協同組合と大阪府中小企業団体中央会の役割について | 地域社会と中小企業(講座スケジュール) | 大商大公開講座 | 大商大の学び | 大阪商業大学 - Osaka University of Commerce

地域社会と中小企業(講座スケジュール)

協同組合と大阪府中小企業団体中央会の
役割について

2022年06月16日

大阪府中小企業団体中央会

連携支援部長

岸本 貴志

2022年度「地域社会と中小企業」6月16日

<中小企業組合制度と中小企業団体中央会の役割>
中小企業組合制度とは、中小企業の事業者が組織化し、組合員企業が必要とする資材等を中小企業組合が一括で仕入れる共同購買事業などの共同事業を通じて、物や技術・情報・人材等個々では不足する経営資源の相互補完を図るための制度です。
 オイルショックや円高不況、バブル崩壊など幾多の困難にも組合共同事業によって、中小企業は混乱期を乗り越えてきました。またポストコロナに向けて中小企業組合制度を活用し困難を克服していくことが求められています。
中小企業団体中央会は中小企業の連携・組織化を支援するため、法律に基づき設立された団体です。主な目的は、中小企業の組織化を推進し、中小企業組合を通じて共同事業を推進することによって、中小企業の振興発展を図っていくことにあります。

<大阪府中小企業団体中央会の会員向け支援内容>
・組合運営上の各種課題に対する相談及び支援
・国等の各種支援策の活用支援
・組合運営やインボイス制度、デジタル化推進、働き方改革、事業承継等の情報提供
・各種共済保険制度の団体割引
・組合及び個人への各種表彰