フィールドワークゼミナール
東山明子ゼミナール
スポーツ心理学を基にスポーツ支援の在り方を考える
(フィールドワークゼミナールⅢ・Ⅳ)
スポーツは心技体すなわち、こころ、技術、からだ、の3つの調和が必須です。地域社会においては、技術を得る場はスポーツクラブやスポーツ教室などが応え、からだの育ちや維持は家庭や学校教育によってある程度充足されます。しかしこころについては、知識不足や適切な人材不足のために後回しにされているのが現状です。そこで、メンタルトレーニングやメンタルサポートの知識と技術を習得し、地域のスポーツ現場で役立てる術をフィールドワークにより探求します。
メンタルトレーニング・メンタルサポートを学ぶ
まず、メンタルトレーニングの基礎的知識として、意義や内容、技法などを学び、メンタルサポートに必要な心理アセスメントの一部についても習得します。
スポーツの心理的効果の調査
様々なスポーツ愛好者や選手を対象に心理アセスメントを使用して心理状態や心理的能力を測定し、スポーツ実施による心理的効果を検証します。加えて検査結果を対象者にフィードバックし、メンタルトレーニングやメンタルサポートを行うことにより、パフォーマンス向上に貢献し、スポーツメンタル支援の実践力を育みます。
様々なスポーツ支援の実践
アスリートへのメンタルトレーニングやメンタルサポートを行います。これまで、社会人バスケット選手や高校生スイミングチームへのサポートを行いました。さらに多様なスポーツ現場に活動を広げていきます。また、スポーツウエルネス吹矢大会を運営面から支援します。主催団体と協議して企画段階から参画し、大会当日の進行を担ったり、大会報告書を作成したりすると同時に、選手としても出場し、日頃のメンタルトレーニングの成果を発揮します。