お知らせ
宮城ゼミナール4年生が「海外旅行企画コンテスト」で準グランプリを受賞!
2019/05/21
5月18日(土)に、関西国際空港「関空旅博2019」会場内において、日本旅行業協会(JATA)主催 "第10回関空発「学生と旅行会社でつくる」海外旅行" コンテスト最終審査会(公開プレゼンテーション)が実施され、予選を勝ち抜いた6組の中から、宮城ゼミナールの4年生が見事「準グランプリ」を受賞しました。
"関空発「学生と旅行会社でつくる」海外旅行" コンテストは、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)と関西国際空港が、関西国際空港を発着する国際線を利用した「若者らしい斬新な発想で実行性ある企画」を募集する大会です。2010年より開催され、今年は10回目となる記念すべき大会でした。
このコンテストの優秀作品に選ばれると、旅行商品化される事もあるため、応募作品には旅行市場のニーズに合った実現可能性の高い企画案が求められます。
学生たちは、昨年の10月頃からコンテストに向かって研究に着手しました。
在外研究中の宮城博文先生に代わり、本ゼミナールを担当する近藤祐二先生の指導のもと、関西空港発着の旅行商品・旅行業界の問題点や課題をリサーチし、その解決策や実施方法を検討してきました。
そこで、近年ブームとなりつつある、ドラマやアニメなどの舞台を観光する「コンテンツツーリズム」に着目し、海外旅行に無関心な男性若者層ターゲットとした新しい市場を開発するイタリア旅行企画を立案し応募。
観光学を専攻する学生が多く応募する中、応募総数33組の中から見事最終審査会出場6組に選出されました。
最終審査会出場決定後、主催者様から指定いただいた協力旅行会社・株式会社エイチ・アイ・エス様のアドバイスを受け企画案をブラッシュアップ。数回にわたる打ち合わせを実施し、厳しいご指導を受けながら最終審査会の準備をしていきました。
最終審査会(公開プレゼンテーション)では、毎年、最終審査会に出場する常連校もあり、旅行業界・航空業界など多数の関係者が見守る中、積極果敢にプレゼンテーションをおこない見事準グランプリに輝きました。
<受賞企画案>
日本旅行業協会(JATA)主催"第10回関空発「学生と旅行会社でつくる」海外旅行"コンテスト 準ブランプリ
『ジョジョの奇妙な巡礼~黄金体験ツアー~』
(宮城ゼミナール4年生 細川 正樹、上田 沖風、神村 翔)
おめでとうございます!
<指導教員/近藤祐二先生のコメント>
本企画は、イタリアのリピーターもまだ知らない観光地をコースに入れるなど、初心者からハードリピータまで楽しめる内容に仕上がっていました。
また、マンガ原作の独特のポーズ(ジョジョ立ち)写真をSNSで共有するという昨今の若者層の行動様式も念頭に入れた企画が会場内で好評でした。本企画により、事業者は旅行業界の課題である「価格競争」から抜け出し、真の「観光(感動)体験」を「適正な価格」(これが重要)で販売可能となります。
大阪商業大学の学生が企画した課題解決策が新市場創出につながる、と審査員の皆様方に評価されたのではないでしょうか。
学生たちにとっても、単に「情報を集める」「考える」「仕上げる」という座学で習得できる力だけではなく、外部の企業様からの厳しいご指導により、社会人基礎力である「自分の想いを伝える力」が培われたと思います。ご協力いただきました、株式会社エイチ・アイ・エス様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。