビジネス戦略での自身では気づかなかった観点など、足りない面が数個見つかったので、次はもっと自身の発想に更なる気づきを増やしていき、質の良い発表を行い学長賞を目指していきたいです。

NPO法人東大阪地域活性化支援機構 理事長賞

のりがいらない!シールで貼るだけシート
《自由部門》

アイディアの概要

このアイディアは、リングノートにプリントを貼る際に使える「のりがいらない!シールで貼るだけシート」です。
このアイディアは小さい四角形のフィルム状のシートにリングに通すための切れ込みの入った穴、プリントを貼り付けるためのシール部分が付いていることが特徴です。剥がれにくさ、取り付けやすさなど既存の商品やスティックのりにはない強みを持っており、学生のノート提出の味方になるアイディアです。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 経営学科3年 増野 ソフィア美羽さん

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今回の大商大ビジネス・アイディアコンテストを通して、私は説明力が最も成長したと実感しました。自分のアイディアを初めて聞く人でも理解できるよう伝えることは至難の業だと考えております。アイディアを伝える方法は、PowerPointとプレゼンのみでした。それを最大限に活用し、コンテストが終了してからも100%までとは言いませんが、どこか記憶に残るアイディアになるよう尽力しました。
相手に伝える力というのは、社会人になってからも必要な能力です。このコンテストでは事前準備ができたのですが、社会に出てからは臨機応変な対応が求められる場面が多々あるはずです。その日のために、今回の貴重な経験を軸にし、さらなる自分らしい成長をしていけたらと考えております。

優秀賞(順不同)

くるっと印鑑ケース
《自由部門》

アイディアの概要

全体がゴムでできた印鑑ケースで、ケースを筒状に丸めることで印鑑を収納することが出来る製品です。
既存の製品と違い、柔らかい素材を使うことで印鑑への傷を防ぎつつ捺印マットとしての機能を加える事が出来ています。ターゲットは使用頻度がそれほど高くないものの、急に印鑑が必要になる人で、毎日持ち歩いても負担にならないようなコンパクトさを追求しました。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 商学科3年 西村 明日香さん

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今回、成長したと思うことは、昨年度挑戦したときと比べて落ち着いて発表ができたことです。まだまだ緊張してよく分からない発表になってしまいましたが、昨年より観客の顔を見て、話したいことを考えながら落ち着いて話せたからです。私は2年連続でファイナルステージに進むことができましたが、どの製品もちょっとコアな層に向けたものばかりだったので、今後はもう少し広い層に向けたアイデアを考えたいです。

優秀賞(順不同)

「ツインズ・スプレー」
《自由部門》

アイディアの概要

2つのスプレーボトルの底部同士をくっつけたもので中に化粧水などを入れて使用する。結合には磁石を使い、磁石なので合体と分離が簡単にできる。また、スプレーボトルだけでなく、乳液を入れられるボトルや美容クリームを入れるケースもアタッチメントとして存在し、合体・分離機能を使ってニーズに合わせたカスタマイズができる。洗面所やドレッサーを占領する美容品のボトルの数を減らす、または旅行先でスキンケア用品の取り回しやすく、荷物を減らす目的で考案しました。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 経営学科3年 福本 拓実さん

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ビジネスアイデアコンテスト(以下ビジコン)の中で成長したと思う所は時間管理が上手くなったことです。アルバイトや一般講義とその課題と平行して教職課程の課題や模擬授業といった取り組みをビジコンの準備と平行してこなすのは時間管理を徹底しないとできなかったと終わった今になると感じています。ビジコンを終えて数日が経ちましたが、現在、来年へのビジコンへのモチベーションが高く、次はファイナリスト、そして上位4名に選ばられたいです。(目標)また、その数日の中でビジネスアイデアを自然と探したり、 感じたりする機会が多くなったと感じます。そのような点も成長した部分といえるかもしれません。

優秀賞(順不同)

ベルトキープクリップ
《自由部門》

アイディアの概要

アイディア名は「ベルトキープクリップ」です。
ベルトを締めた時の余ってしまう部分を留めることが出来るクリップです。おしゃれを楽しみながら、ベルトをスッキリと見せることが出来るアイテムになります。シンプルなものや、装飾が施されたものがあり、ワンポイントアクセントにもなるアクセサリーです。ヘアクリップと似た造形で、裏にシリコンが付いているため、ベルトを痛めることなく使用することが出来ます。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 商学科2年 湯澤 澪さん

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私は今回の取り組みの中で成長できたことはアイディアを考案するきっかけの見つけ方です。今まで自分の悩みをコンテスト前に考えて捻り出したものをアイディアに落とし込んでいました。今回私が考案したアイディアは私の友人の長年の悩みから得たものになります。急いで悩みを出してもその悩みはそこまで大きな問題では無いため、長期間で悩んでいるものの方がアイディアとして深堀がしやすいのだと感じました。そのため、ビジネスアイディアコンテストの前に急いで悩みを探すのではなく、日頃のちょっとした悩みをメモして次のコンテストに挑み、次こそ学長賞を狙いたいと思います。

優秀賞(順不同)

「ありえへん!」超チーズ弁当
《企業部門》 課題提供企業:株式会社万代

アイディアの概要

私が考えた「超チーズ弁当」はチーズ弁当という商品がどこのスーパーにも売っていないという意外性を武器にチーズにチーズを上乗せするというジャンキーな発想を兼ね備えた弁当の商品となっています。私自身がチーズが好きであることから生まれた発想であり、テーマは「ご褒美」であり、お客様に幸せを提供したいという思いで発案させていただきました。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 商学科1年 渡邊 璃王さん

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今回私は一回生で初めてビジネスコンテストに参加させていただきました。とにかく挑戦できることは挑戦しようという気持ちで挑戦した結果このような経験をさせていただけて誠に光栄だったと思っています。自分で一から発案し、資料を作って、発表するという今後で必要不可欠な技術、経験でありながらも学生の間でたくさん経験するのは難しいことを一回生で体験できたのがものすごくいい経験であり、今後社会に出ていく上で必ず生きていくなと思いました。主にパワーポイントの作成をはじめ、一から発案し魅力を伝える難しさを学びました。私は将来的に起業、もしくは経営者になりたいと考えているので今回の経験を活かし人々の需要を考え、影響力のある人間になるため今後も積極的に、ビジコンなどに自発的に参加していこうと思います。良い経験をさせていただきありがとうございました。

企業賞

トリプルガード
《企業部門》 課題提供企業:スマイルキッズ株式会社

アイディアの概要

私が考えた「トリプルガード」は既存の窓ガラスフィルムを進化させたアイディアで、トリプルガードの機能はガラス飛散防止機能、プライバシー保護(防犯機能)、太陽光の遮熱・遮光機能の3つだけでは無く、水で貼り付けるタイプにしたり、トイレットペーパーのように適切な長さにカット出来るなどの便利な機能があるのも、大きな特徴の1つである。そのため、トリプルガードは誰でも簡単に扱う事が出来る。ターゲット層は幅広く、地震や台風などの災害による被害が多い地域や、南海トラフ巨大地震の被害が想定される地域だけではなく、小さなお子さんを持つ家庭、高齢者や大学生などの1人暮らしなどを想定している。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 経営学科2年 平岡 龍也さん

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今回のビジコンを通して、自分が成長したなと感じる所は「プレゼン力が向上した」である。今までは、人前で発表するのはとても緊張して、上手く発表出来なかったが、発表構成や喋り方などの細かいアドバイスを基に、ファイナル・ステージに挑んだ結果、緊張せずに発表することが出来た。
今後の目標は次回のビジコンでは「ファイナリストに選出すること」である。今回のビジコンの結果は「企業賞」だったので、正直悔しかった。ビジコンで得た経験や知識を活かして、さらなる高みを目指して行きたいなと思う。

企業賞

なんでも書けるホワイトタンス
《企業部門》 課題提供企業:東大阪異業種交流グループ 創遊夢

アイディアの概要

今回のアイデアは身近にある「タンス」にホワイトボードの「書き込む」という価値を付加し、物を収納しながら書き込みや掲示板的な役割を担うことが出来る。つまり、家族間での情報共有の場所として使うことができるとともに収納と記録の両立を図ることができる。また怪我の未然防止として書き込み時に発生するちりを受け止める「L時型ボードスタンド」の材質部分をゴム製にする事で安全性に長けているものに仕上げました。

今回の取り組みでの自分の成長と今後の目標

総合経営学部 経営学科2年 阪本 優人さん

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私は商業高校時代から、「地域にあるちょっとした違和感」から、ビジネスプランを立てたりしてきましたが、「ターゲット層を絞ったPR方法の設定」「商品を販売する上で手段や金額について」はあまり考えたことがなく、本コンテストを通じて、ターゲット層に沿ったPR方法の設定や類似商品の金額を参考にオリジナル商品の金額設定の方法について学習することが出来た。しかしながら、まだまだマーケティングに関する知識が不足していると言うことから、今後はビジネスに関する知識もそうだが、マーケティングに興味を持ち、より良い商品を企画できるように学び続けたいと思う。