フィールドワークゼミナール
米盛 安奈ゼミナール
ユニバーサル・観光まちづくり―来て住んで楽しいまちを考える―
(フィールドワークゼミナールⅡ・Ⅲ・Ⅳ)
日本は人口急減・超高齢社会にあり、地域経済・社会への影響は深刻さを増しています。そうした中、観光は地方創生のカギとされ、地域の観光資源の磨き上げや魅力の発信、共創による新たな価値創造により、域外からの観光客誘致・消費の拡大、関係人口の創出を目指しています。また、超高齢社会において、要介護者をはじめ、誰もが旅行を楽しめる社会の実現(ユニバーサルツーリズム)は、看過できない重要課題です。
「ユニバーサルツーリズム」プロジェクト
ユニバーサルツーリズムとはすべての人が安心して楽しめる旅行を指しますが、現状は多様なバリアが起因し、旅行に行きたいと思っても簡単には旅行に行けない方々がいます。本プロジェクトは、ユニバーサルツーリズムの実現を目的に、民間企業や地域、障害のある方等、多様な組織・人と協力し、課題の解決を目指します。これまでの活動として、観光地のバリアフリー調査や車椅子ユーザー観光モデルコースの作成と実証、福祉施設との協働イベントの企画・運営等に取り組みました。今年度も引き続き、実践課題を通じてユニバーサルツーリズムの推進を考えます。




「地域活性化」プロジェクト
観光は地域活性化のカギとして、観光交流人口や関係人口の拡大による経済・社会への影響に期待が寄せられています。本プロジェクトは、観光による地域活性化を目的に、民間企業や地域と協力しながら、課題の解決を目指します。これまでの活動として、コーヒーフェスティバルや地域イベントへのコーヒー出店を通じた地域活性化や、滋賀県大津京の商業施設内のカフェの場づくりに取り組みました。今年度も引き続き、コーヒーを活用したコミュニティの創出や地域活性化を考えます。



