お知らせ
東國大学校(韓国)にて第2回日韓課題解決力育成 プロジェクトを実施しました!
2025/02/06
東國大学校とは、2024年2月に業務協力提携(MOU)を締結し、その一環として共同プロジェクトを実施しています。このたび、2024年6月の本学での開催に続く「第2回日韓課題解決力育成プロジェクト」を、12月20日(金)~21日(土)に韓国で実施しました。
今回のプロジェクトでは、「韓国の新しい観光プランの提案」をテーマに、東國大学校からは19名の学生、本学からは12名のOBPコース生が参加し、両大学の学生で構成された6つのチームが編成されました。事前研修として、10月から各チームが韓国の観光地や流行情報を調査し、ターゲットとなる人物(ペルソナ)を設定するなど、オンラインで何度も打合せを重ね、東國大学校での最終プレゼンテーションに向けた準備を進めてきました。
12月20日(金)に、東國大学校ソウルキャンパスを訪問し、学生や教職員の皆さんから温かい歓迎を受けました。東國大学校 創業教育センター長のイ・チャンヨン教授からご挨拶があり、プロジェクトがスタート。午前にチームごとのミーティングがあり、午後に現地調査が行われました。
プロジェクトの開始にあたり、各チームに1名ずつ韓国のICT分野やコンサルティング業界の経営者がアドバイザーとして加わり、チームごとに事前研修で調べた内容に対するフィードバックが行われました。さらに、午後の現地調査に向けてポイントを整理しました。経営者を目指すOBPコースの学生たちにとって、この交流の機会は非常に貴重で、学びの多い時間となりました。
現地調査では、事前研修で得た情報をもとに、観光地巡りや韓国を訪れている日本人旅行者へのアンケート調査を実施するなど、最終プレゼンテーションに向けて観光ルートやペルソナの見直しを行いました。現地を訪れることで、より具体的なデータを得ることができました。
12月21日(土)の最終プレゼンテーションにおいては、東國大学校からは国策事業本部長 ジョン・ビョンフン教授、創業教育センター長 イ・チャンヨン教授、本学からは林幸治総合経営学部長、他4名が審査を行いました。
各チーム限られた時間の中で、「韓国の新しい観光プラン」についてプレゼンテーションを行いました。審査結果は、「Challenge Award」「Smart Award」「Innovation Award」として表彰され、最後は、東國大学校 国策事業本部長 ジョン・ビョンフン教授と本学の経営学部長の林幸治教授の講評(金度渕先生による逐次通訳)によって締めくくられました。
今回のプロジェクトに参加した学生からは、「コミュニケーションの必要性を感じた」「国際交流の楽しさ知った」といった意見に加え、「東國大学校学生のプロジェクトへ取り組む姿勢や効率よく作業する様子に圧倒された」という感想が寄せられました。
現地でしか味わえない体験が詰まった本プロジェクトは、本学の学生にとって非常に貴重な機会となりました。多くの学びを得た学生たちの今後のさらなる活躍を期待しています。