アイディアの商品化実現
第20回(2022年度)『Ecoスライドシューズラック』総合経営学部商学科 阪口遥海
「学生アイディアからの商品化開発プログラム」
大阪商業大学の特色教育である起業教育の一環として開催しています「第20回大商大ビジネス・アイディアコンテスト」において、総合経営学部商学科4年阪口遥海さん(2025年3月卒業)が審査員特別賞を受賞したアイディア『すっぽりin(スッポリン)』は、課題提供企業のマツダ紙工業㈱と連携し、打合せ、市場調査、商品名の検討等を経て、商品名『Ecoスライドシューズラック』として商品化が実現しました。
この『Ecoスライドシューズラック』は、棚がスライドすることによりサイズ変更が可能な、ダンボール製のシューズラックです。
このアイディアの最大の特徴は2つあり、1つ目は棚をスライドさせ、横幅を調節することができるのでスペースに合わせて設置することができます。2つ目は下宿先や災害時の避難所等でも使用でき、ダンボール製のため廃棄も容易でエコな商品であるというメリットがあります。
- マツダ紙工業株式会社
東大阪で段ボール製品や紙器の製造をされており、「家庭に笑顔 ほっこりした家庭を」をコンセプトに、段ボールを使用したエコな商品開発もされています。
アイディア誕生から商品化にむけての経過
- 2022年10月29日
-
●第20回 大商大ビジネス・アイディアコンテスト ファイナルプレゼンテーション
審査員特別賞受賞
- 2023年2月21日
- マツダ紙工業株式会社からの試作品
- 2023年4月6日
- 第1回打合せ
- マツダ紙工業株式会社代表取締役社長 松田氏、企画・製品開発課長 古井氏と打合せ開始
- 市場調査の結果を報告(他社情報画像多数・価格・材質等)
- 形状・材質などの検討を始める
- 2023年5月18日
- 第2回打合せ
- マツダ紙工業株式会社代表取締役社長 松田氏、企画・製品開発課長 古井氏と打合せ
- 2024年2月22日
- 第3回打合せ
- マツダ紙工業株式会社に試作品レポートを報告
【価格帯、販売先・販売方法、試作品の使用状況等】
- マツダ紙工業株式会社に試作品レポートを報告
- 2024年3月~8月
-
- マツダ紙工業㈱で使用素材の検討
- 2024年9月13日
-
- ダンボールシューズラックを大阪商業大学附属幼稚園で仮使用開始
- 2024年11月25日
-
- 大阪商業大学附属幼稚園でのアンケート調査実施
- 2024年12月10日
-
- ダンボールシューズラックを大阪商業大学附属幼稚園での仮使用終了
- 2024年12月16日
-
- 大阪商業大学附属幼稚園でのアンケート調査結果をマツダ紙工業㈱へ報告
- 2024年12月~2025年2月
-
- マツダ紙工業㈱で使用素材の再検討
- 2025年3月3日
-
- 学生アイディアの商品化決定
- 2025年3月4日
-
- 商品名5案をマツダ紙工業㈱へ提示
- 2025年3月13日
-
- 商品名「Ecoスライドシューズラック」に決定
- 2025年3月
-
- 商品の販売を決定